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レジェンド 作者:神無月 紅

レーブルリナ国

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1539/1539

1539話

「へぇ、じゃあレンはメジョウゴの行くのは、まだ二回目なんだ」

 笑みを浮かべて尋ねてきた男に、レイはレンという偽りの人物の仮面を被って頷く。

「はい、そうなんですよ。ただ、以前言った時は初めてだったこともあり、どうしても色々と迷ってしまって……正直なところ、戸惑っていたという印象しかありませんでした」
「あー……まぁ、初めてならそうだろうな」

 その人物は、レイの言葉に自分も同感だと頷き……

「はっ、嘘を吐くなよ、嘘を。ザオラスは初めてメジョウゴに行った時、すぐに女を捕まえて二人でどこかに行ったじゃねえか。……いいか、坊主。このザオラスって男は、何気に手が早いんで有名なんだぜ?」

 呆れたように口を挟んできたのは、レイ達からは少し離れた場所に座っている男だ。
 ザオラスと呼ばれた男の知り合いだったらしく、呆れの中にもどこかからかうような色が混ざっていた。
 言葉を掛けられたザオラスも、相手のことは知っているのか不満を浮かべつつもどこから慣れた口調で言葉を返す。

「何だよ、別にそこまで慣れてるって訳じゃないぞ。俺がメジョウゴに行くことが出来るのは、十日に一度くらいなんだから」
「いや、それは十分通っていると思うぞ」

 そんな風に言葉を交わしている間にも馬車は進み続け、やがてメジョウゴに到着する。

「じゃ、レン。俺は最近お気に入りの娼婦に会いに行くから。じゃあな」

 レイと話していた人物は、馬車から降りるとそう言って手を振り、去っていく。

(最近お気に入り、か。……その最近というのが、単純に前の娼婦に飽きたとかだったらいいんだけどな)

 このメジョウゴで行われているだろう行為を思えば、娼婦が巨人を産む為に地下施設に連れて行かれた可能性も否定出来ない。
 そうでなければいいと思うレイだったが、それがはかない希望であることも十分に承知していた。

「じゃ、坊主。俺は酒場で一杯飲んでから娼婦を探しに行くが、お前はどうする?」

 一人この場に残ったレイに声を掛けてきたのは、先程ザオラスをからかっていた男だった。
 どうやらザオラスは馴染みの娼婦がいるのに対し、目の前の男はその日の気分のよって買う娼婦を変えているのだろう。

(一期一会って、こういう時にも使う言葉なのか?)

 そんな疑問を抱きつつ、レイは口を開く。

「前に来た時はメジョウゴを見て回ってただけで何も出来なかったので、今日はしっかり遊びたいと思います」

 この場合の遊ぶというのは、言うまでもなく娼婦を抱くことを意味している。
 勿論レイは本気でそのようなことを言っている訳ではないし、そのような真似をすれば以前のようにドラゴンローブの中にいるイエロによってエレーナに知られてしまうだろう。
 また、レイも今日は今日で色々とやるべきことがあった為、そのようなことをしている暇はない。
 幸いにも、男にそんなことは分からない。
 ただ、メジョウゴに来た以上レイの反応は当然だろうと判断し、それ以上突っ込んだ話をするようなことはしなかった。
 とにかく酒場に行く方が先だと、男はさっさと酒場の方に向かって去っていく。
 それを見送ったレイは、以前来た時の記憶を頼りにメジョウゴの中を歩き始める。
 当然のようにそんなレイを見て、何人も娼婦が声を掛けてくるのだが、レイは娼婦達を無視して進む。
 レイにとって、今の娼婦達は奴隷の首輪によって作られた人格という認識だ。
 とてもではないが、まともに話すつもりにはなれなかった。
 また、娼婦達の方もレイに拘る必要はないと判断したのか、レイに無視されればすぐに別に客に声を掛ける。
 メジョウゴには、周辺の村や街……いや、それどころか他の国からも大勢の客が来ているのだ。
 そんな中で、レイに拘る必要はないということなのだろう。
 もしレイがフードを脱いでいれば、その容姿に惹かれた女が集まってきた可能性もあるが……幸いにも今のレイはフードを被っているので、肉食獣の如き娼婦達に見つかることもなかった。
 周囲の様子を観察しながら、レイは通りを進む。
 通りを歩いている者は大勢いる為、レイはそこまで目立たない。
 そうして以前にも通った道を進み、ジャーヤが警備兵の真似事をしている詰め所の前を通る。

(特に警戒している様子はない、な)

