こんにちは、画家のみやもです。
香取さんがアーティストの顔も持っているのは、テレビを持っていないぼくでも知ってるほど有名な話です。
しかし、今まではジャニーズ事務所のしがらみか何なのか、彼の作品を観れる機会はほんのわずかしかありませんでした。
ミュージアム・オブ・トゥギャザーという企画展で香取慎吾さんの作品が生で鑑賞できる
そんな香取さんの作品が表参道で行われている「ミュージアム・オブ・トゥギャザー」という企画展で生で鑑賞できるのです。
先日は、このアート展に安倍首相も来られてたみたい。
ぼくもイチ画家として香取さんの作品をぜひ生で鑑賞したいと思い、ミュージアム・オブ・トゥギャザーに行ってきました。
すると、平日の昼間だというのにもう長蛇の列。
ちなみに並んでるのは全員女性で、なぜか男はぼくしか並んでませんでした。100人近く並んでたと思うんですけどね。。
香取慎吾さんの作品に嫉妬した
今回のアート展では香取さんの作品が2つ展示されています。
その1つが、こちらの「火のトリ」という作品。
そして、こちらが「イソゲバマダマニアウ」という作品。
どちらの作品も色鮮やかで香取さんの人間性が伝わってきます。
躍動感に溢れていて、生命力を感じる作品。
どちらも素敵ですが、ぼくは火のトリにもう目を奪われました。
この作品は香取さんが精神が爆発しそうなくらい辛い時に描いたモノなんだそうです。
爆発していますね。この作品は頭がオーバーヒートしたときに描き始めました。
描くまでの心の状態は爆発しそうに辛くて、でも描き始めるとその感情を払拭するように華やかな色合いが出てきて、だんだんと心が落ち着いていくんです。
マイナスをプラスに変えようと、熱く燃える炎が「火のトリ」になっていく。
引用元:アート展内で配布されているパンフレットより
国民的アイドルとして、常に周りを元気づける立場で居続けるというのはその人にしか分からない孤独があることをお察しします。
しかし、その辛さをアートに真っ直ぐぶつけることで物凄い情念のこもった作品に仕上がっているとぼくは感じました。
これだけ色味が鮮やかな作品にも関わらず、どこか哀愁がある。
それは香取さんの抱えてる孤独が作品を通して滲み出ているからだと思うのです。
こんな感情を揺さぶられる作品を描けるなんてイチ画家のはしくれとして嫉妬しました。
本当に素晴らしい作品だと悔しさを覚えます。
ぼくもこんなもの凄いエネルギーに溢れた作品を描きたいという衝動に駆られます。
かなり個人的な感情を書いてしまいましたが、香取さんの作品はとても素晴らしいので表参道まで行ける方はぜひ一度生で観てみたらいいなと。
ミュージアム・オブ・トゥギャザーでは22人のアーティストの作品が鑑賞できます!
今回のアート展ではもちろん香取さんの作品だけでなく、計22人の様々なアーティストの作品が鑑賞できるのです。
ぼくが特に気に入ったいくつかの作品を写真で紹介します。
このようにオリジナリティがあってアクの強い作品ばかりでとても面白かったです。
香取さん作品だけでなく、他のアーティストの作品もぜひ鑑賞して頂きたい。
ミュージアム・オブ・トゥギャザーは明日(2017年10月 31日)までの開催です。
行きたい人はお急ぎを。
香取さんをはじめ、様々なアーティストの作品を観れてぼくは刺激を受けました。
他人の作品を観るのは大事ですね。
それでは今日はこのへんで。
わっしょい!
【ミュージアム・オブ・トゥギャザー】
時間:11:00〜20:00
場所:スパイラルガーデン(スパイラル1F)
東京都港区南青山5-6-23
東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線「表参道駅」B1出口前もしくはB3出口
より渋谷方向へ1分。
入場費:無料