ベルルッティらしいブルゾン

だいぶ涼しくなってきました。

秋が近づいているのを感じますが、同時に、そろそろ冬のアウターはどうしようかと考える人、買い物をする人が増えてくる時期ですね。私もディオールのコートを検討中ですが...。

そう言えば...、ということで、今回一度もブログで紹介したことがなかったベルルッティのブルゾンを取り上げてみたいと思います。

こちら、元ベルルッティのクリエイティヴ・ディレクター(現エルメネジルド・ゼニアのクリエイティヴ・ディレクター)、アレッサンドロ・サルトリ氏のベルルッティ最後のコレクションになります、2016年秋冬のブルゾンになります。
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日本には2、3点しか入荷していないレアなアウターです。こちらのサイズは46ですが、おそらくサイズではこちら1点のみ。昨年の9月に行われた受注会で非常に気に入ったので、後日ですが購入しています。
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正直、最初の印象は、『なんじゃこれ!?』といった感想を持ちました。オレンジの部分は、非常に滑らかなスエードです。それ以外の部分は、カシミアになります。

ひじょ~に、縫製の凝った一着で、技術料だけでも高額になることを覚悟で取り組んだコレクションですね。
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ジッパーには銅が使用されています。

全体の印象は、アシンメトレーで個性が感じられますが、品があり、ベルルッティらしいブルゾンに仕上がっていますね。
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うれしかったのが、購入後のサプライズでした。

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なんとクリスマスプレゼントとして、パリ本店からダイレクトで、非売品のレザーガーメントカバーが送られてきました。ですから、現在はこちらに入れて、大切に保管しています。

高額でしたが、購入して良かったと思える一品。人との出会いと同じように、私にとってはファッションも出会いが大切だと考えています。

冬に向けての準備が始まります。ファッションでは、皆様にはどのような出会いが待ってるでしょうか。
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