 勿論レイ達がまだ何か行動を起こした訳ではないのだから、ジャーヤが警戒していないのは当然だった。
 だが、それでも直接その光景を目にすれば、レイも安堵する。

(あの時に会ったオーク似の女の姿はなし。まぁ、ジャーヤの中でもある程度の実力者なんだろうし、当然か)

 詰め所の前に以前とは違う男が立っているのを横目に、レイはそのまま歩き続ける。
 立ち番をしている男は特にレイを危険だったり怪しい人物とは見なさなかったのだろう。レイの方に視線を向けることすらしなかった。
 そうして通路を進み続け……やがて、シャリアと会った通りに入る。

「まだ、いればいいんだけどな」

 獣人のシャリアだけに、以前レイが置いていった食料を食べて体力を回復すれば、その優れた身体能力を使って既に隠れ家を変えた可能性も十分にある。
 もしいなければいないでいいか。
 そう思いながら進んで行くと……

「レイ!」

 奥の方に進んだレイが何か言うよりも前に、そんな声が周囲に響く。
 そうして出てきたのは、前に会った時と同じ格好をし……それでもこのような場所に隠れている以上薄汚れてはいるものの、元気そうなシャリアだった。

「よく俺が来たって分かったな」
「私は獣人なんだから、鼻はいいのよ」
「ああ、そう言えば犬の嗅覚は人間とは比べものにならないくらいにいいんだったか」
「犬じゃなくて、狼!」

 不満そうに告げるシャリアだったが、その口調とは裏腹に口元には笑みが浮かぶ。
 レイがまた来てくれたことが嬉しいのだろう。
 もっとも、それはレイに会いたいということよりも、レイの持ってくる食べ物の方により大きな興味を抱いていたのだろうが。

(食べ物はそれなりに置いていったと思うんだがな)

 若干疑問を感じつつ、レイはミスティリングの中からパンを取りだして渡す。
 何でもないただのパンだが、それはギルムでも評判のパン屋で焼かれた、焼きたてのパンだ。
 時間の流れのないミスティリングを持ってるからこそ、いつでも焼きたてのパンを食べることが出来るという利点がレイにはあった。
 その焼きたてのパンの香ばしい香りは、シャリアの食欲を刺激するには十分なものがある。
 渡されたパンを食べているシャリアを見ながら、レイは周囲の様子を警戒していた。
 勿論専門的な知識がある訳ではないが、それでも何か異常があれば……と、そう思っていたレイだったが、ふとその動きを止める。

(誰だ? 敵意は……ない?)

 自分のやって来た方から近づいてくる気配を感じたレイは、いつでも対応出来るように体勢を整える。
 そんなレイから数秒遅れ、シャリアもパンを食べる動きを止めた。
 二人の視線が向けられているのは、レイがやって来た通路。
 自分が逃亡者だという認識のあるシャリアは、パンを手にしたまま喉の奥で唸る。
 普通ならレイがやって来てすぐに誰かがやって来たのであれば、それはレイが裏切ったと思っても仕方がないだろう。
 だが、幸いにもと言うべきか、シャリアは狼の獣人だった。
 一度仲間と認識した人物は、余程のことがなければ牙を剥いたりはしない。
 そして、シャリアの選択は決して間違っていなかった。

「……驚いたわね。まさか姿を現す前に見つかるなんて」

 そう言いながらも、言葉とは裏腹に特に驚いた様子を見せずに姿を現したのは、レイにとっても見覚えのある相手だった。

「お前、前に……」
「ええ、久しぶりね。覚えていてくれたようで何よりだわ」
「……それはいいけど、何でここにいるんだ?」

 レイの口調が警戒したものになるのは、当然だろう。
 そもそもの話、レイの目から見れば女……スーラもメジョウゴの娼婦なのだ。
 つまりジャーヤの支配下にあるも同然であり、そのような人物がここにいるのは明らかにレイにとって面白くないことだった。
 レイの警戒した気配を感じたのか、シャリアも目の前にいる娼婦を警戒する。
 メジョウゴで娼婦をさせられていたシャリアとしては、娼婦と思しき相手が姿を現したのだから警戒するのは当然だろう。
 だが、そんな二人の視線を受けても、スーラは特に動揺した様子もなく口を開く。

