iOS11で「隠れギガ食い虫」を退治。アプリの自動更新をWi-Fi時のみに設定しよう:iPhone Tips
自動更新を有効にしつつギガの減りも防げる、いいとこ取りの設定です
本Webページのアクセスデータについては、KDDI株式会社が以下Webページの「クッキー (Cookie)」の項に基づき利用いたします。
http://www.kddi.com/terms/requirements/#a06
連載
注目記事
Androidの後追いでワクワクがなかったiPhone X。でも信者だから言う「アップルはそれでいい」
iPhone Xのナゾを実機でズバっと解決 カメラ機能はすべての面でワンランク上
セルラー版Apple Watch通信費比較。ドコモは月500円、au・ソフバンは350円(※期間限定でタダ)
人気記事
アップル技術者、娘が社内用iPhone Xの動画投稿で一発解雇。問題の映像は削除後も拡散
東芝、6分間の充電でEV航続距離320kmを可能にする次世代バッテリーを発表
iPhone X、実際の出荷は表示より早め?前倒し報告続く。アップルは保守的に見積もりとアナリストは推測
月末になると、多くのiPhoneユーザーが悩みの種の一つになるであろう、モバイル回線のデータ通信量。本連載でも削減するための技を多く紹介してきました。
こうしたユーザーの声を受けてiOS 11では、容量削減に向けた機能が搭載されました。中でも効果的なのが、アプリのバックグラウンド更新をWi-Fi接続時のみに設定できる点。アプリの自動更新を切ることなく、あの「知らずにモバイル回線で更新が掛かり、ギガが減っている」現象を防げるのです。
とくにデータ通信を使い過ぎたなと思った場合などは設定を変更し、データ通信量を節約しましょう。
Gallery: アプリのバックグラウンド更新をWi-Fi接続時に限定しよう | 3 Photos
アプリのバックグラウンド更新をWi-Fiのみに設定
設定自体は比較的簡単です。まずは「設定」を開き、「一般」をタップ。次に、「Appのバックグラウンド更新」をタップしましょう。すると、「Appのバックグラウンド更新」という項目が表示されます。これをタップし、次の画面で「Wi-Fi」を選択すると、バックグラウンドの更新をWi-Fi接続時のみに限定できます。
▲「設定」を開き、「一般」 「Appのバックグラウンド更新」の順にタップ(左)。「Appのバックグラウンド更新」をタップする(右)
▲「Wi-Fi」をタップしてチェックを入れる。これで設定は完了だ
iOS 10にも「Appのバックグラウンド更新」の項目はありますが、はオン/オフを切り替えるスイッチが設置されているだけ。そのため、バックグラウンドの更新をWi-Fi接続時のみに限定する場合は、Wi-Fiに接続したらスイッチを自分でオンにする必要があり、手間が掛かっていました。
しかし、iOS 11ならその作業を自動で行ってくれるので、手間をかけずにデータ通信量を節約できるというわけです。
このTipsは、モバイルデータ通信量の削減をしつつ、バックグラウンド更新はオンのままですむという、通信量と安全性のバランスに優れた設定となります。意図しないギガの減少を防ぐためにも、よく使うWi-Fi回線がある場合は、普段からに有効にしておくのがよいでしょう。