どうも。出雲です。ブログを初めてそろそろ10ヶ月になります。消えた時期がかなりあって、実質5ヶ月ぐらいだけど。
そんな10ヶ月という期間の中で僕の中で小さいドラマが生まれていました。それについて記事にするか迷いましたが皆さんに正直でいたいので記事にしました。
少しだけ、見出しだけ、目次だけでもいいので見ていってください。たぶん等身大です。
僕は今まででブログ引退を考えて、戻ってきて、でもまた辞めたくなって。結果続けるなんてブログ生活を続けているのです。
過去の自分を消したくて過去の記事をまとめて消したり、リライトしたり。
更に今までの記事は大きく盛っていたこともあります。本当に申し訳ありませんとしか言えません。
そんな自分が嫌になってブログを辞めたくなったのも事実で、自分の言葉で伝えたいこともあるから戻ってきた自分もいる。
今までの造られた自分はもういないです。読者、はてブが欲しいが為に盛った記事なんてもう書きたくない。反応が嬉しかったのもある。自分という存在が認められている、求められていると感じていた。
なんと薄っぺらい充実感の為に自分に嘘をついて時間を削って無駄な記事を書いていたのかと自己嫌悪に陥る。
きっとそんなブロガー山ほどいる。でも僕は「人のため」じゃなく、「自分のため」に文字を起こしたい。自分が感じていたことを世の中に発信したいと思ったからブログを書いたのであって、創作なら創作でいい。否定はしないし面白いコンテンツとして見ていたい。
そんな気持ちを抱えて生活するのが辛くて、読者の皆さん、フォロワーさん、見てくれていた人たちに謝り、今後の強みにしていきたいと思い今回は書かせていただきます。
1を10にして話す
上で書いたことは事実で、実際9月ごろまでの記事は1を10にして書いていたものが多くありました。
3月まで僕はブロガーとして少しだけ勢いがあって、その勢いを止めたくなかった。だから話を盛ってネタにしていたのです。
いけないことだとわかっていながら実体験を元に創作をしていました。
だから僕の記事は薄っぺらかった。そりゃちょっとしか体験してないんだもん。薄っぺらいに決まってる。
流れてくるはてブやスターに一喜一憂、その反面、自己嫌悪する。そんな自分を認めたくなくてまた1を10にして記事にする。負の連鎖。これを止めるにはブログから離れるしかなかった。
ブログ休止期間
僕は3月から9月ぐらいまで約6ヶ月の間、自分を改める為に馬車馬のように働いていました。死ぬほど勉強をしていました。やっている間はブログのことを忘れていられる。嘘をついていた自分をなかったことにできる。そういう逃げ道を作ってました。
それでも今まで見てきてくれた人たちを思うと辞める決意はできず、たまにツイッターを更新するだけ。
本当にこの時期はブログなんてやりたくなかったし辞めたかった。でも辞めれなかった。
ずっと働いてこのままでいいかなんてまた自分に嘘ついてました。
本当はやりたいこと、発信したいことがたくさんあるのに。また過去の自分を思い出すのが辛いから逃げてました。
辛い思いをするぐらいならやらなければいい。そんな簡単な答えが出ているのに自分と向き合うのが怖かったんです。
そうして働いている間にもネタはたくさん転がっていて、「これネタになりそうだな」とか思っちゃって。意味が無いから忘れようとか。
【復帰の理由】ARuFaさん
そんな毎日をのなかでふと、ツイッターを見ていたらリアルアカウントのほうで僕がブログを始めたきっかけである「ARuFaさん」の記事が流れてきました。
相変わらずヤバイな。なんて思ってふとクリック。
一人で仕事終わりにゲラゲラ笑ってました。
そのときにふと「別にいいか」って思ったんです。
今までやってきたことはなかったことに出来ないからだったら面白おかしくやってもいいじゃんって思って、自分のなかで何かが吹っ切れたような気がしました。
4月ごろ、バーグハンバーグバーグさんにお邪魔したことも思い出して、ふとブログっていいなって思ったんです。
そして復帰
なんてことない記事を書く。それを目標にモチベーションに掲げてやっていこう。と思ってもうまくいかず。PVは伸びず、やはり話を盛る。
人間は学習しない生き物。
特に僕は死ぬほどカス。今回こそは悪びれる様子が無かった。早くくたばれよコイツ。
自分の中で迷いがすごくあったんだと思います。今までのスタイルを捨てていいのかっていう。
僕のスタイルなんて極貧でパワハラに遭っている。ってだけのなんでもないモノなのに名残惜しさが勝ちました。ハイ自己嫌悪スタート。
それでも僕を引き止めていたたった一つのツイートがありました。
【辞めなかった理由】OMGさん
話は少し遡ります。
僕がブログを始めた頃は右も左もわからず、とにかくバズることを考えていた頃に
1発当たった記事がありました。
この記事。ブログを初めて1ヶ月ぐらいかな?
