この記事は約11分で読めます(1分400字換算)
どうも、マスクド・ニシオカです。
嫁さんと二人で旅に行くシリーズ、今回の目的地は浜松です。
- いくぜ浜松二人旅 - 働けおっさんブロガー
- いくぜ浜松二人旅(ウナギ編) - 働けおっさんブロガー
- いくぜ浜松二人旅 浜松科学館に行ったらおもしろかった! - 働けおっさんブロガー
- いくぜ浜松二人旅 浜名湖グランドホテルさざなみ館のヒミツ - 働けおっさんブロガー
たかが1泊2日の小旅行に5記事も使っていますが、これは今回の旅が最高に楽しかったわけで、書くことがたくさんあったということです。
そんな楽しかった浜松旅もいよいよ最終回となりました。
台風接近に伴って雨脚も強くなっており、普通に考えればテンションは下がるでしょうが、ノープランだったことが幸いして、訪れた場所でテンションが上がりっぱなしとなります。
さて、どんなことでテンションが上がったのか?
いよいよ最終回の始まり始まり~!
ホテルを出た後どうしよう?
ホテルで朝食をいただいたあと、サービスで出たコーヒーを飲みながら作戦会議です。
帰阪するための新幹線の時間が15:30で、ホテルのチェックアウトが10:00なので、ホテルを出た後、周りにある動物園や遊覧船にロープウェーを楽しむことが出来ますが、とにかく台風が接近していて、傘があっても無駄になるくらいの雨です。
屋外で何かをするのは早々に諦めて、屋内で時間を潰すことを考えます。
そこで映画を観ることを提案してみました。
「旅先で映画なんて・・・馬鹿じゃね?」と突っ込まれそうですが、これまでの嫁さんとの旅で何度かやっていることなので、嫁さんはわりと簡単に提案の乗ってくれました。
映画館をスマホで調べると、駅から歩いて5分で行けるポピュラーな映画館がありましたので、さらに上映作品を見ると候補に挙がったのは、この2作品です。
- ブレードランナー2049
- バリー・シール/アメリカをはめた男
もちろん他にも上映されている作品はあるのですが、邦画はあんまり興味ないですし、嫁さんがどうしても観たかったラ・ラ・ランドは上映していませんし、残ったのがこの2作品です。
ただ、ブレードランナー2049は上映時間がシビアで、コーヒーを飲んだらすぐにホテルを飛び出てバスに飛び乗って、「運転手さん!追われているんです!飛ばして!」と盛大なウソを付かないと間に合いませんので却下。
実は前作も観ていませんし・・・。
そこでホテルでノンビリした後、余裕を持ってバスに乗って「運転手さん、安全運転でお願いしますね」と心の中で呟ける、バリーシールを選びました。
スポンサーリンク
映画館のあるビルでテンションが上がる!
雨の中、歩いて映画館のあるビルに到着して、とりあえず映画のチケットを買っても、まだ1時間近く余裕があります。
そこで、ビルの中をうろうろしていると、嫁さんが「実は・・・」で始まる意外なことを言い出します。
「実は・・・このビルにジオラマの展示場があるみたいだけど、行く?」
なぬー!?
このブログで触れたことはないのですが、実はジオラマが好きなのです。
旅行はそれほど好きではありませんが、いつかドイツにある世界最大級のジオラマ展示場である『ミニチュアワンダーランドに行きたいと思っています。
ただし不器用なので作ることはせずに見る専門です。
しかも、アニメにも戦車にも電車にも詳しくないので、普通の街並みをジオラマで表現されているのが一番好きで、その最高峰といえばやっぱり山田卓司さんで・・・とか思っていたら・・・
画像は (4) 浜松ジオラマファクトリー スタッフ日記 より
ぎゃーーーーーーー!!
山田卓司ぃぃぃぃ!!
山田卓司とは?
