試される大地から

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コミュ障・ぼっちの敵!コミュ力厨・ウェーイ系勘違いグループの心理と特徴

はじめに


こんにちは。furaiboです。


ところで、みなさんはコミュ障でしょうか、それともリア充でしょうか。
僕はコミュ障と呼ばれる人間であることは間違いないと思います。


僕の学生時代を思い返すと、話すことは苦手ではないが、
ドラマや『さんま御殿』『Mステ』などのテレビ番組や
芸能人、ファッションなどに、あまり興味を持ってこなかったということもあり、
話題が噛み合わない、周りと馴染めないということが多々ありました。

そして僕は他人を故意に苛つかせたり、
害を与えたりということはなくとも、
ウェーイ系の連中やチャラ男のリーダー格、
体育会系の権化のような連中に目をつけられることが多々ありました。


連中は自分のような人間を格下と認識しているらしく、
目をつけて嫌がらせをしてくる上に、
リア充面をして好き勝手振る舞っているので
本当に嫌な思いをさせられてきました。

僕は上で上げた苦い経験もあって、
上に挙げたような連中が嫌いなのですが、
この手の人間の考え方や特徴について、
僕の経験を元に考察していこうと思います。




以下の文章では、世間一般で言うところのDQNリア充
キョロ充などを『コミュ力厨』と呼ぶことにします。

この手の人間は喋りを絶やさないことや、
ノリの良さがコミュ力と勘違いしているフシがあり、
自分にはコミュ力があると勘違いしていることも多いので、非常に厄介です。

特に高校生や大学生に大量発生し、
おとなしいタイプの人間(ぼっち・コミュ障含む)を脅かします。
まさに日本社会が生み出したモンスターのような存在といえます。


コミュ力厨・ウェーイ系勘違いグループの心理と特徴

周囲の人間をとにかくランク付けする、とりあえず格下は見下す

コミュ力厨はすぐに他の人間を序列化し、
自分より格下の人間は見下す傾向が顕著です。
いわゆるスクールカーストという言葉もすっかり有名になりました。

アメリカでも似たような序列があります。


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(参考)

iitokoronet.com



自分のような人間は、

  • 相性のいい(好きな)人間
  • 相性の悪い(嫌いな)人間
  • どちらでもない人間


くらいの3分類くらいで、
内心チャラ男やコミュ力厨をバカにするか避けるくらいで
相性の悪い人間・嫌いな人間とはなるだけ関わらないようにするのですが、

コミュ力厨は、アメリカのスクールカースト程ではないにしても
好き嫌いとはまた別に脳内でランク付けを行っているように感じます。
恐らく、以下の様なランク付けがされていると思われます。

  • グループ内のリーダー、喋りのうまい人間
  • 自分(リーダーでない場合)、自分と相性のいい人間・気の合う人間
  • 喋りのできない人間、ヘマの多い人間、ガリ勉


このように、喋りの苦手な人間などは自分より下のランクに位置づけ、
下のランクの人間には失礼なことも平気で言っていい
という解釈になっているようです。

こうした序列は一度決まればずっと変わることはないようで、
コミュ力厨はランクが下の人間や嫌いな人間でも関与して
馬鹿にするか尊大に振る舞って見下す一方で、
ランクが上の人間や格上には媚びへつらう傾向があります。


すぐに派閥(グループ)を形成したがる

コミュ力厨はすぐにグループを形成したがります。
なぜならば、

周りに人がいないこと = ぼっち = 恥ずかしい

という一種の図式が無意識下にあるからです。
もちろんぼっちの人間に対する
軽蔑の念を持っておくことも忘れません。

グループを形成したがる傾向はクラス替えの直後、
高校・大学への入学直後などに顕著に見られます。
みなさんは、ウェーイ系のやかましい連中が、
1ヶ月もしないうちにいつの間にか仲良さそうにしていて、
既にグループができているのを見かけませんでしたか?

コミュ力厨は孤独を嫌います。
彼らは孤独に対する耐性が低いのです。

そのため、孤独を感じずに済む安全地帯を確保しなければなりません。
自分と近い似た者同士で固まってグループを形成することが、
彼らの至上命題なのです。早い段階でグループが形成されるので、
周りの人間が後から入りづらい空気を作っているのも特徴です。


排他主義

コミュ力厨のグループは多数派を形成することが多いので、
『長いものには巻かれろ』的な思考の人間が
グループに入っていこうとするケースが有ります。

いかにもチャラっぽい人間や、
比較的話題が豊富な人物(テレビ・芸能人・漫画など)、
いじられキャラを演じられる人間なら問題はないのですが、
いずれにも当てはまらない人間が混じろうとすると、
確実に目をつけられることになります。

