リタイアしてからかつての職場の人間の中では、何人かの友人とは連絡を取って、集まっています。
30歳前後のころに同じ職場で親しくしていた同年代の友人たちです。
年に1回程度しか会わないのですが、リタイアした人もいるし、定年を過ぎても、まだ仕事を続けている人もいます。
そんな中には、独身の友人も何人かいます。
今年の春のことですが、みんなで集まったときに一人だけ欠席した友人がいました。
独身の男性です。
体調が悪いということでしたが、同居していた両親も何年か前に亡くなっているので、まったくの一人暮らしです。
ちょっと心配になって、彼と仲の良い別の友人が連絡を取ったら、元気になったと後でメールを貰って、ホッとしたことがありました。
ある程度の年齢になると、何があるかわかりません。
一人暮らしだとなおさら心配です。
こんな記事を読みました。
昨年1年間に誰にもみとられず自宅で亡くなった一人暮らしの人の人数について、読売新聞が全国47都道府県警と東京都監察医務院に取材したところ、19道県と東京23区で約1万7000人に上ることがわかった。
全都道府県の数字ではありませんが、自宅で誰にもみとられずになくなった人が1万7千人いるというものです。
その内訳としては、65歳以上が7割ということです。
一人暮らしの場合だと孤立死は、起きがちかもしれませんが、ちょっと寂しく感じました。
そしがやは、二人暮らしですが、どちらかが先に亡くなれば、残された方は、孤立死する可能性は大きいです。
必ずしも独身者だけの問題ではないと思いました。
まだ60歳代なので、その可能性は低いでしょうが、今後は、そんな孤立死がもっと身近になりそうな気がしました。
関連記事