お疲れ様でございます。
今週は3連休の方もいらっしゃるのでしょうか。
私は、非強制分業下の薬剤師の役割について考えさせられる1週間でした。
分業率は70%を超えているそうです。
その中で、医師に「院外処方にして下さい」と営業して実現した分業が何%くらいあるのでしょうか。
MRやMS出身の方の経営者が多いことや、医師への営業が必要な企業を見るに、相当数あるのではないかと考えています。
今後、分業率や薬剤師の役割はどのように変化していくのでしょうか。
ヘパリン類似物質、次回改定で処方制限か
「ヘパリン類似物質等の保湿剤が医療費を使用して処方され、美容目的等で使われている」とテレビやネット等のメディアでも大々的に報道されています。
私が見たテレビでも、自己負担の無い子供に処方してもらう例が詳しく報道されていました。
常備薬としての薬、ビタミン剤、スタッフや家族の薬など、他にもある気がします。
私は、疑わしきは全て疑義照会するような勇者ではなく、保身を優先している薬剤師のためコメントする資格はありません。
11月1日の中医協でも話題に上がっているようで、次回改定で処方制限されるのかもしれません。
中央社会保険医療協議会資料より(PDF)
25日の財政制度等審議会の資料(PDF)には湿布、ビタミン剤、漢方薬の記載もありました。
11月1日中医協開催
議事録がまだでていないので、各社の記事のみですが、若干内容が異なります。
【中医協】残薬調整で医師に疑義照会なしはあり得ず - CBnewsマネジメント
薬剤師の処方提案に基づく減薬を評価する案示す-DIオンライン
資料には「リフィル」の文字はありませんでした。
「分割調剤」の拡大について医師会が反対しているような内容の報道もありましたが、どうなるのでしょうか。
議事録待ちです。
東和薬品34品目を販売中止へ
後発品20成分、34品目を販売中止とするようです。
品目のリストはこちら(東和薬品HPより)
減薬確保や需要の減少等が理由のようですが、需要の減少で販売中止していいのであれば、後発品が存在しなくなる先発品がでてくる可能性があるということでしょうか。
武田テバも100品目の販売中止を予定しています。
12月にも大型の製品がGE解禁されますが、個人的にいつも思う事2点
- AGの先行販売は迷惑
- 銘柄が多すぎる
医科でも不正??
RISBOX | 医薬経済社で気になる記事がありました。
有料サイトのため見出ししか見れませんが、加算を算定するために減薬したのであれば、薬局業界でいう付け替えと同じことだと思うのですが・・・
タイトルは不正や不祥事ではなく、「裏技」と表現されておりました。
ツイッター情報ですが医師会は養護しているようで、切り捨てる薬剤師会とは大違いです。
他の報道機関からの情報も無く、これが「力」の違いなのでしょうか。
ブログ紹介
最後に、こつぶさんが運営するブログ「一問一答!薬剤師・薬学生のためのプライマリケア」の紹介です。
cotsubu.info
私も一時期、毎日ブログを更新していた時期がありましたが、なかなか大変でした。
こつぶさん、体を壊さない程度に頑張ってください。