グループ内の空気を乱す人間や、
喋りのできない人間は彼らにとっての敵なのです。

そして一旦『敵』あるいは『格下』として認定されれば、
それが覆ることはありません。彼らは好き放題に、
『敵』を攻撃しにかかります。

コミュ力厨のグループを構成する人間は、
顔こそ違えど思考パターンや価値観は均一に近く、
多様性があまりないケースが殆んどです。

所属メンバーはグループの空気になじまない趣味や
自身の性格を押し殺して表面化しないように努めるので、
この傾向はますます強まります。

したがって、独自の世界観を持った人間が
コミュ力厨のグループ内には迎えられることはないのです。
コミュ力厨のグループは排他主義的な側面が強いといえます。


気に入らない人間をハブる

コミュ力厨は孤独を嫌う、ということは、
もっとも彼らにとって耐え難いことは『ハブられる』ことです。

なので、刑法を犯さない範囲で可能な最大級の制裁、
それこそが『ハブる』ということなのです。

コミュ力厨のグループ内のリーダーの機嫌を損ねた人間、
グループ内の複数人数から嫌われている人間は
グループ内でハブられる対象になりえます。
悪質なケースでは嫌がらせもセットでついてきます。
グループに属していない、グループ外の人間でも
同様に『ハブる』対象になりえます。

しかも、グループ内だけでなく、グループ外の周囲の人間に
圧力をかけてまで盛大にハブろうとします。
尾ひれをつけて悪い噂を流したりして、評判を下げ、人格を貶めます。
このように同じグループ内であったはずの人間であったとしても
容赦なく精神的なダメージを与えようとします。

コミュ力厨のグループは非常に陰湿で不安定、
相互監視の絶えない息苦しい組織体と言えます。


間違いやミスに極度に不寛容

コミュ力厨は、目ざとく他人のミスを見つけ出しあげつらいます。
ミスの指摘が親切心からのものであればいいのですが、
大抵は他人を馬鹿にすること、または笑いものにして
ウケを狙おうとする意図があることは明白です。
なぜなら他人の失敗とそのエピソードは、
自分が傷つく必要なしに笑いを取れるネタになるからです。

親切心からの指摘であれば、
1対1の局面でそれとなく伝えてあげれば済む話であって、
わざわざ大声でグループ内の他のメンバーに周知して
バカ笑いをする必要はないのです。

そして、コミュ力厨の中でもさらに嫌なヤツは、
そのことを笑いが取れなくなるまで何度でもネタにしてきますし、
必要とあらば尾ひれをつけ、脚色して、
グループ外の人間にまでも吹聴して回ります

こうした傾向は、表面的なミスや失敗、
忘れ物が少ないことが取り柄のコミュ力厨にありがちです。

また逆に、他人の間違いやミスを指摘せずに、
グループ内部で笑いのネタにした上で
『キモい』などのレッテルを貼ってグループ全体で馬鹿にする、
ハブる、無視するという形を取ることもあります。

いずれにせよ、間違いやミスに不寛容なのに変わりありません。


いじりといじめの区別がついていない

昨今のお笑い番組の影響が色濃く出ているのがこの部分です。
いくら喋りのうまいコミュ力厨であったとしても、
常に笑いに繋がるネタを周りに提供できるわけではありません。
したがって、笑いのネタを無理矢理捻り出すために、
コミュ力厨同士でくっついたグループの
メンバーの誰かが『いじられる』ことになります。

『いじられる』側も、根っからの芸人気質でいじられることを
まったく気にしないということは稀で、
グループ内の空気を壊さないように、誰かの機嫌を損ねないように、
内心傷ついていてもおちゃらけてピエロ役を演じるのです。

そして、いじるネタ自体も限りがあるので、大概はエスカレートしていき、
「いじめじゃないか、コレ?」と感じるような眉をひそめるようなレベルの
酷い『いじり』に発展していることも少なくありません。

端から人を馬鹿にしてかかるタイプのコミュ力厨ほど
そういったいじりを平気でやってきます。
「いじられてオイシイ」と考える輩もいます。

ノリと喋りが最優先のコミュ力厨たちはいじられる側の心情には目をつぶり、
リーダーの機嫌を損ねないように、グループの空気を壊さないようにと、
どぎつい『いじり』でも一緒になって笑うのです。

いじられる側が耐えかねて反論しようものなら、
いじりに何マジになってんの」とか「こいつ使えない」などと
何故かいじられる側が悪者にされるのだから、始末に終えません。

芸人が仕事で笑いを取るためにやる『いじり』と、
素人がノリと場の空気を保つためだけにやる『いじり』とでは
性質も完成度も根本的に異なるのです。

芸人であればスタジオ外や楽屋でいじった相手に対する
フォローや謝罪もあるでしょうが、
コミュ力厨のグループでそうした気遣いは期待できません。


(参考)
「いじり」という下品な笑い - Togetterまとめ


薄っぺらな話題ばかり、硬派な話はしない(orできない)

基本的にコミュ力厨は話題が薄っぺらい傾向があります。
グループ内の人間で話をするときはテレビ番組(ドラマ・踊るさんま御殿・Mステ)や
週刊少年ジャンプなどの漫画の話題、芸能人の話題などが中心です。
最近は深夜アニメが充実しているので、これも話題になりえます。