初めてのエントリー、読者の増加、PVの劇的変化。この日ほど嬉しかった日はブログ人生でもなかなかないです。
その中でくれた1つのはてブ。
僕がブログを始めたときに参考にしていたブロガーさん。OMGさんのはてブです。
死ぬほど嬉しかったし、モチベーションも激増しました。
この人に近づきたいって思った日でもありました。全然土俵が違うんだけどね。
嬉しくて憧れの気持ちは更に強まりました。デザインもかっこよくて今でもずっと憧れです。
話をブログから離れ、復帰した頃に戻します。
その当時、ブログ復帰します。みたいな記事を書いてました。
その記事は今は消してしまいました。見るのも辛くなってしまったので。その存在だけは多分頭のどこかにあるって感じ。
その記事にはてブをくれたのがまたまたOMGさんだったのです。
僕のような弱小でどうしようもないブロガーの、復帰するというだけの記事にはてブをしてくれたっていうことが本当に嬉しくて、同時に僕の中で罪の意識が強くなりました。
この「背伸びしても仕方ないから気楽にやろうよ」の言葉がすごく身に染みました。
このはてブがなかったらブログ辞めてると思います。MAJIDE。
OMGさんからしたらなんでもない一言かもしれないのですが、僕の中では大切な言葉です。
本当にありがとうございます。僕の中ではずっと憧れです。ありがとうございます。感謝の気持ちはどうにかして表現したいと思ってます。
さらにブログを辞めたがる
そんな人に恵まれた僕ですが、ここで一つ壁にぶち当たります。
彼女に特定される
頑張ろうと思った矢先に彼女にブログを特定されました。あばばばばばばば。
ツイッターで彼女の裏アカなるものに流れてきたそうな。
ヤバイ。まじでやばい。死ぬ。
そりゃ素性を明かしまくってたのでいつかバレる。しかし今じゃない。
これから頑張ろうってときに特定された。死ぬ。
そして過去記事も見られオワオワリ。
とはならず
「文章うまいね」
優しすぎ。辛辣であれ。
辛さ激増やでホンマ。ブチギレてくれれば楽だったのに。優しさが辛くなることもあんねや。
僕は半泣きになりながら「ごめんなぁ。コレ、めっちゃ盛ってんねん」って言うしかなくて自分の弱さを再確認。
そしてすぐに「コレは盛ってんなぁ」って記事は全て消しました。いつ誰に見られるかわからないし。知り合いに見られてマズい記事はかかないことにしました。
しかしそれだけでは留まらず。僕はブログを閉鎖しようとしました。
「こんなものがあるからダメなんじゃ!」と何回も閉鎖ボタンを押そうとしましたがブロガーの皆さんとの繋がりが消えるのが嫌で実行には移せませんでした。
更に復帰
僕は気分を紛らわすためにコーヒーを飲みながら小説を読んでました。
そしてふと「この魅力を伝えたいな」と思う。
さらに飼育している熱帯魚を見て「アクアリウム仲間欲しいな」と。
我が家のダトニオプラスワン。
この気持ちが僕を再燃させました。
ありがとう。伊坂幸太郎。UCC。コリドラス。
そして僕は衝動でこんな記事を書きました。
晴れてエントリー。久しぶりのエントリー。
しかもスマートニュースに載る。
「大好きなものを書くだけでこんなに伸びるのか」
こんな簡単なことが出来なかった。
今までの僕は文章にパンチを求めていました。
しかしこの記事ではパンチはなく、僕の感想やオススメを書いている。好きに書いているだけ。僕の方向はコレじゃ。と思いました。
今までの経験を踏まえて、今後のブログ
今までのように雑記も書きます。
しかし盛ることはせず、ありのまま。好きなことを書くブログにしたい。
アクアリウムや小説、コーヒー、観葉植物など自分の好きなことを書く。
それだけで付いてきてくれる人がいる。十分じゃないか。
嘘書いて賞賛されてもそれに価値はないよ。小保方だよ。
ということで僕はブログを始めて約10ヶ月やっと自分の方向を見つけることが出来ました。
それも全て関わってきてくれた皆さんのおかげだと思ってます。
本当にありがとうございます。
表現者としてのブロガー
ここで題に戻ります。
僕はブログを「自己表現の場」だと捉えています。
音楽家だったら曲。アーティストならアート。研究者なら論文。のようにブログは一つの作品であると思ってます。
表現方法は多種多様でリアルを書く人、創作をする人、考察する人などなんでもアリ。
僕はそこにブログの魅力を感じています。
小説や著書と違ったもっとラフで気軽なもの。誰でも手に取れる文章。突き詰めれば大きいツイッターです。
僕は音楽をやっていたから自分を表現することが音でしかできなかった。
だけど今は曲がりなりに10ヶ月、実質5ヶ月ぐらいだけどブロガーとして生きたから文章で自分を表現することができる。
絵でも写真でもできる。音でも出来る。
そして素敵な表現者がたくさんいる。
ブロガーとして、アーティストとして、写真家として記事という作品を作っている人がたくさんいる。こんなに素晴らしいことはない。
HTMLやCSSのコードもページにアクセントを加える素敵なアートでそれを欲している人がいる。
僕もそんな作品を作れるようになりたい。
笑わせたり、学んでもらえたり、いいものを教えたり。欲してもらえるコンテンツや情報を発信したい。
だから僕は周りの人、助けてくれる人、支えてくれる人を大切に、正直に文字通り書いていくことを約束します。
気持ちを写真で表現するのって難しいね。
これだけ書きましたがそこまでガチガチじゃない
今まではブログに対して真正面から向き合ってましたが、今は「生活のスパイス」的なモノとして見てます。
本当に自己表現の場で、自分が好きなことや感じたことを語れる場所。
そういう場所を自分で作っていくことがモチベーションです。
【最後に】本当に皆さんありがとうございます
僕のページにつくPVやスター、はてブ、ツイート全てが今の僕を支える力です。
辞めたくなったことも復帰したくなったことも全てがあり今の僕がいます。
「今の自分を創ったのは自分だ」なんて言葉がありますがそんなはずはない。
周りや環境にどう応えたかで変わる。自分だけが作ったわけじゃない。
いろんな人がいて、見てくれて、何かを残してくれるだけでも僕は幸せです。
本当にありがとうございます。
これからもブログは続けていきます。辞めたくなるときもあるだろうけどきっと辞めません。今までどおりサクっと戻ってきます。
今日は長文の記事でした。不思議と疲れてません。
こんなに語りかけるように文字を打てたのは初めてです。きっとブロガーとして何かを得ることができたのかもしれません。
それではまた。
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