つみたてNISAやiDeCoをはじめとして、投資に関する情報をいろんなところで目にするようになりました。
その手の雑誌も「株主優待で~」とか「配当金で~」、中には億り人の特集してみたりして煽ります。
今は史上初の16連騰なんかもあったように好景気に沸いていますから、関心を持っても不思議ではないんですよね。
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本当に好景気なの?
これはみんなが感じてる事なんじゃないですかね?
確かに株価の回復や、大手企業の内部留保の増加、設備投資の増加なんかのことを数字で見せられると、そうなのかなぁ?というのが私の本音です。
そんな目に見えない好景気の影には、消費増税は控えているのに、賃金は増えないという企業はごまんとありますし、正直いつ景気転換があってもおかしくないんじゃない?と考えています。
その投資続けられますか?
最近投資を始めたという人もきっと多いと思います。
以前も書いたかと思いますけど、私が投資というものを始めたときはリーマンショック直後でした。
株価、為替、リート、すべての商品が暴落して、その直前からFXでスワップ運用していた人達のブログはあっという間に更新が途絶えて消えていきました。
当時はレバが400倍という業者も多々ありましたから、結構危ない取引をしていた人も多いでしょうけど、FXでお金が消えていくと言うのは想像を絶する以上に怖いのです。
FXのような証拠金取引では元本以上の損失を生じる可能性のあるようなものは、余り多くのお金で行ってはいけないのですね。
結局残っていたのは積立てていた投資信託
私のFXの結果として、たしかにお金は増えたのですが、心労の割りにはさほど儲からなかったというのが現実です。
最後に残っていたのは投資信託が着実に利益を上げてくれていたのですね。
なので、FXをまたやるか?という問いには、余り積極的ではないです。
積立投資で身につけるべき特性は?
さて、FXに限らず投資信託や株でも不景気になると株価も下がり、投資したものの評価損も大きくなり、とてもメンタルがやられます。
上方向に上がり続けるなんて事はありえませんから、いつかは分かりませんが、いずれこの先に待っているのは下落です。
「こんな事なら投資なんかするなじゃなかった」と過去の自分を責めたりもするときがくるかもしれませんから、最初は少額から始めていく必要があると思ってます。≫投資は急がず、損しても痛くない少額の資金ではじめればいい
ですが、私を含め幾多のショックを乗り越えてきた人達は、きっとここぞとばかりにその含み損を見て涙を流しながらも喜んで投資のペースを上げるんじゃないですかね。
少なくとも私はその暴落の時が来たらペースを上げていきたいと思いまし、ドルコスト均等法で買っていけば嫌でもペースは上がりますし。
ですから、私が言いたい積立投資をするに当たって身につける特性はマゾ特性なんですね。
資金を縛り上げられ、株価下落というムチで振り下ろされ、含み損という傷口にろうそくをたらされようと喜んで買っていけるマゾ・・・とまでは言いませんけど、安くなったときに買わなければ、損したままになってしまいます。
これが私が端株で投資をしている理由の一つです≫端株投資はナンピンを前提にしています
筋トレだって、筋肉を酷使して強く大きくするんです。
投資だって懐を痛めて、大きくしていけばいいんです。
安いときに買い高くなって売るのはすべての原則
この世の商売の大原則は安く買って高く売るということです。
それは投資についても変わった事ではありません。
不景気の安いときに大量に仕入れて、好景気に沸く時に売らなければ利益にはつながらないですよ。
ただ、不景気がいつまで続くか分からないというところが一番苦しいんですけど、「人が豊かに過ごしたいと願う以上必ず経済は回復する」
これは以前私もブログだったか、サイトだったかで読んだのですが、「なるほど」と思ったことがあります。
正直、リーマンショックの景気悪化を引きずりながらも、安部内閣が発足した時に、株価を始めここまで回復するとは夢にも思わなかったです。
まあ、あれはいろんな日銀のETF買い入れだとかのドーピングありきだとは思ってますけど。
思い立ったが吉日
案外こんなことを書いてると、「今始めなくても、下落してから始めればいいじゃん」って思ってしまうんですけど、投資に限らず今まで生きてきたなか、進入学、新社会人、結婚、出産などなど、何かしらの第一歩というのは、とても怖いし不安なものだったんじゃないかと思います。
今始めれないということは、経済が不安定な時に投資を始めるという第一歩を歩み出すには、もっと始めにくいので、思い立った時に行動してしまった方が良いと思うんですよ。≫使いにくいと評判のSBI証券を使い続ける5つの理由
まとめ
積立投資を始めた時は余り実感がないんですけど、一度下落を経験するとその苦しさも、その後のことも理解できるようになるんだと思います。
投資という世界に居続けるのはもちろんですけど、下落の時にはますます買っていける「ドM投資家」を目指したいなと思ってます。
この次はメンタルの保持のための手段を書いてみたいと思います。
※しつこいようですが、投資がすべてではありません。ご自分のライフスタイルにあった資産運用を心がけていただければ良いと思います。