混沌よ…来たれ…。
虚無の淵からこんにちわ。混沌の使者、一号です。
初っ端から中二病全開なわけですが、皆さんピッキングって知ってますか?
あーそうそう!!ヘアピンなんかを鍵穴に差し込んでカチャカチャっとね!!
ってそんな訳アルカリ!!!wwww
はい、以上でこの記事のfunny要素は9割終了しました。残りの1割をぺろぺろ舐めたい方は是非最後まで読んでみてください。僕が体験した混沌を紹介いたします。
そもそもピッキングって何?
ピッキングっていうのは商品を仕分けしていくことですね。そういうバイトがあるんです。めちゃくちゃきついんです。励ましてください。泣きそうなんです。
環境にもよると思うんですけど、僕がやったところはとにかく足が辛かったです。まぁあんまり内容言っちゃうと怒られると思うんで、そこらへんは内緒という事で。
とにかくカオスだった。
僕は派遣のバイトって初めて行ったんですけど、よく想像される新人いびりとか、シカトとかそういうのはありませんでした。ですが、とにかく意味不明な現場でした。
まず一番カオスだった制度である。返事制度。
これは班長みたいな人の指示を理解したら返事してねっていう当たり前の制度なわけですけど、一つ問題がありました。
全員何言ってんのか分かんねぇ。
メガホンも無いし声量もそこまで大きくないので、指示が全部聞こえない。それで皆が戸惑っているとこう言われるのだ。「返事は?」
なにこれぇ……意味不明なんですけどぉ……。
しかし、ピッキングのカオスさはこれくらいじゃ収まりません。次に働いていてやって来るのは足の痛みです。ピッキングという作業は無を無で割って無を足したような感じの内容の無さなので、多少の痛みは刺激になったりして良い物なんです。
そう、多少の痛みなら……。
多少の痛みを超えると今度は猛烈に足が痛くなってきてしまう。こうなると走るのはかなりきつくなってくる。
そういう時に限って混沌がやって来てきてしまうのだ……。
一人のバイトさんが僕に急に話しかけてきた。
「何で皆急いでるんですかね?」
えぇ……。
ドン引きである。久しぶりにドン引きした。いや仕事だからとか終わらせなきゃいけないからとか色々理由はあるだろう。そして僕はこう答えた。
「理由なんて無いと思いますよ。」
詩人かよ!!!あるよ理由!!!理由しかないよ!!!
ピッキングが終わった後も、何も指示が無いまま帰らされるなど、もうとにかく意味不明でした。僕にとってはとても辛い出来事でしたね。
カオスな状況を満面の笑みで楽しめる人にはお勧めです。
何て言うんですかね、例えていうなら。仮面ライダー全員集合したんだけど、全員もう中年だから戦ったりしないで、ただ仮面ライダーの俳優たちがパチンコ行くだけの映像を8時間位見せられてる感じですかね。
それはそれで見たいんですけども、そんくらい意味不明というかカオスでした。
もう僕は同じところには行かないでしょうけど、皆さんも派遣バイトに行く際はよく吟味した方がいいと思います。1回の失敗で払う代償は思った以上に大きかったです。
ではまたんごまたんご。