そもそも普通のネパール人は「アトピー」に相当する言葉を知らない。
当初はネパール人特有の遺伝子にまつわる何かが理由だと考えられていたがアトピー持ちの研究者がネパールに数ヶ月住み始めてから事態は変わった。その研究者は特別な行動をしていたわけでないのに完治したのだ。
現地の食材に原因を求めたが何も見つからない。もしかしたらとネパール在住の外国人を調査したところネパールに住み始めてアトピーが完治したという外国人が多数見つかった。
この調査結果は世界の衝撃を与えるとともに各所からの支援を受けることにもなり現在ではいくつかのアトピー専門研究センターが開かれている。治療法は確立されていないものの世界中から治療を求めてネパールに訪れる人が絶えない。
ちなみにエベレスト北壁を日本で初めて登頂した重広恒夫、重度のアトピー持ちだったが高所順応で数ヶ月チベットに逗留していた間になぜかアトピーが治った。登山愛好家の間では有名な話。
ピロリ菌や寄生虫は人間と共生するために、アレルギーを抑える物質を出すことがある。ネパール特有の細菌か寄生虫に感染したのではという説もあるが未だ結論には至っていない。全部俺の作り話だが。
時間泥棒は虚構新聞ともども死んでほしい