ポドルスキが浦和へエール「ACLで健闘を祈っている」…友人・槙野は「モデルのような顔立ち」
14日行われた明治安田生命J1リーグ第29節でヴィッセル神戸はアウェイで浦和レッズと引き分けた。FWルーカス・ポドルスキが試合を振り返りつつ、かつてケルンで共にプレーした浦和DF槙野智章について語った。
4分に幸先よく先制しながら、同点に追いつかれた神戸。結局追加点は奪えず引き分けで終了した。この試合にフル出場したポドルスキは「いいチーム相手にいい試合をして、勝ち点1を獲得した」と、引き分けも悲観していない様子。
しかし、「僕らの問題は攻撃だ。あまりチャンスをつくれていない。走る部分が足りなかったり、パスが足りなかったり、前線でのコンビネーションがうまくいかないことがある」と課題に言及。そのうえで「これが上手くいけば、浦和や他のチームを倒すことができるようになる。でも忘れないで欲しい。もうここ6~7試合は負けてはいないんだ。だから、皆が思うほど悪い状態じゃない」と強調した。
浦和については「ACLでの健闘を祈っているよ。ビッグゲームだしね。Jリーグにとっても決勝に行ってもらうのが良い。日本のクラブが決勝に行く、ということは良いことだと思う」と、ACLでの浦和の活躍を願った。
浦和との対戦で注目されたのは、ポドルスキと槙野智章のマッチアップだった。しかし、この試合で槙野はベンチ入りせず。ドイツのケルンでともに戦った仲間だけに、ポドルスキも思い入れがあるようだ。「彼とはケルンで1年間、一緒にプレーしたからね。彼へのメッセージ?幸運を祈るよ。友達だしね」と言及。
さらに「彼は代表選手で、モデルのような顔立ちをしているだろう?スポンサーもマーケティングにも良いだろう。本人にとっても良い事だ。Jリーグにとっても良い宣伝機会になるはずだ」と語っている。
槙野の欧州での経験については「欧州ではそんなにプレーしていなかったから、どこまで役に立ったかはわからないけど、練習でも試合でも、色々な経験ができる。それでも7、8年前の話だからね。今は日本に戻ってきて満足しているだろうしね。皆が欧州に行けるわけではないし」と、欧州の舞台で活躍した実力者らしい言葉を残した。
浦和がもしACLで優勝したら槙野にお祝いをするか、と問われ「クラブが僕にお休みをくれたらね(笑)神戸から東京まで電車で来るのは、そんなに遠くないからね」と語り、会場を後にした。
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