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iOS11.1の新機能「カスタムアクション」が意外と便利。Apple Payの決済画面を通常時から起動可能に!

AppleがiPhoneとiPad向けにリリースしたiOS11.1ですが、アクセシビリティの「Assistive Touch(アシスティブタッチ)」に「カスタムアクション」という新機能が搭載されたことで、ソフトウェアボタンとしての使い勝手が大幅に向上したようですね。

カスタムアクションをうまく設定することでApple Payの決済画面を画面が表示されている時でも起動することができるので、使いこなせば結構便利かもしれません。

iOS11.1の新機能について

Assistive Touchとは

Assistive Touchはずいぶん前のiOSから搭載されいている機能で、画面上にソフトウェアホームボタンを表示させて、ボタンに様々な機能を割り当てることができる機能です。

Assistive Touch(アシスティブタッチ)

このボタンをタップすると各機能に割り当てられたアイコンが表示されます。

Assistive Touch メニュー

「設定」→「アクセシビリティ」→「Assistive Touch」の「最上位メニューをカスタマイズ」の設定で、ボタンを一つにして「ホーム」に設定することで、ソフトウェアのホームボタンとして機能させることが可能で、物理式のホームボタンを押さなくてもホーム画面に戻ったり、マルチタスク画面を起動させることが可能です。

iOS11.1でカスタムアクション機能が搭載

そして、先日リリースされたiOS11.1ではAssistive Touchの機能が拡張され、「最上位メニューをカスタマイズ」でボタンを一つだけに設定しなくても、シングルタップ、ダブルタップ、長押し、3D Touchの各操作で自由にアクションを設定できる「カスタムアクション」が搭載されました。

「設定」→「アクセシビリティ」→「Assistive Touch」の項目に「カスタムアクション」が追加されており、ソフトウェアボタンをシングルタップ、ダブルタップ、長押し、3D Touchをした時のアクションを細かく設定することができるように。

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各アクションで設定できる項目は以下のとおりです。

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注目していただきたいのが、iOS11.1では新たにApple Payの決済画面を表示させる機能が追加された点ですね。

Apple Pay決済画面を通常画面から起動可能に

つまり、ソフトウェアボタンをタップするだけでApple Payの決済画面を表示させることができるようになるので、スリープ状態からホームボタンを2回押して起動しなくてもよくなります。

iOS10よりiPhoneの傾きによってスリープ解除される仕様となったことで、Apple Payの決済画面を起動しようと思った時にTouch IDとのタイミングを誤るとロック解除してしまって、もう一度スリープさせてからApple Payの決済画面を起動するか、Walletアプリから決済画面を表示させて手こずることがありました。

しかし、iOS11.1ではAssistive Touchのカスタムアクションを上手に設定することで、そのような煩わしさを解決することができそうです。

僕はシングルタップをホーム、ダブルタップをなし、長押しをApple Pay、3D TouchでAssistive Touchのメニューを開くに設定しました。

iOS11.1 カスタムアクション

このように設定することで、ソフトウェアボタンをシングルタップ(1度押し)で通常のホームボタンを押した時と同じ動作をすることになります。

ダブルタップはなしに設定していますが、ホームボタンと同じ機能として利用することができるのでダブルタップでAppスイッチャー(マルチタスク切替画面)を起動することができるので問題ありません。

そして、ソフトウェアボタンを長押しすることでApple Payの決済画面を起動することができるようになります。

Apple Pay 決済画面

通常はロック画面状態でホームボタンを2回押ししないとApple Payの決済画面を呼び出すことができませんが、通常画面やアプリ使用中でもAssistive Touchのソフトウェアボタンを長押しするだけで決済画面を呼び出すことができるので、例えば地図アプリを起動しながらSuicaを使うということも可能となるでしょう。

こんな感じで動作します。

ワンタップで再起動が可能に

あと、知らなかったのですが、iOS11からAssistive Touch経由なら再起動をすることができるようになったんですね。

iPhoneの再起動ボタン iOS11.1

知ってました?

今までiPhoneの調子が悪くなった時は電源を切った後に手動で電源ボタンを押して再起動する必要があったのでかなり面倒でしたが、再起動機能なら1回だけの操作で再起動できるので何気に便利ですよね。

カスタムアクションに割り当てるのは流石に勿体無いので、Assistive Touchのメニューの「最上位メニューをカスタマイズ」のどこかに設定しておくのがいいかもしれませんねー。

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3D Touchでメニュー呼び出せば簡単に再起動可能に!

まとめ

iPhone Xはホームボタンを廃止したことでジェスチャー操作をすることでホーム画面に戻ったり、マルチタスク機能を使ったりすることができるようになりますが、従来のiPhoneでもAssistive Touchをうまく利用することでホームボタンなしで操作することができます。

なのでiPhone Xを発売日に手に入れることができない僕はこれで我慢したいと思います。