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【芸能・社会】

まゆゆ卒コンにファン1万7千人 12月20日にソロアルバム発売

2017年11月1日 紙面から

卒業コンサートでアンコール前の最後の曲を終え、マイクを置く渡辺麻友(中央)=さいたまスーパーアリーナで(稲岡悟撮影)

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 今年いっぱいでAKB48を卒業する、まゆゆこと渡辺麻友(23)が31日、地元・埼玉のさいたまスーパーアリーナで「渡辺麻友卒業コンサート~みんなの夢が叶いますように~」と題した卒業コンサートを開いた。渡辺は熱唱パフォーマンスで約1万7000人のファンを熱狂させ、12月20日に初のソロアルバム(タイトル未定)を発売することを発表した。

 ステージは、これまで東京・秋葉原のAKB48劇場などで幾度となく歌唱した「初日」で幕開け。40人のオーケストラをバックに思い入れたっぷりに熱唱しつつ、涙で声を詰まらせるひと幕もあった。

 渡辺は今年6月17日に沖縄で開票イベントが開催された「第9回AKB48選抜総選挙」で年内の卒業を発表。その直後から卒業公演に向け、20回ほど会議を重ね、構成や楽曲の歌唱メンバーにこだわったという。

 中盤では、渡辺の晴れ舞台に華を添えようと、今年5月から放送された渡辺の主演ドラマ「サヨナラ、えなりくん」で共演した俳優のえなりかずき(32)らが登場しドラマの世界を再現。えなりらに感謝した渡辺は、同ドラマの主題歌のソロ曲「守ってあげたくなる」を熱唱した。

 アンコールに入ると渡辺はファンにあいさつ。AKBでの11年間を振り返り、「11年間、私が信じて歩んだ道は間違ってなかったと思うことができた。そう思わせてくれたファンのみなさん、みなさんの愛を感じて、本当に幸せだと思います」と涙。多くのファンがもらい泣きした。

 渡辺と同期で3期生の柏木由紀(26)は初めて渡辺宛てに書いた手紙を朗読。「11年間、まゆがいたから頑張れました。今日で『さみしい』というのは終わりにします」と感謝の言葉などを贈り、渡辺と抱き合った。

 この日の公演では、渡辺のラストセンターシングル「11月のアンクレット」(11月22日発売)など35曲を披露。公演中、12月20日に「守って-」などが収録された初のソロアルバム発売を発表。また、グループの拠点のAKB48劇場に渡辺が出演するのは、12月26日が最後となる。

 

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