今日、CMEグループ(ティッカーシンボル:CME)が「年内までにビットコイン先物を上場する」と発表しました。上場はシカゴ・マーカンタイル・エクスチェンジ(CME)になる予定です。(ただし当局からの承認が必要です)

シカゴ・マーカンタイル・エクスチェンジは1898年にシカゴ・バター&エッグ・ボードとして取引を開始した、農作物中心の商品市場でしたが、近年は金融デリバティブに力を入れており、世界最大のオプションならびに先物市場となっています。
これに先立ち、今年8月にCBOEグローバル・マーケッツ(ティッカーシンボル:CBOE)も「ビットコイン先物を上場したい!」と宣言しています。こちらも年末までの上場をメドにしています。

CBOEはシカゴ・ボード・オブ・トレード(CBT)が株式オプション取引所として1973年にスタートさせたデリバティブ市場です。我々に馴染みのあるS&P500先物(SPX)、ナスダック100先物(NDX)をはじめマイクロソフト、GEなど個別株のオプションを取り扱っています。また恐怖指数(VIX)を計算、公表していることでも有名です。
これらの連邦政府により監督されている取引所にビットコイン先物が上場されることのもつ意味は、「これで機関投資家がフィデューシャリー・デューティーを全うしながら、おおっぴらに仮想通貨に投資できるようになる」ことを意味します。
またこれまで却下されてきたビットコインETFも、CMEやCBOEに上場されるビットコイン先物に依拠した商品設計をすることで承認されやすくなると思われます。
ビットコインは、これまでもっぱら個人投資家によってトレードされてきました。しかし今後、機関投資家が参戦する可能性がいよいよ高まっているのです。

シカゴ・マーカンタイル・エクスチェンジは1898年にシカゴ・バター&エッグ・ボードとして取引を開始した、農作物中心の商品市場でしたが、近年は金融デリバティブに力を入れており、世界最大のオプションならびに先物市場となっています。
これに先立ち、今年8月にCBOEグローバル・マーケッツ(ティッカーシンボル:CBOE)も「ビットコイン先物を上場したい!」と宣言しています。こちらも年末までの上場をメドにしています。
CBOEはシカゴ・ボード・オブ・トレード(CBT)が株式オプション取引所として1973年にスタートさせたデリバティブ市場です。我々に馴染みのあるS&P500先物(SPX)、ナスダック100先物(NDX)をはじめマイクロソフト、GEなど個別株のオプションを取り扱っています。また恐怖指数(VIX)を計算、公表していることでも有名です。
これらの連邦政府により監督されている取引所にビットコイン先物が上場されることのもつ意味は、「これで機関投資家がフィデューシャリー・デューティーを全うしながら、おおっぴらに仮想通貨に投資できるようになる」ことを意味します。
またこれまで却下されてきたビットコインETFも、CMEやCBOEに上場されるビットコイン先物に依拠した商品設計をすることで承認されやすくなると思われます。
ビットコインは、これまでもっぱら個人投資家によってトレードされてきました。しかし今後、機関投資家が参戦する可能性がいよいよ高まっているのです。