突然ですが、私は社会不適合者です
「おまえは、急に何を言ってるの?」と、つっこみたくなったと思うので、ご説明しますね
私は現在、1981年生まれの35歳で、職業はフリーライターです。
と言っても、締切に追われて、胃がキリキリする思いを味わいたくないので、月に2・3本の記事を書いて、後は普通にバイトしてます。
10年前から年収約250万円で、貧乏生活真っ最中、要するにワーキングプアです。
んで、家は、家賃・光熱費・一食つきで、4万円のところに住んでます。
「えっ?、超いいじゃん!、何でそんなに安いの?」と、疑問に思ったでしょ?
お答えします。実家だから、そこまで安いんです笑
ついでに言うと、貯金もそれほどない。
どうでしょうか?、なかなかの社会不適合者でしょ?、自分でもそう思います笑
35歳で、貯金もそれほどなくて、低収入のフリーターで、実家住まい。
普通だったら、男女問わず、絶望すると思うんです。
「うわぁ~、この先どうすりゃいいんだよぉ~」と、頭を抱えると思います。
しかし、私、全然、ぜーんぜん、気にしてない。いや、正確に言うと、ちょっとは気にしてるんですけど(笑)、でも、絶望しているわけじゃない。
なぜ、気にしないでいられるのか?!、その秘密は、私の思考方法にあります。
誰しもが私のようなポジティブ社会不適合者になれ!、と言いたいわけではありません。
でも、べつに、社会不適合者じゃなくても、生きづらさを感じる世の中です。
私のような人間の思考方法が、社会に適合出来ちゃってる人の生きづらさを逆に緩和させる事もあるんじゃないか?
そんな事を思って、こんな記事を書いてみました。
ぜひ、参考にしてください。主に、以下の3つです。
生きる事に誰かの許可はいらない
昔、こんな事を言った作家がいました。
『生きることは無条件に肯定されるべきものだ
生存は「褒美」であってはならないし、「許可制」であってもいけない』
不器用で物覚えの悪い私は、20代前半にこの言葉を知った時、恥ずかしながら感動して泣きました
「生存は何かをした褒美じゃないし、誰かに許可を貰う必要なんてなかったんだぁ~、うわぁ~」と、泣き叫びましたよ(笑)
その通りだと思いませんか?
私達は、資本主義をモットーにしながら、競争社会の中で生きています。
毎日のように、経済的に役に立っているか?、生産的か?を求められる。
だから、この社会には、「とにかく常に競争に勝ち抜いた上に生産性が高く、いつもスキルを磨く努力を怠らずに、即戦力となれる人間であれ」的な、市場原理に過剰反応しろ、というメッセージで溢れています。
でもね、一言、言わせてほしい!
社会に蔓延するそのメッセージの圧力こそが、世の中に「生きづらさ」を生み、うつ、自殺、過労死などの社会問題をつくる大きな原因になってるんじゃねぇの?
そもそも、『競争に勝ち抜いて勝ち抜いて勝ち続けないと、「生きる」事さえ認められないなんて事自体がおかしい
そんな事を考えて行くと、私は以下の素晴らしい結論に辿り着いたんですよ
社会不適合者として生きる事自体が、「常に利益を生む出す人間であれ」、「役に立たない奴は生きる価値などない」というメッセージを発信し続ける世の中への抵抗である、と。
どうですか?、楽しくなって来たでしょ?笑
「助けて」を言う事が強さだ
多くの人は、「強さ」を勘違いしてます。
強さとは、誰かに頼らずに、自分一人で生きて行く事ではありません。
強い人とは、困った時に遠慮なく、「助けて」と言える人、「SOS」を出せる人の事を言うのです。
以前、こんな事がありました。
私のブログを読んだ一人の女性がメッセージをくれました
メッセージの内容は、「生活に困っているので、相談にのってほしい」という事でした。
その方は、うつを患っていて、会社を辞めたばかりで、いつか無くなってしまう貯金額を気にしている状態でした。
事態を深刻に思った私は、すぐに生活保護の利用をすすめます。
しかし、彼女は、生活保護の利用を全力で拒むました。
利用が解りますか?、彼女は、親に連絡される事を嫌がったんです。
生活保護には、扶養照会というものがあります。
虐待されて逃げているなどの特別な理由がなければ、原則、親や親族に「あなたの親族が生活に困窮しているので、助ける事は出来ませんか?」という連絡が行く事になっているんです
彼女は、扶養照会を嫌がった。
それは、彼女のプライドでした。「親に弱い所を見せて、親に舐められたくない」という想いが強かったわけです。
私は彼女の想いを受けて、支援団体や生活保護に詳しい人に連絡をし、なんとか方法を考えようとしました。
しかし、扶養照会の事を知った彼女は、それから連絡が取れなくなってしまったんです。
彼女のような人と何度か会って来た事から、私は悟りました
強さとは「弱さ」を見せれること。
肉体的、精神的な虐待をされているわけでないなら、彼女は親を頼っても良かったんじゃないか?、と今でも思います。
人は一人では生きていけない。
自分の弱いところをどんどん見せて、困ったら遠慮なく人に助けてもらいましょう
実は、私が冒頭で、自分の恥の部分を紹介したのも、ある意味、自分の弱さを見せる練習でもあるんです。あなたも日頃から、自分の「弱点」、「恥」を笑って話せる練習をしておきましょう。
デブである事を笑いにしている芸人は、デブである事がコンプレックスになりません。
隠していないからです(笑)
「すいませーん、助けてくださぁ~い、バカですんません」と、明るく頼めば、それでいいんですよ
そして、あなたも同じような人を出来る限り助けようとする、相互扶助の関係を作るんです
それこそが強さですよ。
社会保障をどんどん使う
「生存に許可がいらないこと」、「強さとは助けてを言えること」
この二つをモットーに生きていけば、社会不適合者でもわりと楽しく生きていけます。
しかし、こんなふうに反論してくる人がいるかもしれない。
「言いたい事は解ったけど、でも、結局、お金がないと生きていけないと思う」
仰る通りです。もし、これを読んでいるあなたが生活困窮しているなら、遠慮なく、生活保護を始めとする、社会保障をじゃんじゃん、どんどん使いましょう。
以下のサイトを参考にしてください。
seikatuhogotaisaku.blog.fc2.com
「生存に許可がいらないこと」、「強さとは助けてを言えること」
この二つが解っているなら、胸を張って、使えるはずです。
生活保護を使って、元気になってから、ゆっくりと働けばいいわけですよ
ぜひ、参考にしてみてください。
共に、社会不適合でも楽しく生きていこうではないか?!