「仕事」と嘘をつき、オランダでハイネケンを呑むだけの時間を過ごしていることが発覚し、日本に残ったスタッフから執拗な攻撃を受けているのは、何を隠そうこの私だ。
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連日、深酒をしているが、朝5時には起床。
紙とペンとスマホとWi-Fiさえあれば世界のどこにいても仕事ができることを覚えてしまった私は、LINEグループで会議を済ませ、必要な時だけ絵を描いて、送る。
2時間程度で朝の仕事を終わらせて、そこからジョギング。
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オランダの朝は寒い。
それでも、ときどき半袖でジョギングをしているオランダ人にすれ違い、こんな屈強な連中と強絶対に一戦を交えてなるものかと、覚悟が決まる。戦争反対である。
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昼前に、ようやく出掛ける。
『えんとつ町のプペル光る絵本展inオランダ』の設営や、ダッチデザインウィークの視察などだ。

小谷夫婦はオランダでも大人気。
国籍問わず、皆、小谷夫婦と写真を撮りたいのだ。
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一緒に写真を撮ってもらう人達がとにかく楽しそうで、小谷夫婦は歩くエンターテイメントだ。
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たしかに、いちいち絵になるのである。

海外の楽しみは、人との出会いや景色はもちろん、個人的には看板のデザインについつい目がいってしまう。
色使いや遊び心に「ほへー」と関心するばかりである。
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看板といえば『革命のファファーレ』である。

私がオランダで自堕落な暮らしをおくっている間に、日本に残ったスタッフがせっせと働いてくださり、新宿駅構内(東口改札前)に、巨大な看板が登場した。
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前々から、看板枠を買う話はあったが、この場所(東口改札前)を選んだ理由は一つ。
改札を出たところに、昔からお世話になっている紀伊國屋書店新宿店があるからだ。
「お。西野、本を出したのね。どれどれ…」と、紀伊國屋書店さんに流れてくれたら嬉しい。

看板は1週間ほどで撤去されるので、記念撮影などをされる方は今のうちに。

そんなこんなで、これからドイツに飛びます。
もう少しだけ怠けてから、帰国します。
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