労務管理OK宣言(新しいモデルに基づく労務管理認証システムの提唱)
せっかく社員のためのいい制度を作っているのに、体外的に表示できるものがないのって何だかもったいない。そんな思いから新しい労務管理認証サービスの構想は始まりました。

労務管理の取り組みを対外的に表示できる認証制度はほとんど存在していません。その理由を分析してみると従来の認証制度にある「認証の独占」「権威的な認証方式」「複雑な確認方法」「多額の取得コスト」「閉じたシステム」というモデルでは、雇用保険適用会社約200万社を対象とし、コンプライアンスの認定が難しい労務管理の認証には限界があるとの結論に至りました。

そこから、どうすれば労務管理の認証制度が可能となるのか考えてみました。「社員のためのいい制度を作っているのに、体外的に表示できない。」それが残念だと思うそのココロは、その会社を「褒めたい」ということではないだろうか?そうであれば、ひとりより皆で褒めるほうがいいだろう。そして褒めるのであるから、取得コストはできるだけ安くするべきだろう。褒められる方が主役だから、褒めるほうは、権威的である必要はない。

そんなことを考えてみたら「認証を独占しない(皆で認証)」「いいところを見つけてどんどん褒める」「わかりやすく簡単な確認方法」「利用しやすい取得コスト」「開かれたシステム」というまったく反対の新しいモデルが誕生しました。この新しいモデルにITを応用して取り組むとき労務管理の認証が可能になりました。

労務管理OK株式会社は、労使の激しい対立ではなく、労使が協調していくとき企業の業績もあがり、日本の産業の発展もあると考えています。そして性善説に立って少しでも良いところを積極的に褒めるスタンスに立ちたいと考えています。

このモデルが広く普及すれば、少なからず快適な職場環境づくりへの支援になり、社員OK、企業OK、社会OKに少しでも貢献できると考え、労働基準法が公布された「労務管理の日(4月7日)」に合わせて、ここに新しいモデルに基づく労務管理認証システムの提唱(労務管理OK宣言)を行うことといたしました。

平成20年4月7日 労務管理OK株式会社
・NPO法人ETIC  ・(株)シェイク  ・SHIBUYA-FM  ・中小企業福祉事業団
・(株)エムケイシステム  ・(株)東京メンタルヘルスアカデミー
・アックスコンサルティンググループ  ・(株)価値総合研究所(旧長銀総合研究所)