ハロウィンの翌朝、毎年、数百人のスタッフと共に渋谷のゴミ拾いをしている。
西野のゴミ拾いを邪魔してやろうとしてゴミを拾うアンチも発動するので、大変な人数だ。
集めたゴミで巨大なオブジェを作っているので、目的は「ゴミ拾い」ではなく「材料集め」になる。
すると、「世の為、人の為」ではなく、「自分の為」にゴミを奪い合うことになるので、こういった心配はない。
自分が海外にいたのもあるし、沖縄でのゴミ拾いが控えていたので、「今年のゴミ拾いは他の方にお任せしよう。この1~2年でゴミ拾いをする人も増えただろうし」と判断してしまったのが甘かった。
今年はなかなか酷かったらしい。。
自分が参加できないまでも、毎年参加してくれている人達に呼び掛けるべきだった。
この調子だと渋谷ハロウィンは終わる。
結構、アッサリ終わると思う。
行政がアウトを出したら終わり。
スクランブル交差点はロープで区切られ、
皆で整列しながら前に進むハメになり、
海外の人達が面白がっている渋谷のカオスは泡のように消える。
ゴミ問題の裏に隠れているが、なにより、これでは地元の商店にメリットがない。
店の前を汚されるし、壊されるから早いうちに店を閉めなきゃいけない。
渋谷ハロウィンの最大の失敗は、あれだけの人を呼んでおきながら、地元の商店にお金が落ちる装置を作っていないところにある。
以前、渋谷の観光協会の方から渋谷ハロウィンを盛り上げる為のアイデアを求められて、「スクランブル交差点の近くに有料の『見晴らし台』を作ったらいいんじゃないですか?」
と提案した。
皆、交差点のカオスをバックに写真を撮りたいからだ。
見晴らし台の売り上げは全額地元の商店に渡せばいいと思った。
警察か何かの許可が降りなくて、『見晴らし台』の案はボツになったと聞いた。
やればいいのに。勿体ない。
『ジャパニーズハロウィン×スクランブル交差点』の本当の価値が分かっていない人がほとんどだと思う。
海外のどこに行っても、あんな景色はないし、ナニ人に見せても「イッテミタイ!」と返ってくる。
せっかく大きな流れができたのだから、良い方向に持っていきたいな。
つーか、ハロウィンの日に仕事を入れちゃダメだな、俺。自分から変わろう。
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なぜなら身動き取れないから。
あの人の多さをほっておくのは、商店は勿体ないです。何とか商売に繋げないものかと。
西野さんの発想力凄いです!!
渋谷ゴーストバスターズの動画を見たら
ゴミに対する考え方も柔軟で、しかもイベント化してて楽しそう!
今年しなかったからこそわかるそのゴミの凄さ。
来年は是非参加したいです(^―^)
それからこれだけ大きなイベントなのに渋谷の商店街にお金が落ちないのは残念ですね…。
その視点に気付かなかったです。
双方が幸せになるイベント作り、何かいいアイデア考えたいです。
プペプップー♪プペル♪
いい曲ですね!
もう、ご存じかもしれませんが、
奥田民生さんの『風は西から』と言う曲が
かなり、西野さんにピッタリなので
ぜひ脳内スピーカーでリピートさせて下さい。
日本で生まれた新しいイベントを
キチンと未来に繋げていきたいです。
私に出来ることは、
わたしの周りにいる人に優しくなること。
ですかね?
お疲れ様です。
ゴミ捨てるならゴミ人間になって
皆でゴミ拾ったらいい…
もっと歩かなきゃいけなかったかな
ごみをなんとかしたいってゆう団体できてたりして、
ああ、若いひとすごいなって
思って帰ってきたんデスけど
アフロマンス先生、
どのへんをなんじくらいに
みはったのかなぁ