コンテンツ産業における主力商品であり続ける国産アニメーション。
Netflix、Amazon Prime Video等動画配信サービスの台頭により海外からの需要が急増しています。
そんな今、日本のアニメビジネスを学ぶことは、今後日本の商品・サービスを海外で展開する際に役立つ知識や考え方を得ることができます。
この授業ではジャーナリストの数土直志さんをレギュラー講師に、声優の湯浅かえでさんをアシスタントにお迎えして、話題のテーマを切り口にアニメーションをビジネスの観点から解説していただきます。
第3回は映画「この世界の片隅に」のプロデューサー株式会社ジェンコ代表取締役の真木太郎さんをゲストにお迎えします。
興業収入26億円以上、観客動員数200万人以上を突破し、独立系アニメ作品としては異例の大ヒットとなったこの作品。
製作プロセスについて、クラウドファンディングを活用した資金調達について、ミニシアターでの上映から大ヒットに至るまでの経緯等を真木さんにお伺いし、大ヒットの理由に迫ります。
また、アニメプロデューサーとは一体どんなお仕事をされているのかについてもご解説いただきます。
(c)こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会
スクー放送部
先生
数土 直志
日本のアニメはいま国内だけでなく、海外でも大きな人気を誇っています。
この人気の広がりが、アニメのビジネスを大きく変え始めています。
アニメは映像だけでなく、アニソン、声優、キャラクターグッズや2.5次元舞台、イベントまで、まさに総合エンタテインメントになりました。
そして動画配信の急速な普及と海外ビジネス展開が、アニメビジネスにパラダイムシフトを起こしています。
業界の経験豊かなゲストを招き、いまアニメビジネスに何が起きているのか、これからどう変わろうとしているのかを皆さんと一緒に解き明かし、考えていきたいと思います。