「落ち着いて。私は貴方達の敵じゃないわ」
「それを信じろと?」

 自分は味方だと言ってくる相手を信じ、警戒しないという選択肢は、レイにはない。

「こうして貴方達と話している時点で、私がジャーヤに支配されている娼婦じゃないって……分かると思うけど?」

 笑みを浮かべつつ、スーラは奴隷の首輪……正確には奴隷の首輪に見える首輪を外す。

『なっ!?』

 レイとシャリア、二人の口から驚愕の声が漏れる。
 当然だろう。普通であればその奴隷の首輪はどうやっても外れないのだから。
 ……シャリアの場合は、どのような理由かは不明だが外れたのだが。
 ともあれ、あまりに予想外の光景に一瞬動きを止めたレイだったが、それでもすぐに我に返る。
 奴隷の首輪を外したからといって、それが即座にスーラが敵ではないということにはならない。
 最悪、ジャーヤの手の者という可能性すらあるのだから。
 奴隷の首輪を外しても警戒を解かないレイを見て、スーラはちょっと困ったという風に首を傾げる。
 そしてお互いが沈黙を保つこと、数秒。
 やがて何かを思いついたのか、笑みを浮かべて口を開く。

「そう言えば、まだ自己紹介をしていなかったわね。私はスーラ。メジョウゴの娼婦……に見えるかもれいなけど、実際は違うわ。レイが協力を求めてきたレジスタンスを、現在率いているわ」
「……何?」

 あまりに予想外の言葉に、再びレイの動きが止まる。
 実際、スーラの口から出た言葉は、それだけの威力を持っていたのだ。

「レジスタンスを率いる? お前が?」

 改めてスーラを見るレイ。
 年齢は十代後半から二十代前半。
 エレーナやヴィヘラと同年代の女で、レイよりも明らかに年齢は上だった。
 スーラはそのような目を向けられるのは慣れている。
 レイの様子を気にした風もなく、言葉を続ける。

「そ。知ってるかどうか分からないけど、レジスタンスはちょっと前にジャーヤの襲撃を受けて主力が壊滅したの。で、それまでレジスタンスを率いていた人達もそこで殺されたか、動けなくなる程の怪我を負ったか……もしくは、心を折られたかして、一線を引いたの」
「その話は聞いてる。巨人だろう?」
「ああ、やっぱりその辺も知ってたんだ。とにかくそんな訳で今までレジスタンスを率いていた人達が揃っていなくなった以上、新しいボスが必要になるでしょう? それで私って訳」
「でも、あんた弱いでしょ」

 会話に割って入ったのは、シャリア。
 狼の獣人としてある程度の強さを持っていることもあってか、シャリアはスーラがどのくらいの強さなのかを大体理解出来た。
 勿論全くの素人という訳ではないのだが、とてもではないが腕利きと呼ぶのは難しいだろう程度。
 初心者以上、熟練者未満といったところか。
 スーラも自分の強さがそこまでではないのは気にしているのか、シャリアの言葉に不満そうにしながらも、それを否定することはない。

「そうね。でも、組織を率いる者が必ずしも強い必要はないでしょう? それこそ、組織を率いる技量と最前線で戦う技量は別物なんだから」
「うん? どこがかしら? 少なくても私の部族だと、一番強い者が一族の長になるけど」
「うわ、そっちのタイプ? 見た目はこんななのに、脳筋なんて可哀想に」

 シャリアの言葉に、スーラはどこか哀れみを覚える。
 自分が平均以上の……それこそ美人と呼ぶに相応しい容姿をしていることは、スーラも理解している。
 そんなスーラから見ても、シャリアは自分と同じくらいの美人だというのは認めざるを得なかった。
 そんな相手が脳筋だと知り、どこか情けない思いを抱くのは仕方がないのだろう。
 だが、脳筋と呼ばれたシャリアの方は、特に気にした様子もない。
 脳筋が悪口だと思っていないのだろうが。
 嫌味が嫌味になっておらず、悪口を悪口として聞いて貰えない。
 そのことに、スーラは先程までの緊張が一気にどこかに消えていくのを感じていた。

「とにかく、私には一種の勘の鋭さみたいなのがあるのよ。勿論普通ならそれでリーダーに選ばれるってことはないけど、幸い……って言い方も変だけど、とにかく私は今までこの勘の鋭さで何度もレジスタンスを救ってきた。……あの時はどうしようもなかったけど」

 一瞬だけ悔やむ表情を浮かべたのは、レジスタンスの主力が巨人に襲われた時のことを考えているのだろう。
 しかし、スーラはすぐに考えを切り替える。
 今は昔のことを考えていられるような時ではないのだから、と。

「とにかく、私はレジスタンスを率いる者として……深紅の異名を持ち、ランクBパーティ紅蓮の翼を率いるレイに話があってきたの。聞いて貰えるかしら?」

 そう告げ、スーラは真っ直ぐにレイを見つめるのだった。

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