<img height="1" width="1" src="https://www.facebook.com/tr?id=1801171263504785&ev=PageView&noscript=1"/> (cache)開催経費最大600億円 横浜市、花博基本構想素案で試算|カナロコ|神奈川新聞ニュース

開催経費最大600億円 横浜市、花博基本構想素案で試算

横浜市庁舎

 横浜市は2日、米軍上瀬谷通信施設跡地(瀬谷、旭区)に2026年の招致を目指す国際園芸博覧会(花博)の検討委員会を開き、同博覧会の開催経費を最大約600億円と試算するなどした基本構想素案を示した。年内にも素案をまとめて市民意見を募集し、来年2月にも案を策定する。

 素案では、会場は同施設跡地のうち国有地を中心に80~100ヘクタールで開催し、1500万人以上の入場者を想定。屋外催事施設や仮設道路の建設、撤去費用などの会場建設費は190億~240億円と試算し、国費も活用しながら公民連携等で縮減を図る。施設管理や広告宣伝などの運営費は320億~360億円と想定し、入場料や物販収入などで賄う方針。

 同施設跡地の土地利用に必要な都市公園整備や周辺道路改良、下水道整備などの関連公共事業は、この開催経費とは別に検討する。

 会場への輸送は周囲の道路網や鉄道路線を活用するほか、将来の土地利用計画と合わせて新たな交通システムも検討する。年内にも設立される同施設跡地内の民有地の地権者全体によるまちづくり協議会(仮称)とともに、土地利用基本計画の取りまとめを目指す。

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