韓国外相 核兵器廃絶決議は「日本の原爆被害の広報」
国連総会の委員会で、日本が提出し賛成多数で採択された核兵器の廃絶を呼びかける決議について、棄権に回った韓国の外相は「日本の原爆の被害国としてのイメージを広報するためのものだ」と述べ韓国の立場とは相いれないとする考えを示しました。
国連総会の委員会は、10月27日、核軍縮に関して日本が提出した核兵器の廃絶を呼びかける決議案を賛成多数で採択しました。決議に際して韓国は棄権にまわり、30日開かれた韓国の国会の委員会でカン・ギョンファ外相が棄権の理由について言及しました。
この中でカン外相は「日本という特定の国の被害だけを強調し、人道的な面よりも原爆の被害国としてのイメージを広報するためのものだからだ」と述べ、決議の内容が韓国の立場とは相いれないとする考えを示しました。
韓国政府としては、過去の歴史問題をめぐって日本政府の取り組みが不十分だとする韓国の世論に配慮したものと見られます。
この中でカン外相は「日本という特定の国の被害だけを強調し、人道的な面よりも原爆の被害国としてのイメージを広報するためのものだからだ」と述べ、決議の内容が韓国の立場とは相いれないとする考えを示しました。
韓国政府としては、過去の歴史問題をめぐって日本政府の取り組みが不十分だとする韓国の世論に配慮したものと見られます。
韓国外相 核兵器廃絶決議は「日本の原爆被害の広報」
国連総会の委員会で、日本が提出し賛成多数で採択された核兵器の廃絶を呼びかける決議について、棄権に回った韓国の外相は「日本の原爆の被害国としてのイメージを広報するためのものだ」と述べ韓国の立場とは相いれないとする考えを示しました。
国連総会の委員会は、10月27日、核軍縮に関して日本が提出した核兵器の廃絶を呼びかける決議案を賛成多数で採択しました。決議に際して韓国は棄権にまわり、30日開かれた韓国の国会の委員会でカン・ギョンファ外相が棄権の理由について言及しました。
この中でカン外相は「日本という特定の国の被害だけを強調し、人道的な面よりも原爆の被害国としてのイメージを広報するためのものだからだ」と述べ、決議の内容が韓国の立場とは相いれないとする考えを示しました。
韓国政府としては、過去の歴史問題をめぐって日本政府の取り組みが不十分だとする韓国の世論に配慮したものと見られます。