２０１４年に埼玉県川口市のマンションでゲリラ事件を起こしたとして、警視庁などは左翼過激派のアジトなどを家宅捜索した。

　家宅捜索を受けたのは、東京・台東区の過激派・革労協反主流派の公然アジト「赤砦社」など関係先５か所。この事件は、２０１４年１０月、川口市のマンションに向けて飛しょう弾が発射されたもので、発射装置などの特徴や犯行声明から、警視庁などは革労協反主流派のゲリラ事件とみて捜査していた。

　家宅捜索では、携帯電話やパソコンなど５１点が押収されたという。

　革労協反主流派は、過去にも米軍基地に向けて飛しょう弾を発射するなどのゲリラ事件を起こしていて、アメリカのトランプ大統領来日を控え、警視庁は警戒を強めている。