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2018年のJGC修行がついに始動!1月のフライトスケジュールを完全攻略

11月1日、2018年のJGC修行のシーズンがついに始まりました!

そう、JGC修行で定番の「特便割引21」の航空券がついに販売を開始です!

「特便割引21」は搭乗日の2ヶ月前の同日が発売開始日です。

2018年1月1日の特便21は、2017年11月1日が販売開始時期。

初日から激しい争奪戦がありました。

「航空券が取れなかった!」「2018年に修行する予定だったけど忘れてたよ!」という方でも気を落とす必要はありません。

1月の航空券は安いと言われていますが、1月1日から1月8日までは、正月や成人式などによる特別価格。実際修行に利用されるのは1月9日以降です。

そう実際のJGC修行の本格始動は11月9日です。

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今回は、2018年版のJGC修行の1月のスケジュールについて今日はじっくりと解説したいと思います。

 

 

 

JGC修行とは?

JALやANAなどの航空会社は一部の格安航空会社(LCC)を除いて、マイレージ制度と呼ばれる多頻度顧客向けの会員プログラムを持っています。

その中でも、頻繁に飛行機に登場する人に向けて、「上級会員制度」を設けています。

JALは「JGC (JALグローバルクラブ)」,ANAはSFC(スーパーフライヤーズ会員)と呼ばれる制度です。

上級会員のメリットについてはこちらの記事をご覧ください。

 

実際にJGC修行を行うポイントを説明します。

まずJGC修行を行うためには、「海外路線での修行」「国内路線での修行」があります。

本ブログでは、「国内路線での修行」について解説します。

その理由は・・・・・単純に私には4歳の子どもがおり、2泊3日などで家を空けることや、航空券の安い平日に会社を休むことが難しいからです。社畜&家畜なのです。。。。

ハードルが高い国際線修行に比べると国内線修行のハードルはとても低いです。

もちろん日帰りでも可能ですし、JGC資格取得に必要な総金額もむしろ安いくらい。

今日は国内線でのJGC修行についてしっかりとご説明したいと思います。

 

なお、本日は今すぐJGC修行に取り組むための実践編です。

JGC修行の全体像を知りたい方はまずは入門編としてこちらの記事をお読みください。

 

 

mairu-de-hawaii.hatenablog.jp

 

魅惑の50回搭乗とは?

さて、JGC会員を得るための条件は

「50,000FOP獲得or50回搭乗」

というもの。

50回搭乗はわかりやすいですよね。しかもANAのSFC会員制度にはこの条件はありません。JALのみに設定されている条件です。

文字通り単純にJAL便に50回搭乗すること。(特典航空券での搭乗はカウントされません。)

「羽田-伊丹って安くて近いんでしょ?これ50回乗るのが一番オトクじゃない?」

と思われるかもしれませんが、羽田ー伊丹って案外高いんです。飛行機よりは安くなることもありますが、ビジネス路線で常に満席に近いだけあって、それなりの値段なんです。

50回搭乗でオトクなのは、ものすごく近距離で飛行機を飛ばしている路線。「伊丹-但見」「福岡ー宮崎」「沖縄の離島路線」などなどです。

羽田空港の場合は、そういう場所は新幹線が通っているので近距離路線はありません。

山形などが比較的近いんですが、便数が朝晩2便ずつ程度と全然ありません。

羽田空港をホームにする場合、自費で50回搭乗は現実的には厳しいです。

逆に「伊丹」「福岡」「那覇」がホーム空港の場合は、50回搭乗の全然有りだと思います。

ただ同じ路線を50回搭乗するのは結構飽きてしまいます。

ただ、羽田空港を拠点とする場合や、いろいろな景色を楽しみたい場合はやっぱり50000FOPが現実的なところです。

50000FOPのJGC修行にはファーストクラス利用が不可欠。

50,000FOP必要といいますが、FOPとは何でしょうか?

