夫(みどりいろ)です。
株価がえらいことになっています。10月には過去最長連騰の16日を記録しました。10月全体でも19勝2敗。勝率90.5%。これも過去最高。
11月に入っても勢い止まらず。1日には6ヶ月ぶりの上昇幅の408円高。2日は、3連休前の利確売りが予想されるにも関わらず、119円高となり、日経平均は22539円に。
僕の中では10月後半くらいから、絶好の日経ダブルインバース上場投信<1357>の購入タイミングなんじゃないかと、日々指数をチェックしています。
ただ、色々と定性情報も多く、本当に<1357>の投資タイミングがきているのか、ごちゃごちゃ、もやもやしていました。
なので、来週以降の投資方針について少し考えを整理しました。せっかくなので、ここにまとめてみます。
当たり前ではありますが、以下の内容は、あくまでも僕個人の投資方針の話。内容については保証できるものではありません。なので、売買はご自身の判断でお願いしますね。
以下、目次です。考えたプロセスもまとめたので、結論だけ欲しい方は、目次で結論だけどうぞ。
日経ダブルインバース上場投信(1357)を検討した理由
以前に、以下の記事をまとめました。自分でいうのもなんですが、すごく使える記事だと思っています。(それほどアクセスを集めてませんが笑)
投資センスがない僕が、株に自信を持てるようになった4つの指標
ここでもまとめた通り、僕は下記の大原則を大切にしています。
「安く買って、高く売る」言い換えると、「自分なりの底値、高値の判断指標に忠実に、機械的に売買ルールを徹底すること」
という原則です。
では、安い(底値)のタイミングをどうか測るかというと、上記記事の通り、以下の表のイメージを持っています。
この各指標が上記表の数値にある時、底値圏と判断し、積極的に購入を検討するのが日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>です。日経レバレッジ<1570>は日経平均の2倍の値動きをする銘柄。つまり、底値に近く、これから「日経平均が上がりそう」と言う時に買う銘柄になります。
そして、高値はその逆になります。具体的には以下の表のようになります。
この表の通り、各指標が上記の表の数値の時、高値圏と判断し、持っている銘柄を売ることが多いです。また、高値の時に購入を検討するETFがあります。
それが、日経ダブルインバース上場投信<1357>です。
日経ダブルインバース<1357>は、日経平均の反対の値動きをする銘柄です。つまり、高値に近く、これから「日経平均が下がりそう」と言う時に買う銘柄になります。
そして、今まさに日経平均は、歴史的な高騰劇を見せています。
具体的な指標でいうとこんな感じ。
1)騰落レシオ 125%(11月2日)
2)信用評価損益率 -8.36%(10月27日)
3)25日移動平均乖離率 5.86%(11月2日)
4)新高値更新銘柄数 389(11月1日)
表の4つの指標基準から見ると、今は相当な高値圏。なので、日経ダブルインバース<1357>の仕込みを考えていました。
今は本当に高値圏なのか?
ただ、<1357>への積極投資を躊躇する自分もいました。世界的な株高。これから一気に下がる気配が感じられません。日銀の買い支えも強烈です。
「今は本当に高値圏なのか?」そんな問いが常に頭にありつつ、もやもやしていました。なので、そのもやもやの一つ一つを整理してみました。
もやもや①:日銀によるETF買い
2016年8月、日銀は年約6兆円のETFの買い支えを行うことを発表しました。そして2017年の11月までに、日銀はETF買いを1日約730億を年間60回程度実施しています。10月の16連騰の際に一度もETF買いを入れなかった日銀。年末まで約2ヶ月で、まだ約1兆3000億の余力を残しています。つまり、年末まで約17回くらい730億の買い支えを行えます。
また、専門家の試算だと、日銀の買い支えによる日経寄与度はこの1年間で4000円程度だと何かの資料でみました。
つまりその日銀の寄与度を引くと、現状の日経平均は18500円。現在の好調な企業業績を考えると割高とは言えないかもしれません。
もやもや②:世界的に株価押し上げの兆候
2017年は世界的に株価が大きく上がっています。以下のサイトの情報にある通り、日本は世界的に見れば上昇率がまだ低い方。世界比較で見ると、まだまだ上昇の余地がありそうです。
もやもや③:仮想通貨をはじめとしたリスクマネー
今年はビットコインを初めとするリスクマネー傾向が強いです。今年の仮想通貨の上昇率を考えるとその資金が流れて来ることが予想されます。しかも、11月に入りビットコインも急上昇しています。
もやもや①〜③を踏まえると、今の日経平均の状況って決して高値圏とは言えないように思えてきました。
とにかく、①の理由がでかすぎますね。2%の物価安定を目標に掲げる日銀。今の株高の状況は最高のチャンス。手を緩めず、日経が下がる場面は躊躇なくETF買いをするでしょうね。
結論
以上を踏まえて、来週以降の投資方針を決めました。
●現在の日経平均は、高値ではないと判断
●なので、日経ダブルインバース<1357>の購入はステイ
●超異常な数値を設定し、その数値で<1357>を検討。
●超以上事態とは、
a)日経平均の25日移動平均乖離率が10%を超えること。
※数年に1回あるかどうかのレベル。
b)信用評価損益率がプラスになること。
※これも数年に1回しかないレベル
●とは言え、個別銘柄も手を出さずキャッシュポジションを増やし、万が一の暴落などに備える。
来週以降も株式市場から目が離せません。
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