今あちこちの温泉街で頑張っている温泉宿のうち、昭和時代より前に開業している宿は結構多いのだろうと思っています。そんな温泉宿は建物も結構古くなってきています。古いと味わいもあるのですが、古くなると清潔感や利便性の問題も出てきます。
普段、部屋数の少ない小規模旅館に泊まることが多いせいか、宿が大幅リニューアルするという例はあまり見たことがありません。が、小さな宿も、長い目で見ているとあちこちを少しずつ新しくしている場合があります。一見して気づかないのですが。
そういう、こまめに手を加えている宿は、あくまで自分の経験上ですが、たいていがいい宿です。逆に、余裕がないのか、施設の老朽化等に対応できていない宿も多くて、そういう宿はちょっと心配になってしまいますね。
今回はそんなことを書いてみます。
温泉宿の改装
家電関係の入れ替え
改装ではないのですが、手っ取り早いと思われるのが、家電関連の入れ替えです。今はほとんどの宿のテレビが地デジ対応の液晶テレビになりました。10年ほど前はブラウン管のテレビがメインで、お金を入れないとつかないテレビもたまにあったくらいです。
あとは照明がLEDだったり、古い宿でもエアコンが新しかったり。それから家電ではないのですが、宿の廊下等にWi-Fiルーターが設置されて、宿でインターネットを無料で利用できることが最近かなり増えました。
逆に、冷蔵庫は何故だか古いままで生き残っていることが本当に多いです。
トイレ・洗面所のリフォーム
お部屋にある洗面所・トイレがリフォームされているのもよく見かけます。古い宿でも、トイレがシャワートイレだったり、洗面所が真新しかったりします。部屋ごと新しくなっているケースもあり、やはりトイレ周りを重要視する宿は多いのでしょうか。
逆に、まだ和式トイレが健在という宿も時々あります。和式を見るとそのレアさに驚くのですが、そんな場合はフロアにある共用のトイレをチェックしてみます。部屋のトイレが古くても、共用のトイレがシャワー式だったりすることもありますので。
また、洗面所でも、共用の洗面所は古いままで残っていることが多く、味があっていい感じです。古い宿に泊まったら、チェックしてみると面白いかと。
お部屋に浴室がある場合もありますが、低価格で泊まれるような温泉宿の部屋にあるお風呂のお湯は温泉ではないですし、お部屋のお風呂の利用頻度が高くないせいか、古いままだったり、掃除も行き届いていないことも結構あります。。
お風呂のリフォーム
大浴場がリニューアルされる、というケースも時々あります。例えば古い宿でも、お部屋のトイレ同様にお風呂が新しかったりすることもあります。
あとは、以前は混浴だったお風呂に仕切りがついて男女別になっているのを見たことがあります。ネット上の古い情報で「ここの宿の内風呂は混浴です」と書かれたままになっているものもあり、見る人が信じてしまうかも…と少し心配してみたり。
この静かな温泉ブログも、情報が古くて結果的に現在と違う、というのは、なるべく確認して直していきたいと思いつつです。
静かな温泉ブログの改装
そう、我が静かな温泉ブログ、リニューアルとまではいきませんが、少し手を加えたいと考えました。デザインもほぼ、はてなのデフォルトに近い状態なので変えたいのですが、まずは外見より構成を変えていこうと。
最初はカテゴリを見直したり、インデックス記事を作り直すことから始めていきます。今は「温泉旅もろもろ」みたいな、一見オマケと思われてしまいそうなジャンルに属する記事が一番多くなっている。それはちょっと・・・なので。
その後で外見も少しずつ手を加えていくつもりです。静かな温泉街の小規模な温泉旅館と同じく、コツコツやっていこうと思います。工事中は何かとご不便をおかけすることもあるかもしれませんが、そういうことなので、今後もよろしくお願いします。
さて、今度はどこへ行こうかな。