年賀はがきを買い求める人=1日午前9時5分、金沢市の金沢中央郵便局
2018年用お年玉付き年賀はがきが1日、全国の郵便局で一斉に発売され、金沢市の金沢中央郵便局では、新年の準備を始めようとはがきを求める人が列をつくった。
同郵便局で行われたセレモニーでは、林正幸局長が「来年は平成30年の節目となる。受け取る人の顔を思い浮かべながらしたためてほしい」とあいさつし、ミス加賀友禅の松田莉奈さん、金沢市内の郵便局のゆるキャラ「郵太郎」が来場者を出迎えた。
年賀はがきは、来年の戌(いぬ)年にちなみ、人気キャラクター「スヌーピー」の絵柄など全8種類で、石川県内の郵便局では兼六園やひがし茶屋街の絵柄とあいさつ文を記載した5枚セットの「お手軽年賀はがき」23種類も用意した。日本郵便北陸支社によると、昨年は県内で4476万枚を販売し、今年も同水準を見込む。
投函(とうかん)は12月15日から受け付ける。はがきの郵便料金は今年6月、62円に値上げされたが、年賀はがきは52円で据え置いた。