どうもにゃんこ二等兵です<(_ _)>いつもご愛読ありがとうございます!
これからもお付き合いのほど宜しくお願い致します!
今回のタイトルに記載している通り、ネタバレしないでいかに「ドクター・ストレンジ」の良さを皆様に伝えられるかという訳で、原作のドクター・ストレンジの歴史も交えながら、映画の感想を述べたいと思います<(_ _)>
目次
原作のストーリー
- 本名はスティーヴン・ヴィンセント・ストレンジ (Stephen Vincent Strange)。
- 天才的な脳外科医として全米に名声を轟かせていたストレンジは、自動車事故で両腕に大怪我を負ってしまい精密な腕の動きができなくなってしまう。脳外科医を辞めて、キャリアが原因でプライドが高くなりすぎて普通の勤務医になれず、失業し貧困に苦しめられていた。そんな時、どんな傷をも治せる魔術師がチベットに居ることを聞きつけた彼は、藁にもすがる思いでチベットに赴く。
- チベットの魔術師エンシェント・ワンは、紛れも無く本物の魔法・魔術を扱う魔術師であった。ストレンジの中に何かを感じ取ったエンシャント・ワンは、治療の代償としてストレンジに弟子入りを持ちかける。最初はそれを断ったストレンジだったが、ブリザードによる足止めの最中、エンシャント・ワンの弟子・モルド男爵が、師に向けてスケルトンを召喚し嗾(けしか)ける様子を目撃する。
- すぐにエンシャント・ワンにそのことを知らせようとしたストレンジだったが、モルドの魔法で身動きがとれなくなる。ところが、エンシャント・ワンはスケルトンの攻撃をあっさり退けてみせた。エンシャント・ワンの力に驚き、同時にモルドの悪意ある魔術に落胆するストレンジ。しかし、「自らの師を襲う」というモルドの行動に疑問を抱いたストレンジは、その理由の中にこそ彼を止める方法があると考え、エンシャント・ワンの弟子として魔術を学ぶことを決意する。
- 7年間の修行の末に魔術を会得したストレンジは、魔術を正しきことに使うため「Dr.ストレンジ」を名乗ってヒーロー活動を開始する。
- その後、エンシャント・ワンが魔神シュマゴラスと刺し違えて死亡したため、現在ではマーベル最高の魔術師「ソーサラー・スープリーム」となっている。
原作での能力
魔術
ストレンジの最大の力。魔力によって様々な超常的現象を起こすことができる。
具体例
- 魔法によるバリア
- 空間跳躍による瞬間移動
- 飛行能力
- 催眠術
- 念動力
- 黒魔術・・・通常の魔法では起こせない程の超常現象を扱うことができる強力な黒魔術。使用には強い副作用が生じ、現世への悪影響も大きい為、ストレンジは滅多に使おうとはしない。ストレンジ自身もこれを嫌っている節がある。
人柄
- 自らの努力で長い修行の末に力を手に入れただけあって「人生経験」が豊富で、リーダーとしての資質を備えている。多くのヒーロー達の相談相手となっており、彼らが様々な困難に直面した際には彼らを導く存在として頼りにされている。
格闘術
- 魔法を使わずとも、普通の人間では最高レベルと言えるほどのそれを有している。魔法が使えなくなった時の為にエンシャント・ワンが教えた。
不老
- 魔法の修行のおかげでストレンジは歳をとらなくなっている。しかし、不死ではない。マーベルユニバースの在り得たかも知れない未来を描くシリーズ『アースX』では、意識不明の昏睡状態のまま生き続けていた。
テレパシー
- 魔法を使わずとも、思念を飛ばして離れた人間と会話することが可能。
目
- 可視光線以外の光線を視認することができ、また透視能力によって隠された罠等を見破ることもできる。
占星術
- 近い未来を予知出来るレベル。
原作はこのような設定です。とても人間とは思えない(笑)
どう見てもテレパシーはおかしいからね(笑)
という訳でストレンジは7年の修行の末、人間を辞め、宇宙レベルの能力を手に入れました。
さぁ、上記の設定を全部映画で取り入れると果たしてどうなるでしょうか。
言わずもがな、分かると思います。そうです、カオスになります(笑)
”数十トン〜百トン以上の物を持ち上げる腕力、数百m〜数十㎞を跳躍する脚力からなる敏捷性”
とかそうゆう次元で戦うキャラクターじゃないという事です。
物理法則や時間を無視して戦えるキャラクターなので、一般的な指標で強さを測るキャラクターじゃないんですね(;´・ω・)
なので映画では設定をかなり抑えないと彼1人で解決できることが増えてしまうので、今後の他キャラのマーベル作品に説得力が生まれず、物語に深みが出なくなってしまうという事です。
では映画のドクター・ストレンジはどうなっているのか?
原作との違いを見ながら、映画を観るとより楽しめるんじゃないかと思います。
感想
映画という決められた時間枠の中で、この扱いにくいキャラクターを上手く表現できていて素晴らしかったと思います。
相当苦労したんじゃないかと。
設定に矛盾が生まれると、途端に作品がチープに見えます。
そう見せない技術があるのか、矛盾がなかったのかは分かりませんが、バランスの取り方が物凄く上手く、私は原作とのズレや違和感はそこまで感じなかったです。
ただそれでも今後、マーベルでこのキャラクターを扱っていくのは難しいんじゃないかと私は思います。この段階でこの強さだと今後はやはり強すぎて他のキャラクターとコラボさせるのには調節が必要なんじゃないかといった印象です。
また四次元キューブとは何だったのかと思うほどの効果を有するレリック*1がさらっと出てきます。
題材がドクター・ストレンジだからこそ許された感半端ない(笑)
ってか今回の案件はアベンジャーズでも対応できないと私は思います(笑)
ストーリーに関しては前半にストレンジの紹介で時間を取り過ぎた分、後半は説明が不十分で急ぎ過ぎな印象を受けました。
ストレンジの紹介を削って、もうちょっと魔法についてやレリックについて時間をとれたのかなと。
そうすると後半での戦いがより一層迫力が増したんじゃないかと思います。
総評
- ストーリー性★★★☆☆
- キャラクター★★★★★
- インパクト ★★★★★
- 面白さ ★★★☆☆
- エロ要素 ☆☆☆☆☆
星だけ見るとぱっとしないですが、ドクター・ストレンジは題材的に難しいと思っていたので、その中でこのパフォーマンスなら素晴らしいと思います。
観た方が良い、観ない方が良い、どっちでもいい、の中から選ぶとしたら、即答で観た方が良いと答えます。
なので皆様におススメします。
理由はハリーポッターかドクター・ストレンジで言ったら、私はストレンジ派だからです(笑)
理由になってない(笑)
真面目に言うと、1作目でこの出来なら続編にも期待が持てるし、1作目も十分面白いとは思ったので。
無意識に比較してるかは分かりませんが、おそらく私の中で同じ1作目でもアイアンマン(1作目)の印象が強烈過ぎただけです。
いかがでしたか?
ネタバレしないと断言しているので、勿論内容は話しません。
観てからのお楽しみってやつです!
この記事を見てくれた方はこの後ネタバレを見るなんて野暮な真似はしないはず(笑)
上記画像でストレンジが身に着けているペンダント、それは……
おぉっとイケない(笑)
今回はこの辺で失礼します<(_ _)>
最後までお付き合い頂きありがとうございました(^^♪
それでは!
*1:レリック・・魔術師が使用する道具。道具ごとに様々な魔術が込められており、それぞれ戦闘や移動に用いられる。レリック自体が、持ち主を選ぶ。