母ちゃんが教える『何とかなるよ』 nantokanaruyo.com

幸せな生き方、教えたるよ。あなたが辛い時、寂しい時、迷った時、一人で乗り越えていけるように。頑張れるように。相手を思いやれる優しい人になってくれるように。間違わんと生きていってくれるように。あなたの心に、きっと届くように。

母ちゃんが教える84『欲しいものは諦めないこと』

 

 

 

母ちゃんです。

 

 

 

 

大人になるにつれて、諦めてしまうものが

増える。

 

 

 

 

 

例えばそれは、自由や自己主張、世間の目を

気にせず生きることや、プライドを捨てるこ

と、本能のままに生きること、それから、欲

しいものを欲しいと願うことなど色々ある。

 

 

 

 

それを、大人になることやと勘違いしとる人

もおるんちゃうやろか。

 

 

 

 

 

それは大人になることではない。

 

 

 

 

諦めると言うんや。

 

 

 

 

 

 

大人になるにつれ、まわりの大人から覚える

ことがある。教えられることがある。

 

 

 

常識からかけ離れたらいけないとか、大人は

我慢せなあかんとか、自己主張したりキレた

りするのは子供のすることとか、大人になっ

たら諦めることも覚えなあかんとかな。

 

 

 

 

 

そんなものは間違っとる。

 

 

 

 

 

常識なんてものは人によって違う。

 

 

常識というものは、人の気持ちを踏みにじっ

てはいけないとか、人に気持ちを踏みにじら

れたらちゃんと腹をたてなさいとか、そんな

ものや。

 

 

 

我慢は、子供も大人も関係ない。

それをせんと自分がえらい。

我慢することで増える喜びもある。

 

 

 

自己主張は、して当たり前や。

してくれるから相手のことが分かるんや。

 

 

自分が何を望んで何が嫌なのか、何が嬉しく

て何が悲しいのか、何が好きで何をしたいの

か、言わな伝わらん。出さな伝わらん。

 

 

 

キレることもあるんちゃう?

 

 

その人が大事にしとることに触れた時や、

大切にされないことで持つ怒りは、

当然あらなあかん。

 

 

 

 

 

それから、大人やから諦めやなあかんものな

どない。

 

 

 

 

勇気がないだけの話やろう。

 

 

 

 

 

 

 

諦めたら、二度と手に入らんものもある。

 

 

 

 

 

 

 

絶対に諦めたらあかんものがある。

 

 

 

 

 

それは人や。

 

 

 

大切な人や、大好きな人やな。

 

 

 

 

 

相手を思うがあまり誤解したりされたり、

ケンカしたり、また傷つけたり悲しませたり

することもある。

 

 

 

 

 

それを諦めないということは、勇気がいる。

 

 

 

 

 

自分が傷つくことを恐れとったらあかん。

 

 

拒絶されるかもと逃げとったらあかん。

 

 

嫌われてしまったかもしれやんと、

怖がっとったらあかん。

 

 

許されないかもしれやんと諦めたらあかん。

 

 

一度や二度うまくいかんかったからといって

怖じ気づいとったら無理やろな。

 

 

自分の都合や立場を選んどるようでは

手に入らん。

 

 

それから、時には相手の都合をおかまいなし

にいかなあかんこともある。伝わらん。

 

 

 

 

 

落ち込んどる暇があったら、寝とる暇があっ

たら、メールを打ったらいい。電話したらい

い。会いに行ったらいい。

 

 

待っとる暇なんてない。

 

 

 

 

 

大事なのはいつも、伝えることなんや。

 

 

 

 

 

 

あなたが大事です。

 

あなたが大好きです。

 

 

 

 

それが、相手に伝わることなんや。

 

 

 

 

 

 

ここぞというときに動けんようなやつは、

何も手に入らん。

 

 

 

 

 

 

欲しいものを手に入れとる人と、

そうでない人の違いは、たったそれだけや。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二度と出会えへん人かもしれへんやろ。

 

 

 

 

 

 

 

失ってからでは遅いんやで。

 

 

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