前回、1000円以下でコンビニで買えるウイスキーをピックアップしましたが、今回はジャパニーズウイスキーで、1000円以上の500mLからフルボトルまでの中からピックアップしてみます。

サントリー 白角

shirokaku_new700mL アルコール度数40度 1500円

1992年に、淡麗辛口を謳って誕生し、2016年にレギュラーの角瓶とともにリニューアルされました。

レギュラーの角瓶に隠れがちですが、ロックやトゥワイスアップで飲むと、青リンゴや柿のフルーティな香りがしっかりと出ていて、酸味のアクセントもあり、レギュラーの甘い一辺倒の味わいよりも豊かに感じられます。

実際、角瓶は山崎のバーボン樽原酒を主体にしていますが、白角は白州のホッグスヘッド樽を主体にしていて、キャラクターも異なっています。

水割りやハイボールにしてもさっぱりした印象になるので、食事と一緒に飲むのもいいです。

個人的にはレギュラーよりも推します。



ニッカ ブラックニッカ ディープブレンド

bn_deep700mL アルコール度数45度 1400円

ブラックニッカの中でも最も新しくリリースされたボトルです。

余市の新樽で熟成されたヘビーピート原酒を中心にしていて、ストレートでは強いスモーキーな香りが楽しめます。

それ以外の香りも、ストレートは青リンゴや柑橘系の爽やかさ、ロックではバナナ、バニラの甘い香りが広がります。

かつてのニッカが持っていたしっかりしたボディはないものの、ウイスキーならではのスモーキーさを感じるにはいいボトルかと思います。


ニッカ シングルモルト 宮城峡

miyagikyo_new500mL アルコール度数45度 3000円 

2015年にリニューアルしたシングルモルトです。

元々宮城峡のモルトはフルーティで甘さが主だって感じられるものでしたが、このボトルにおいては、リンゴ、ブドウ、ナシ、ライムの香りとともに、ピートのスモーキーさもそれなりに感じ取れるものになっています。特にロックでは顕著です。

ハイボールにしても、アップブランデーのような甘い香りの漂うものになり、癖のあるお酒が苦手な人でもとっつきやすいかと思います。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

シングルモルト 宮城峡 45度 500ml あす楽
価格:2646円(税込、送料別) (2017/10/30時点)



キリン 富士山麓 樽熟原酒50°

fujisanroku201700mL アルコール度数50度 1300円

富士山麓は、アルコール度数50度と高いものの、1000円ほどで買えるウイスキーとして知られていましたが、2016年にリニューアルし、値段が上がったものの、容量が増え、ノンチルフィルタードとなりました。

ストレートでも、50度と思わせない比較的マイルドな印象で、柿、マスカット、ウエハースと続きます。

ロックになると、バーボンに近いエステル系の香りが立ち上がり、後からバニラの甘い香りがついていきます。味わいも酸味も強調されます。
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

キリンウイスキー 富士山麓 樽熟原酒 50度 700ml
価格:1338円(税込、送料別) (2017/10/30時点)