他には、身の回りの人間がどうしたこうした、
女がどうの(「マジで**可愛くね!?」)というどうでも良い話題ばかりで、
学術的な話はせいぜい高校・大学のテストの話止まりでしょう。

沈黙を避けるか、あるいは話を切らさないためだけの話なので、
話題が薄っぺらになりがちなのです。スポーツはまだいいとしても、
政治・科学技術といった『ガチ(彼らに言わせれば)』の話題は避ける傾向にあり、
それらについて無知であること、
知ろうとしないことをどこか誇っている節があります。


執拗に他人の異性の好み、性癖を聞き出そうとする

これはあまり本質的なことではないとは思いますが、
コミュ力厨・ウェーイ系の連中は少し話題がなくなりかけると
ほぼ必ずと言っていいほどこの話題を振ってきます。

これが女優やアイドルくらいで済んでいればいいのですが、
大概「好きなAV女優」の話題に発展するので、
大体自分のような人間は居心地が悪くなってきます
(2次元とか素人とかXVideoばっかりとか言えるわけがないし、
大して親しくない他人の前で性癖を開示させる精神が理解不能)。


いないと言っても「いやいや、絶対1人くらいいるでしょ!?」などと
食い下がってくることがほとんどです。

売れ線び有名なAV女優を知っていれば問題ないのだけれども・・・
こうした連中をあしらうために適当なAV女優くらいは
覚えておいたほうがいいかもしれません。


基本的にコミュ力厨はAV女優然り、プライベートな部分に
踏み込んだ質問をしてくることが多い傾向があると感じます。
質問の姿勢が全体的に不用意で無神経と言わざるを得ないと思います。

コミュ力厨は、ボロを出さないかと待ち構えて、
下手なことを言ったらネタにしたいだけなので、
あしらう側としてはコミュ力厨の機嫌を損ねない程度に
ごまかすのに気を使わなければなりません。


所属グループ内のメンバーでしょっちゅう遊びor飲みに行く

コミュ力厨のグループでは、
グループ内のメンツで遊び・飲みに行くということはほとんど義務です。
行きたくないからと何度も断ると確実にグループからハブられることになります。

一緒に遊ぶということは、狩猟民族の掟のようなもので、
同じグループ内のメンバーであることを互いに確認するための作業です。

コミュ力厨はメンバー同士の関係性を、プライベートの時間を
犠牲にしてでも遊びに行くことで、内外に誇示しようとします。

しかし、グループのリーダー格とその取り巻き、企画した人間だけが楽しんでいて、
行きたくなくても嫌々付いて行っているだけの人間も少なくありません。

そのため、グループでしょっちゅう遊びに行っているわりに、表面的で、
互いに都合よく利用し合おうとするだけの人間関係に陥りがちなのはなんとも皮肉です。


グループのメンツ同士表面上は仲良く見えがちだが、実は仲が悪い

ついに最後の項目です。

上で色々なことを言ってきましたが、
基本的にコミュ力厨は思いやりやデリカシーがあまりなく、
笑いやノリのためなら言い方を考えずに、他人の中傷を平気でする人間や、
必要以上にプライベートに踏み込もうとしてくる人間が少なくありません。

そのため、この手のグループ内の人間関係はかなり表面的で
冷えきっているケースが多々あります。
喋りができても、自分を攻撃してくる奴・馬鹿にしてくる人間、
礼儀のない人間を嫌うのは誰であれ通常の反応といえます。

「親しき仲にも礼儀あり」とはよく言ったもので、
礼儀や配慮がないがしろにされるとグループ内に綻びができてくるのです。

嫌い合っていてもグループを維持しているケースが少なくないのは、
つるんでいればひとまず孤独を避けることができるということと、
グループを抜けだそうとすることで村八分的な扱い、
つまり『ハブられる』ことにつながりかねないからです。

いがみ合っていてもグループを解消できないのは、
行き過ぎた相互監視と極度に孤独を恐れる心理によるものと言えます。



最後に

かなりの長文になってしまいましたが、いかがでしたか?

リア充などと呼ばれる人種について、かなり否定的に書いてきました。
すべてのコミュ力厨に当てはまるわけではありませんが、
実際問題としてこんな奴自分の周りにいると感じた人も多いのではないでしょうか。

この記事を見てあてはまる部分があると思った人は、
自身の普段の立ち振舞いを少しでも正して、
少しでも他人の気持ちを思いやるようにしていただけたらと思います
(どちらかと言えば、「マジキモイわ、こいつ絶対童貞だろ」的な
悪態をついて途中でブラウザバックした人間の方が圧倒的に多そうですが)。

こんなところで、今までの恨みを晴らしているような自分も自分なのですが、
ウェーイ系の連中から散々実害を受けてきた側の人間なので、
人知れずこうした記事を書くことぐらいは許されると思います。

コミュ力厨、ウェーイ系の連中との付き合いは、
おしゃべりなどで長時間の拘束を伴い、遊びに行く金もかかるので、
プライベートの時間を持ちたい人やお金を節約したい人にとっては
非常に厳しいものになるでしょう。