【10月30日 AFP】デンマークで、自作潜水艇の取材をしていたスウェーデン人女性ジャーナリスト、キム・ウォール(Kim Wall)さんが、コペンハーゲン(Copenhagen)近海で切断遺体となって発見された事件で、潜水艇を製造した発明家の男が、ウォールさんの遺体を切断した容疑を認めた。デンマーク警察が30日、発表した。

 デンマーク人のピーター・マッセン(Peter Madsen)容疑者は当初の事情聴取では、ウォールさんの遺体切断を否認。ウォールさんの頭部に潜水艇の重いハッチが当たったことによる事故死だったと供述していた。しかし警察の声明によると、同容疑者は前言を翻し、ウォールさんは潜水艇に乗り込んだ際に一酸化炭素中毒で死亡したと話しているという。(c)AFP