心を半開きにするブログ

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やっぱりブログは書こう書こうと思って書かない方が良い。

書こう書こうと思っているときは、だいたい大層なものを書こうとしているときだ。

何か素晴らしいもの、きっちりしたもの、評価されるものを書こうとしている。そんなものを作ろうとするからしんどくなる。

 

あんまり書こうと思わないで書くくらいがちょうどいい。

ちょうどいい湯加減、さじ加減というのが温泉にもあるものです。豪華できちっとしていいね!を貰えるように作り込まれたところよりも、気軽にふっと入ってあたたまれる湯のほうが、普段使いにはあっている。

 

ブログも同じです。

まず自分が日々の中で居心地よくつかれる場所でないと。

私にとってはブログは心の垢を落とす場所です。垢と言ったらよくない言葉なので語弊があるかもしれないけど、心の重荷を下ろすとか、何かを積み下して精神を軽くするとか、気持ちをふっとゆるめるとか、そういう感じの場所です。

ブログを書くために日々疲れてしまったのでは私にとっては本末転倒です。

 

ブログは心から自然とこぼれてくるもので書くくらいがちょうどいい。

そういうものは自然と誰かの心にも入っていくかもしれない。入っていかないかもしれない。

でもとにかく、心を半開きにしておいて、そこからこぼれ落ちてくるようなブログでありたい。

良いことが書けるか、書けないか、そんなことは一番重要なことじゃなくて、心にはいろんな動きがあるから、その時々で矛盾があってもいい。それが心を半開きにして書くブログなのだと思います。