男性も増え始めたとは言え、まだまだ看護師の世界は、圧倒的に女性が多いですよね。
そもそも「女子社会」だというだけでも面倒なことが多いもの。
その上、看護師は仕事が忙しくストレスがたまりますし、責任が重くミスが許されない仕事であることから気の強い女性が多いと言われています。
他の職種以上に面倒くさい人間関係であろうことは、安易に想像できますよね。
そんな看護師の人間関係のリアルな話を4つを挙げてみました。
看護師への幻想を抱いており、看護師と結婚したいと思っている男性や、これから看護師になろうとしているピュアで希望に満ちた新人看護師さんには、理想と現実のギャップを知らしめる、衝撃的な内容かもしれません。
取り扱いに注意して、自己責任にてお読みください!
恋愛事情がからむと病院は修羅場と化す?特に男性医師をめぐってのトラブルはまるでドラマ「大奥」のよう!
私が知っている総合病院の男性医師の中には、同じ病院勤務の看護師二人と同時に付き合うなどという人も少なくありませんでした。
そんな「都合のいい女」にされてしまった看護師さんたち。
本来なら恨むべき相手は不誠実なドクターなのでしょうが、女性心理は複雑です。
なぜか相手の女性を恨んでしまうケースが多いようですね。
中には、相手の女性の車をパンクさせ、ありもしない噂を病院中に流し、ロッカーから制服を盗み出して捨てるなどという陰湿な嫌がらせをしていた人も居たようです。
いつまでたっても夜勤にこないと思ったら、
「ドクターのマンションの前で、相手の看護師が入ってこないか一晩中見張っていた」
という驚愕の事実が発覚したこともありました。
マンションの前で罵倒しあう二人の女性が目撃され、相手の女性が顔を腫れあがらせて出勤していたなどという、まことしやかな噂もささやかれていましたね。
ある日、偶然この二人が病院のエレベーター内で鉢合わせしたのだそう。
逃げ場のない狭い密室で、無言でにらみあうという一触即発の展開になり、その気迫たるや、エレベーターを待っていた人たちが、ドアが開いた瞬間、後ずさりしてしまうほどだったそうです。
後ずさりした目撃者の一人の看護師曰く、まるで「白衣を着た般若」のようだったと・・・・・怖すぎます(笑)
ドラマ「大奥」のようなことが病院でも繰り広げられているんですね。
女性の敵は女性!女性の嫉妬やねたみは恐ろしすぎる!
他の女性に「嫉妬」や「妬み」の感情を持つことは、よくあることですし、ある意味仕方のない事。
しかし、それを表に出したり、行動に移したりすることは、極力避けたいですよね。
でも看護師の世界では、それが公然と集団でおこなわれることもあるのです。
私の友人は、30代前半にして主任看護師に抜擢され、ある病棟に新しく赴任することになりました。
すでに結婚しており、家族は公務員のご主人と息子さんが一人。
若くして、出世も女の幸せもすべて手に入れた順風満帆な人生をおくる女性です。
しかし、赴任してから1か月ほどたったころ、次々と奇怪な事件が起こるようになったのだそう。
「高額な医療機器が紛失し、洗濯物入れからみつかる」
「患者さんの薬が大量に紛失し、ごみ箱から見つかる」
「使い終えた点滴セットがトイレの汚物入れから見つかる」
しかも、被害にあったのは、すべて彼女の担当の患者さん。
しかし、当の本人には、まったく心当たりがありません。
また、彼女自身のプライベートでも
「ロッカーから私物が無くなる」
「作成途中の勤務表がシュレッダーにかけられる」
などのおかしな出来事が頻繁に起こるようになりました。
数か月して、犯人が判明したのですが、なんと、同じ病棟の30代後半の独身看護師さんたちだったそうです。
なんでも、「自分たちより先に出世した上、女の幸せも手に入れている彼女が妬ましかった」のだそう。
そんなくだらない理由で、患者さんにまで被害の及ぶ凶行に至るとは・・・・
同じ看護師として情けない気持ちになりますよね。
仕事が違うだろ! 色仕掛けで院長を誘惑し操る「ホステス看護師」
クリニックで働いている友人から聞いた話です。
そのクリニックの師長さんは、院長の「愛人」であり、院長の奥様も周知の事実なのだそう。
彼女曰く、中の下くらいの外見だけど、色気だけはあって男ウケはいいというその師長さん。
院長室に用事があって入ったら、院長の膝の上に座って「あーん」をしながら昼ご飯を食べさせてあげていたそうです。
彼女はこうも言っていました。
「マンションを買い与え、特別ボーナスを支給していることは、100歩譲って、まあ仕方ない。しかし、ちょっとでも師長に意見しようものなら、"○○さんが私のことをイジメる"・"勤務態度が悪い"などと告げ口されることは納得いかない」と。
実際、何人もの看護師が師長さんの告げ口のせいで辞めさせられたそうです。
逆に若くてきれいな看護師が採用されるとイジメぬいて自ら辞めるように仕向けるのだそう。
また、他の看護師が院長と二人きりで楽しそうに話していたりすると、物陰から「家政婦はみた」のようにじっと覗き込んでおり、後で必ず嫌がらせをするのだそうです。
そんなクリニック辞めればいいのにと言ったら、「師長さんにお願いすれば、なんでもOKが出るという点は最大のメリット。師長をうまく転がせるようになったら、案外、楽で快適だよ。」と一言。
実は一番恩恵を受けているのは、たくましい私の友人看護師なのかもしれません???
まるで白い巨塔の看護師バージョン! 無茶ぶりと忍耐を強いられる看護師上層部の実態とは?
管理職をめざしている友人から聞いた話です。
彼女いわく「何度、屋上から飛び降りて死のうかと思ったかわからない」と。
看護師上層部のお仕事は、それほど辛くストレスのたまるお仕事なのですね。
例えば
- 次こそ自分の昇進の番だと思い我慢し続けても、上層部の意向次第で、あっさり却下されがっくりとうなだれたことが数回ある。
- 「あなたのため」だと言われ、どう考えてもなんら利益のない部署異動を突然言い渡される。なんとか自分を納得させ頑張ってみたものの、2か月余りで再び異動を命じられる。単なる嫌がらせとしか思えない。
- 無機質な会議室で同僚と二人だけで1日中、新病院建設の企画を練ることを長期間、強制される。頭がおかしくなりそう。看護師らしい仕事がしたい。
- 大きな派閥が2つあり、一方の派閥のリーダーの指示に従えば、翌日から他方の派閥の全員に無視される。「裏切者」「スパイ」呼ばわりされたこともある。
- 「辞めたい」と申し出ると人でなし呼ばわりされ、絶対に許可しないと、大勢の幹部に囲まれ罵倒され続けたことがある。半ば脅迫じみたことまで言われたこともある。
などなど・・・・
管理職をめざせるような、できる看護師でなくて本当によかったと心から思う今日この頃です(笑)
最後に
いかがでしょうか。
本当に面倒くさいですよね。
このような人間関係の荒波を超えて日々たくましくなっていく看護師さんたち。
「優しい」「かわいい」だけではこの仕事はつとまらないとお分かりいただけたと思います。
プライベートで看護師に関わるなら、このことだけは肝に銘じておいたほうがよいでしょう。