京都市左京区田中南大久保町の叡山電鉄線路内に乗用車が進入したと、3日午後8時ごろ、通行人から110番通報があった。京都府警によると、車は踏切から線路内に入り込み、約20メートル走って停止。対向してきた八瀬比叡山口発出町柳行き電車(1両編成)の運転士が気づいて非常ブレーキをかけ、車の約10メートル手前で停止した。けが人はなかった。

 下鴨署によると、車を運転していたのは京都府宇治市の男性(90)。踏切を越えて左折する際、運転を誤って手前の線路に進入したとみられる。男性は「なんでここにいるのかがわからない」と話しているという。署が過失往来危険の疑いもあるとみて、男性から事情を聴いている。

叡山電鉄の線路内に進入した乗用車。通行人らが線路の外まで車を押し出した(京都市左京区、通行人提供)

 この影響で、上下計15本に遅れが発生し、乗客約200人に影響が出た。