昨日、子どもとポケモンGOでポケモンを探していたところ、ポケモンGOアプリでスマホから流れるポケモンを発見したときの効果音が流れたとき、子どもが「ここにPokemonがいるよ!」と建物の裏側を指差した直後に、「あ、ネコもいる」と自動車の下にいるリアル猫も指差しました。
このとき私は「『電脳コイル』だ!」と思いました。
『電脳コイル』とは2007年にNHK教育で放映されていたアニメ作品です。『電脳コイル』の世界では、デジタルとリアルが融合していて、特殊なメガネをつけることでデジタル情報(電脳世界の情報)を見ることができます。文化庁メディア芸術祭や日本SF大賞で取り上げられたので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
私はこの作品が好きで好きで、当時、周りに布教したものです。身近の中にデジタルがあるという世界観が大好きでした。
その電脳コイルの第1話では、電脳迷子ネコのネコ探しのエピソードがあります。下の画像は、電脳ネコを捕まえようとするシーン。(第1話はGAO!で見られます)
私の子どもが捕まえようとしたのはポケモンであって、電脳ネコではありませんでしたが、子どもがデジタルデータであるポケモンと、リアルなネコを同時に認識しているあたりが、『電脳コイル』っぽかったわけです。
『電脳コイル』の時代は2026年という設定です。あと10年ぐらいしたら、VRメガネが普及し、本当に『電脳コイル』のような世界になる可能性もなきにしもあらずと思います。
世の中がどう変わるかも楽しみですし、こういう物の見方を身につけた我が子がどう育っていくかも、これもまた楽しみです。