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富山紅白 個性派 新顔 富山市ファミリーパーク
富山市ファミリーパークで3日、鳥類2種の展示が新たに始まった。インドネシア・バリ島の一部にのみ生息する「カンムリシロムク」と、東南アジアに生息する「リュウキュウアカショウビン」。パーク内で展示されている鳥類はこれで33種、346羽になった。(山中正義) 声自慢 キョロロロロ…ムクドリの仲間のカンムリシロムクは、雄と雌の成鳥を2羽ずつ展示している。白い体と目の周りの青色が特徴で、体長は25センチ程度。 農業開発による森林伐採や密猟などで個体数は減り、現在、野生として生息しているのは100羽ほどといわれている。 国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストでは、絶滅の危険が最も高いとされる。 パークの4羽は横浜市繁殖センターから借り入れたもので、繁殖にも取り組む。 絶滅危惧 野生には100羽リュウキュウアカショウビンは、沖縄県で保護された雌雄不明の成鳥1羽を公開している。体長は27センチ。 カワセミの仲間で、長いくちばしを使って水の中の魚などを食べる。「キョロロロロ」という鳴き声も特徴。夏に沖縄地方に渡って来るが、本州ではめったに見ることができない。 動物課動物調整係の高久滋係長(46)は「鳥類は色や形が多種多様。実際に見に来てほしい」と呼び掛ける。 |
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