- JUST IN
「パナマ文書」報道の女性記者 殺害されマルタで葬儀
k10011210641_201711042053_201711042053.mp4
地中海のマルタで、いわゆる「パナマ文書」の報道に携わって、先月、殺害された女性記者の葬儀が営まれ、教会の大司教は圧力に屈することなく、記者が調査報道を続けていく必要性を訴えました。
マルタの記者、ダフネ・カルアナガリチアさん(53)は、各国の首脳などの資金隠しや課税逃れなどを暴いた「パナマ文書」の調査報道で、マルタのムスカット首相の妻が資金を隠していた疑惑を報じ、先月、運転していた車が爆破されて亡くなりました。
3日、現地の教会ではカルアナガリチアさんの葬儀が営まれ、家族の意向でムスカット首相は参列しませんでした。葬儀の中で教会の大司教は「ジャーナリストは人々の目、耳、そして、口になるという任務を怠ってはならない。自由に、賢く、好奇心を持ち、正直に、冷静に、使命を成し遂げることが必要だ」と述べ、圧力に屈することなく、記者が調査報道を続けていく必要性を訴えました。
このほか、葬儀にあわせて教会の周りにはおよそ1500人の市民が集まり、国歌を歌ったり、大きな拍手をしたりして、カルアナガリチアさんとの最後の別れを惜しんでいました。
この事件をめぐって、マルタの警察はアメリカのFBI=連邦捜査局の支援を受けながら捜査を続けていますが、容疑者はいまだ拘束されていません。
3日、現地の教会ではカルアナガリチアさんの葬儀が営まれ、家族の意向でムスカット首相は参列しませんでした。葬儀の中で教会の大司教は「ジャーナリストは人々の目、耳、そして、口になるという任務を怠ってはならない。自由に、賢く、好奇心を持ち、正直に、冷静に、使命を成し遂げることが必要だ」と述べ、圧力に屈することなく、記者が調査報道を続けていく必要性を訴えました。
このほか、葬儀にあわせて教会の周りにはおよそ1500人の市民が集まり、国歌を歌ったり、大きな拍手をしたりして、カルアナガリチアさんとの最後の別れを惜しんでいました。
この事件をめぐって、マルタの警察はアメリカのFBI=連邦捜査局の支援を受けながら捜査を続けていますが、容疑者はいまだ拘束されていません。
「パナマ文書」報道の女性記者 殺害されマルタで葬儀
地中海のマルタで、いわゆる「パナマ文書」の報道に携わって、先月、殺害された女性記者の葬儀が営まれ、教会の大司教は圧力に屈することなく、記者が調査報道を続けていく必要性を訴えました。
マルタの記者、ダフネ・カルアナガリチアさん(53)は、各国の首脳などの資金隠しや課税逃れなどを暴いた「パナマ文書」の調査報道で、マルタのムスカット首相の妻が資金を隠していた疑惑を報じ、先月、運転していた車が爆破されて亡くなりました。
3日、現地の教会ではカルアナガリチアさんの葬儀が営まれ、家族の意向でムスカット首相は参列しませんでした。葬儀の中で教会の大司教は「ジャーナリストは人々の目、耳、そして、口になるという任務を怠ってはならない。自由に、賢く、好奇心を持ち、正直に、冷静に、使命を成し遂げることが必要だ」と述べ、圧力に屈することなく、記者が調査報道を続けていく必要性を訴えました。
このほか、葬儀にあわせて教会の周りにはおよそ1500人の市民が集まり、国歌を歌ったり、大きな拍手をしたりして、カルアナガリチアさんとの最後の別れを惜しんでいました。
この事件をめぐって、マルタの警察はアメリカのFBI=連邦捜査局の支援を受けながら捜査を続けていますが、容疑者はいまだ拘束されていません。