飛行機の距離は通常マイルで計算します。羽田-伊丹は マイルです。

「マイルが貯まる」ってやつですね。

上級会員資格の判定基準となるのはFOP(フライ オン ポイント)と呼ばれる基準です。

これはマイルをもとにしながらも、運賃種別や搭乗クラスによって算定します。

例えば距離としては羽田ー那覇は距離としては984マイルで、JAL最長です。ただパッケージツアーだと積算率が低く984FOPです。

羽田ー伊丹は280マイルですが、最も積算率の高いファーストクラス・普通運賃利用だと1240FOPがたまります。区間距離は那覇の1/3以下ですが逆転してしまいます。

 

実際にどの路線でどれくらいFOPが貯まるかは、JALのページで確認できます。

https://www.jal.co.jp/jmb/flyon_rn/

 

このFOPを効率的に貯めるには「なるべく長距離」を「なるべく高いクラス」で乗ることが必要です。

なるべく長距離というのは国内線では「羽田-那覇」で984マイルあります。

意外なことに、羽田ー福岡(567マイル)、札幌(510マイル)などの倍以上で圧倒的です。

でも距離が長いと高いんでしょ?特に沖縄路線なんて・・・・

JGC修行で一番オトクなのは、「人気のない時期に仕方なく飛ばしているけど、空気を運ぶよりも人を運んだほうがいい」という時期に「飛行機をたくさん飛ばしている路線」になること。

そう、冬の沖縄と言うのはまさにこの条件にマッチしているのです!そのため年間を通して1月から3月くらいというのは非常に安い!

なお、5月の連休明け〜6月にかけて沖縄地方は梅雨時期となるため、この時期も観光客が少なくて安い!

JGC修行の狙い目はこの時期です。

 

そしてもう一つ、なるべく高いクラスに搭乗するという点では「ファーストクラス」の利用が不可欠。

「でもお高いんでしょ?」

いやいや、JALのファーストクラスは普通席よりも8000円高いだけ。しかももらえるFOPも、割増になるため、結果的にファーストクラスだけで優雅に搭乗して50,000FOPに達成するのと、エコノミーの狭い座席で我慢して50,000FOPを達成するのは総金額が変わらないという結果になるのです。

 

エコノミー 1,876FOP 15,890円 8.4円/FOP

クラスJ   2,072FOP 16,890円 8.2円/FOP

ファースト 2,860FOP 23,890円  8.3円/FOP

 

単純往復だとした場合、エコノミーなら搭乗回数24回必要ですが、クラスJならば22回

ファーストクラスなら16回ですみます。

往復の場合、クラスJなら11往復必要なところが、ファーストクラスなら8往復です。

大変さもぜんぜん違うんですよね。

 

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ファーストクラスにできるだけ安く乗るためには時期と運賃の見極めが不可欠。

じゃあファーストクラスに乗りまくるために予約するぜ!と思って予約画面を開くと、

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56,390円!高いじゃないか!

そう、普通運賃だととても高額です。そして通常、激安運賃として出ている、「先得割引やスーパー先得」では、ファーストクラスは購入できません。

そこで、ファーストクラス修行で狙うべきは「特便割引21」の運賃です。

ただ売り切れになっています。そう、ファーストクラスは14席、もしくは5席が用意されているのですが、割引運賃で購入できるのはそのうちの一部です。

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普通運賃なら買えるけど、特便割引21では購入できないという状況が発生します。

そこで、予約開始と同時に予約を開始する必要があるのです。

そしてその予約開始というのが2ヶ月前の同日です。

そう1月のファーストクラス修行のための予約は正に11月が本番なのです。

 

ファーストクラスの予約争いは熾烈です

そしてもう一つ注意点、JAL991便や903便はファーストクラスの運賃が出てきていません。そう、ANAのプレミアムクラスは殆どの路線・便で座席が設定されているのですが、JALの場合は、羽田ー伊丹・福岡・札幌・那覇の4路線でしか設定がありません。

さらに、その中で修業向けの那覇路線の場合、ファーストクラス設定は通常ではわずか片道2便のみです。時刻表でF記載があるものがそれ。往復でも4便のみです。

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まず羽田を朝6:25に出発する901便。

都内近郊でないと、始発でも厳しい時間です。

この901便は那覇着後、機内清掃の後、折り返しの902便として運行されます。

902便は那覇発が10時05分です。

おなじく、915便は12:20発ですが、那覇到着後に折り返しで914便として運行されます。

羽田発でファーストクラスのみの利用で日帰り修行する場合、

①901便ー902便

②901便ー914便

③915便ー914便

が考えられますが、①と③は同一機材で同一乗務員の運行のため、「行き帰りで同じ飛行機の乗る変わった人」と思われる可能性があるという恥ずかしさが難点でしょうか。

②が那覇滞在も楽しめてベストなんですが、往復でファーストクラスを狙っても予約が大変困難なので、どちらかはクラスJにするのが現実的なところです。

 

 出遅れた?いやいや勝負はむしろこれからだ!

