チャイルドシートは音声操作、ドラレコは360度記録の時代。モーターショーのカーメイトブースで先端カー用品を見る
ドラレコが360度記録になると、事故の原因究明に大きく貢献
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2017年10月25日~11月5日まで開催される第45回東京モーターショー2017。カー用品総合メーカーであるカーメイトのブースでは、音声コントロールするチャイルドシートや、ドライブレコーダーにもなる360度アクションカムといった、Engadget読者的に刺さりそうな製品が展示されていました。
今回は、それらの製品をレポートします。
Gallery: TMS2017_CARMATE | 15 Photos
音声コントロールで操作ができるチャイルドシートコンセプト「クルット」は、「VUI=Voice User Interface(音声ユーザーインターフェース)」を搭載し、チャイルドシートの向きやシェードの開閉を音声操作で行えるというものです。
ともすればスマートフォンと連携させて、音声アシスタント経由で操作できそうだし、そちらのほうが便利なのでは、という気もしますが、カー用品の中でも信頼性が重視されるチャイルドシートということで、安全性を担保しやすい独立操作系統が必要なのかもしれません。
動画はこのような感じです。今回はまだコンセプトモデルということで、音声認識や動作にぎこちない面もありますが、運転中など手が離せない時にも音声で操作ができるというのは便利かもしれません。
続いては、ドライブレコーダーにもなる360度アクションカム「d'Action 360(ダクション 360)」を紹介します。こちらは既に発売中で、実売価格は5万5000円前後。
基本的には全天周カム(カメラ)ですが、アタッチメントやオプションを使うことで、ドライブレコーダー、アクションカム、駐車監視など、様々に活用できるモデルです。
車載の場合、バックミラーの横に設置することで、車両の全周を記録できるドライブレコーダーとして使用できます。さらにオプションの監視ユニットを併用すれば、エンジンがかかっていない時でも動作が可能に。いたずらや当て逃げなどの事態でもしっかりと記録します。
通常のドライブレコーダーに対してのメリット、言い換えれば事故の発生する前後に全周が記録できることのメリットは、どのような状況で事故が発生したのか一目瞭然なことです。
とくに周囲の車が絡む場合、たとえば周囲の無理な追い越しや危険運転(煽ったり、幅寄せしたり)の結果として事故になった場合などは、360度映像が見られることで本当の原因がわかりやすくなります。
前方しか記録しないドライブレコーダーでは追突などの後方からの事故原因を記録できませんが、全周記録であれば、事故原因の究明に役立つというわけです。
ドライブレコーダーだけでなく、360度アクションカムとして活用できますので、目的地まではドライブレコーダーとして、目的についたらアクションカムとして撮影を楽しみ、帰路もドライブレコーダーとして活用......と、車で移動する人は毎日使えるアイテムです。