プロデビュー以前より、タミヤ模型の主催する「人形改造コンテスト」の常勝メンバーとして名を馳せる。TVチャンピオンプロモデラー選手権(よく名前が変わる)で最大3連覇、5回の優勝を飾っている。その情景を切り取るセンスのよさから「情景王」の異名をとる。また、世界的な模型コンテストユーロミリテールで、1995年クラス15(情景部門)において、金賞を受賞。2006年には、浜松市美術館にて個展を開催。プラモデルやガレージキットなど、既成のモデルを利用したジオラマ作品が美術館の企画展として開催されるのは異例の事である。
なんでここに山田卓司の名が?と思っていましたが、どうやら浜松出身だそうで、その関係なのでしょうね。
ビルの中には無料で見れる作品もありましたが、他の人の作品も展示されている「浜松ジオラマファクトリー」にお金を払って入ることにしました。
で、その中身といえば、入館料の300円が高く感じるほどの作品数しかありませんし、ジオラマに興味のない人だと「これだけ!?」とか「金返せー!」とかいわれるレベルです。
ですが、自分はジオラマを見る専門で、好みの作品があればずーーっと見ていられますから、300円が安く感じるほどでした。
残念ながら館内での撮影が禁止されていましたので、直接撮った画像はブログに貼れませんが、入場の際にいただいたパンフレットを載せておきます。
スポンサーリンク
さて、肝心の山田卓司作品ですが、あのTVチャンピオンで優勝した作品が展示されていました。
引用 http://blog.goo.ne.jp/saka178-momo/e/f6a2724b2fa373652d99f0ef9a8f33c2
他にも山田作品が展示されていましたが、自分が釘付けになったのはこの作品です。
引用 https://www.jalan.net/kankou/spt_guide000000181000/
模型店でプラモデルを選ぶ中学生と小学生、という感じでしょうか。
展示場にあった解説には、右にある戦車が海洋堂の作品で、「それを使って作品を、という海洋堂の宮脇さんが・・・」みたいなことが書かれていました。
海洋堂の宮脇修一さんといえば、こちらもプラモデルが好きで、好きなことでメシを食っている、自分にとっては憧れの人です。
「好きなこと」だけで生きぬく力~自分基準の仕事で世界一になれ~
- 作者: 宮脇修一
- 出版社/メーカー: WAVE出版
- 発売日: 2012/01/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 1人 クリック: 8回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
もちろんそんな裏話は関係なく、純粋に作品が素晴らしくて釘付けになっていました。
こんなに細かいところまで作りこめるのは、やっぱりプラモデルへの愛情なんでしょうね~。
しかし、本当はこの作品が見たかった!
引用 https://ameblo.jp/gunpula/entry-11999285839.html
これね、よぉーく見るとわかるのですが山田さんご自身をモデルに、作業場と家族を表現されているのですが、その作業台にはさらに作品があって・・・
もういっこ小さいのがあるー!
残念ながら実際の作品は展示されていませんでしたが、会場にあった山田卓司の作品集で、まじまじと目に焼き付けてきました。
スポンサーリンク
映画「バリー・シール」の感想は・・・
さて、興奮冷めやらぬ浜松ジオラマファクトリーを後にして、映画「バリー・シール」を鑑賞します。
ま、映画の内容は予告を見てもらうとして
感想は・・・おもしろかったです!
いやいや本当に。
ただ、隣に座った嫁さんの寝息が聞こえたことだけは、ハッキリと申し上げておきます。
旅の最後はリセットを
さて、楽しかった浜松の旅も終わりが近づきました。
映画を見終わった後、新幹線の出発までに時間がなかったのですが、できれば最後に名物の浜松餃子を食べたかったのですが、駅ビルにあるお店には行列が・・・
さすがに並ぶ時間はありませんので諦めましたが、これで良かったのかもしれません。
今回の旅ではウナギを食べまくり、確実に舌が肥えてしまいました。
これをリセットする方法はただひとつ、庶民の味を食べるしかありません。
駅ビルにある喫茶店で普通のカレーを食べて、浜松旅の最後の締めくくりとしました。
もちろん、これはこれで美味しかったです。
最後に
ちょうど浜松で新幹線に乗った頃、雨が最高潮にきつくなってきましたが、無事新幹線は大阪にたどり着きました。
そして帰り道の道中、今回の旅の手配をしてくれた嫁さんに、心を込めて感謝をしました。
本当に楽しかったです。
もちろん自分の好きなこと、ウナギに科学館にジオラマに映画に、全部嫁さんが合わせてくれたから、これだけ楽しめたのですから当然です。
これで文句を言われていたら、二度と嫁さんは一緒に旅に行こうとは言わないでしょうねぇ。
会社にいるときは、自分が土日に休めなくて、嫁さんが土日にしか休めなかったので、なかなか旅行に行くことができませんでした。
しかし、自分が会社を辞めたことで、こうやって二人旅を楽しめるようになりました。
もちろん自分の収入が減ったことの心配や、これだけ嫁さんが自分に尽くしてくれていると、なんだか、実は、自分が知らないだけで不治の病にかかっていて、余命少ない自分との思いで作りのためじゃないか・・・という心配が無いといえばウソになりますが、次回の旅も楽しめるように今日もブログを書いて主夫の仕事をがんばって、精一杯生きて参ります。
でわ、股!!
クリックしてもらえると助かります。