「2ヶ月前の同日?もう11月3日だ!修行に出遅れた!!あかん!やばい!」

と思われた皆さん。ご安心ください。

本番はむしろこれからです。

 

先程の時刻表は実は1月8日まで。

1月8日までってお正月や成人式があったりで、むしろ特異なタイムスケジュール。

本番は1月9日以降です。そして、まだ時刻表は発表されていませんが、JALのスマホアプリ等ではすでに出発時刻が確認できます。

例えば1月9日は、先の2便に加え、8:50羽田発の907便とその折り返しの13:40那覇発のJAL908便でもファーストクラス設定がされていることがわかります。

「ー」は設定なし。「/」は設定あるけど販売開始前です。

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そう、JALでは、事前のアナウンス無しに突如機材が変更され、通常ではファーストクラス設定がされていない便なのに、ファーストクラス予約ができるケースが多々発生します。

その理由は機材が余るという説が有力です。例えば普段ファーストクラス設定がされている羽田ー札幌便に、修学旅行生が貸切状態になったときなどは、その機材を沖縄便に回すということがされているということです。

実際も、普段なら2便の羽田ー那覇線ですが、昨年1月には少ない日でも3便、多い日は4便のファーストクラスが販売されました。

なので、この臨時ファーストクラス設定便は超狙いめなんですよね。

ただしこの臨時ファーストクラス便は、ファーストクラスが14席ある通常の777ではなく、一回り小さいB767が使用されます。この機材はファーストクラスが5席と少ないため、予約競争も熾烈です。

 

そして、予約ですが、

①2ヶ月前の予約開始時から予約できるもの。

②2ヶ月前以降、21日前までに突然、直前にファーストクラスが発生するもの。

③21日目以内の便でファーストクラスが発生するもの。

にわけられます。

 

①は単純。2ヶ月前の予約開始のタイミングで予約できるので、まず逃さないようにしましょう。事前にアプリでファースト設定があるかの確認ができます。

②と③は完全に運です。こまめに空席情報をチェックしていると、突然ファーストクラスの空席が5席など発生する場合があります。急いで予約しましょう。

ただし、②の21日前なら特便21で予約できますが、③では特便の予約期間を過ぎており、普通運賃や特便3しか使えません。そんな場合は株主優待券で予約するのがおすすめです。

予約時には株主優待券は不要です。3日以内の購入期間内に株主優待券を入手すれば問題ありません。

このように臨時でファーストクラスが販売されるタイミングが本当につかめないので、そのへんが結構悩ましいところです。

ただ社畜修行僧にとって、9:30の予約開始と同時に、パソコンでチケットを予約するって結構厳しい時もありますよね?その点臨時ファーストクラス設定便なら、お昼休みやちょっとした休憩時間に何気なく調べたら突然、とっくに満席になっていた日なのに、ファーストクラス設定が現れることもありますので、ありがたいです。

 

復路の那覇発はめちゃくちゃ不人気なので狙い目かも

羽田ー那覇の予約争いはとても熾烈です。ただし、朝、那覇を出発する便は予約が比較的取りやすいです。

その場合は、那覇に一泊して早朝に那覇を出発するという手段もあります。

もちろんホテル代はかかってしまいますが、夕方羽田発や、朝の那覇発は航空券が安いケースが多いです。

そのためホテル代は十分に捻出できるケースも多々あります。

たとえば、沖縄のマリオットホテルは、アメックスSPGカードを所有するだけで、ラウンジも利用できるため、素泊まりでも十分な満足感を得ることが出来ます。

その辺の詳細についてはこちらの記事を参考にしてください。

 

mairu-de-hawaii.hatenablog.jp