iPhone6sの発売から2年。iPhoneXは高いし、そこまで新機能要らないしという方でも、iPhone8への機種変更するかどうか迷うところかと思います。
そこで今回は、iPhone6sとiPhone8を比較して、この2年間で何が変わったのかを解説していきます。
暗所撮影により強くなったカメラ
まずはカメラの基本的な部分から。
iPhoneに限らず、カメラの性能を表す1つの指標に、F値というものがあります。
これは簡単に言うとどれだけ多くの光をセンサーに届けられるかというもので、数字が小さいほど光を集めやすい=暗い場所での撮影に強いということができます。
実はiPhone8はこのF値がiPhone6sのカメラより低い数値に設定出来るようになった為、6sでは撮影が厳しかった暗所でも撮影可能になるケースが増えているのです。
室内など、昼間の屋外と比べて暗い場所でも、より綺麗に写真や動画を撮ることができますよ。
光学式手ぶれ補正搭載で動画もより滑らかに
iPhoneで動画を撮っていると、多くの方がぶつかる問題の1つ「手ぶれ」。
iPhone6sでは、この手ぶれを補正するために電子式手ぶれ補正というシステムを使っていたのですが、これは撮影した映像に後からソフトウェアが処理を加えるというものなので、どうしても補正には限界がありました。
しかし、iPhone8では光学式手ぶれ補正という、より高性能な手ぶれ補正機能が搭載された為、動きの多い動画も6sより安定して撮影できるようになりました。
街歩き動画を撮ったり、子供の運動会で徒競走をする姿を撮影するときも、今まで以上に綺麗に撮れるのです。
Apple Payに完全対応!電車も乗れて買い物もできる
iPhone6sのApple Payは、残念ながら日本国内の店舗や交通機関では利用できませんでした。しかし、iPhone8ならそんな心配はなく、iPhone内臓のモバイルスイカやクレジットカードを使うことができます。
Suicaを登録して電車に乗ったり、対応したクレジットカードを登録してコンビニで買い物をするのも簡単です。
これでもう、iPhoneケースにSuicaを忍ばせるなんて面倒なこととはおさらばです!
A11Bionicプロセッサで更に高性能に
iPhone6sのA9プロセッサも当時としては非常に高性能なものでしたが、それから2年経った今、iPhone8のA11Bionicプロセッサは更に高性能なものとなりました。
重たい処理の際も6sよりスムーズに動いてくれますし、AR機能の利用を前提に開発されているので、将来性もバッチリ。
特に仕事等でハードにiPhoneを使っている方は、処理能力の高い最新機種がお勧めです。
サイズ感がiPhone6sと同じだが、ケースは流用できない。
筐体デザインは一部変更されているものの、iPhone6sもiPhone8もそこまで大きくは変わりません。
しかし、残念ながら背面カメラの位置などが異なるため、ケースは殆ど併用できません。
ただし、手で持った時のサイズ感が変わらないので、違和感なく使うことができます。毎日使う物としてはとても大事なことではないでしょうか?
圧倒的に便利!iPhone8の防水性能
iPhone8はIP67等級の防水性を持っている為、日常生活でちょっと水が掛かってしまった程度なら、問題なく使い続けることができます。
iPhone6sもそれ以前の機種に比べると耐水性は強いとされていますが、IP等級を持っていないため、水が掛かったら一大事!
食事中や家事の最中など、水が掛からないように神経質になってしまっていた方も多いのではないでしょうか?
iPhone8の防水も完全というわけではないのですが、こうした水に対するストレスが軽減されるのは思った以上に大きいですよ。
まとめ:iPhone6sでもまだまだ行けるけど、乗り換え利点アリ。
今回は発売から2年を迎えたiPhone6sのユーザー向けに、iPhone6sと8の違いについて解説しました。
6sもまだまだ十分使える機種ではありますが、iPhone8とかなり性能差が出ていることも事実。
乗り換えによる利点も大きいので、この機会に機種変更を考えてみるのも、悪い選択肢ではないと思いますよ。iPhone8は、下記の各社公式サイトから購入可能です。料金プランの自動シミュレーションができるので、購入前に料金もしっかり確認しておきましょう。
以上「iPhone6sをiPhone8に買い換えるべき?カメラ性能・サイズ感・ApplePayなど、iPhone6sとiPhone8の違いを比較してみた。」でした。