昨日、約一週間ぶりにブログ投稿をしたのだけれども、関西弁でいうところの「やったった感」が生まれてきました😅
※「やったった感」とは、達成感にドヤ顔成分がミックスされたような感情のこと
ブログ書くゆとりがない❗などと自らホザいていましたが、やっぱり私、ブロ書くのが好きなんじゃん😉
このツンデレオカマ❗❗
こいつめぇぇ(*^∇^)σ)゚ー゚)
というわけで、京都国立博物館の「国宝展」レポの第二弾です😊
【絵画】仏教画と巻物
東寺の両界曼荼羅図が見られたのはとてもよかった。東寺でもめったに公開しないんだよね。(重文の曼荼羅図はいつぞやに見たような気もするけど)
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(よそのサイトから写真を引用するのが面倒くさいので、アフェリエイトリンクで代用する。あっ、買わなくてもいいからね!)
私は仏教に関する知識に乏しいので、曼荼羅図を見てもよくわからないのだけれども、曼荼羅図と聞いて思い出すのは、心理学者のユングが曼荼羅図に興味を持っていたというエピソード。確か、河合隼雄の本で読んだように思う。
ユング自身だったか、ユングの患者だったか、とにかく病んでいる人が象形するものが、曼荼羅図に似ていることを見つけたというエピソードだったように思う。
洋の東西を問わず、精神世界を突き詰めていくと、似たような構図にたどり着くのかもしれない。それにしても、曼荼羅図に行き着いたユングもすごい。
巻物としては、有名な源氏物語絵巻が、徳川美術館から貸し出されていました。
徳川美術館には1993年だか94年だかに行ったきりだけど、その時見たのかな?さすがに覚えていない😅 徳川美術館は最近、刀剣乱舞で有名になってるけど、私が当時に見に行った時も、刀剣が目を引いたという思い出がある。
ところで、源氏物語絵巻って構図が面白い。斜め上45度くらいの観点から、屋根や天井をすっ飛ばして書いてるんだよね。(今調べたら、吹抜屋台という描写方法なのだそうだ)。下記のリンクのような構図ね。
教科書やテレビなんかではおなじみだけど、現物を見て初めて「あっ、斜め上視点だ」って気づくんだよね。私が浅識なだけなのだろうけど、現物の力ってすごいなあと、展示を見ながら驚いた。
【工芸】ホンモノの天目茶碗
油滴天目という天目茶碗が展示されていました。
最近、「なんでも鑑定団」に出品されて真贋論争となってたよね。京博に展示されているのは紛れもないホンモノだけど。
amazonで売っている天目茶碗は、もちろん国宝級のものとは全然違うんだけど、ホンモノは、茶碗の内側にある藍色のグラデーションがとても自然できれい。
他に工芸品で印象に残ったのは、青磁の下蕪花入。国宝級の青磁を見たのは初めてのこと。透き通るような青色。
陶工の力量と、自然と偶然が織りなしてできあがった唯一無二の産物なんだろうね。
【書跡】著名な人物の自筆の日記としては世界最古の「御堂関白記」
みなさんご存知、藤原道長。権勢を誇ってましたね。その自筆日記本「御堂関白記」が展示されていました。御堂関白記は、著名な人物の自筆の日記としては世界最古。そのため、ユネスコの「記憶遺産」にも認定されています。
御堂関白記は(私も浅識なので知らなかったけど)、藤原道長が、当時の暦にチョコチョコっとメモ程度に日記を書いたものらしい。更級日記みたいに、心情バリバリの長文日記ではないということだった。
現代に例えて言うと、菅原孝標女ちゃんがエモい長文ブロガーならば、藤原道長さんはbotに近いツイッタラーってとこですな(違)
やはり京都国立博物館は最高!
国立博物館の展示はやはり興奮します。特に「国宝展」なんて、なかなか行けるもんじゃないしね。(3年前の鳥獣戯画展も大変よかった)
その土地土地の博物館も、もちろん面白いんだけどね。
京都国立博物館の「国宝展」、控えめに言って最高でした😉