フューチャー・クライム――サイバー犯罪からの完全防衛マニュアル 単行本 – 2016/2/8

著者はロサンジェルスの警察官であったが、ふとしたことからサイバー犯罪の専門家となり、その後、この分野のコンサルタントとなった人物。原題の副題である“Everyone is vulnerable and what we can do about it”に云うVulnerableとはサイバー・セキュリティ分野で使われる「脆弱性」を意味し、ネット時代に生きる我々は全てサイバー・リスクに晒される脆弱性に満ちた世界に生きていることを自覚することから始まる、ということのようである。

かつてサイバー犯罪が「愉快犯」であった時代もあるが、現在は金銭や情報を奪うことを目的とした本格的な犯罪となっており、夥しい数のウィルスが日々生み出され、対応策は追い付いていない。個人がサイバー世界に保存している文書や写真もある日突然なくなることも発生し、鉄道や重要なインフラ施設がサイバー攻撃に晒されることも珍しくなくなっている。産業スパイによって重要な知的財産が盗まれ、それによって一般企業の経営や株価に大きな影響が出る、ということも起こっている。
サイバー犯罪は犯罪者側から見た場合、法律や警察が国境を越えられないのに対して、その活動には国境がなく、匿名性も高く、訴追される恐れも低い為、リスクに対して得るものが大きい。
こうしたサイバー犯罪の脅威を挙げ、見えない世界で何が起こっているのか、今後ますます技術が進化するに従い、犯罪者の攻撃も更に進化する中で、我々はそれにどう対応するのかを解説している。

サイバー犯罪に留まらず、フェイスブックやグーグルなど広告を業としているIT企業の狙いは何か、それが社会や利用者に及ぼす影響はまだ十分に知られていないのではないか、という警告も発している。
またIoTの進展により、PCやサーバを主体として来たハッキングの対象が全ての「モノ」に広がり、それらが遠隔操作される恐れがあるとすれば、一体どのようなことが起こり得るのか、驚愕の実態にも触れることが出来る。
ITやサイバー・セキュリティの関係者の参考となることは勿論のこと、一般人にとっても知らないでは済まされない世界を垣間見せてくれる貴重な一冊である。

著者はICPOの上級顧問などを務めたことのあるネット犯罪に関するオーソリティ。

「ネット犯罪の新時代の幕開けとその対処法」、と謳われているが、対処法の部分は記述が弱く（少ない）、現実に起きた事実が中心となっています。

我々が現実よりも「画面上で見ていること」を信じてしまう傾向に警鐘を鳴らし、注意喚起を図るという点において読む価値があります。

例えば無料のスマートフォンアプリをダウンロードして使用することには直接目に見えない代償を伴なっており、あなたの連絡帳や写真、位置情報などに

アクセスを許すことによって、これを掃除機のように吸い上げられ、集めた情報を編集したデータブローカーによって広告会社に売られていることを知って

いる人がどれだけいるだろうか？スマホによって様々便利になった反面、無料のサービスやアプリを提供する巨大企業によってあなたは「製品」として

売られていることに気づくべきである。

内容は面白いが訳文があまり良くない気がします（誤字も散見されます）ので星を１つ減らして４つ星とします。

以下に本書のうち気になった記載を記しておく。

・テクノロジーはいかがわしく、一方の手でものすごい贈り物をもたらしながら背後からもう一方の手でぐさりと刺す（チャールズ・パーシー・スノウ）
・国家の壁がオンラインでは崩され、好ましからざる人物がどこでも好きなところに自由に出入りできるようになっている。
・インターネットの国を飛び越す能力が警察にとっての管轄や管理の問題をもたらし、サイバー犯罪捜査が難しく効果がなくなる結果となる。
・マルウェアは「マリシャス（悪意のある）」と「ソフトウェア」の合成語
・アンチウィルスソフトはその装置を狙っている新興の脅威のうち５％しか捉えられていない
・企業に対するシステムへの侵入のうち平均して６２％が探知まで少なくても２か月かかっている（別の調査では２１０日）
・企業は盗まれた情報１件について１８８ドル近くを突き付けられる
・自己反省も思慮深い検証もなしに受け入れつつある技術に逆に痛い目にあわされる可能性が高い
・ロシアや中国のスパイがアメリカと紛争や戦闘になったときに備えて電力網が途絶できるようにアメリカの電力網の地図を作った（と言われている）
・ハッカー用ＤＢのひとつshodanは発電所や風力発電機といった重要インフラをハッキングできる技術や知識のハードルを大きく下げている
・有名なハッカー御用達サイト、the pirate bay
・人民解放軍６１３９８部隊は上海市の浦東新区大同路にあり広さ１２０００㎡、１２階のビルにあり世界中を相手にハッキングを行っている
・中国によるハッキングの試みはこの国に人類史上最大の富の移転をもたらしている。
・世界中のサイバー攻撃のうち４１％は中国発
・テクノロジーの進歩は病的な犯罪者の手にある斧のようなものだ（アインシュタイン）
・ペイシャンツライクミー（病気の人のお悩み相談サイト）の情報をテレビの視聴率で知られるニールセンが盗んだ
・グーグルが無料でメールを使わせるのは利用者からデータを得るため
・グーグルはあなたをプロファイリングし、カテゴリーに入れ、広告業者やデータマイニング業者に売る
・グーグルのストリートビュー車両は地図用の写真だけでなく、家庭や事業所にあるコンピュータからパスワードやメール写真など利用者の個人情報をくすねていた
・フェイスブックは「いいね」ボタン等によりウェブの利用者を自社が追跡できるような仕組みを生み出した
・アップルの人工知能siriに何かの問い合わせをするたびにその声を少なくとも２年同社によって分析され蓄積される
・dictionary.comはコンピュータがサイトを訪れるごとにそのコンピュータに２３４個の追跡ファイルを埋め込んでいた
・グーグルの主張「人は自発的に第三者に委ねた情報について正当なプライバシーの期待はできない」⇒Ｇメール宛に送ったメールのプライバシーの権利は放棄したことになる
・ほとんど全てのインターネット企業はあなたに不利に作用する過酷なポリシーを持っている
・グーグルドライブにアップロードされたファイルは自動的に所有権をグーグルに認めることになる
・あなたの携帯にあるすべてのデータを所有する機会こそグーグルがアンドロイドを開発して無料で放出した理由である
・人の個人データをまとめて支配することによって人を換金すれば無料は立派なビジネスモデルになる
・開拓時代の西部のようにあなたの情報を第三者の情報商人から保護する規制はほとんどない
・グーグルはあなたの情報が盗まれ、濫用される可能性を大きくしている
・ロシアの会社がgirls around meというアプリを生み出した（ボタンを押すだけで近くにいる女性の顔と位置が表示される）
・アクシオムというデータブローカーは消費者プロフィールを金融大手に販売している。人に１３桁のコードを割り振り、その人の行動と人口動態学的データに基づいて７０のクラスターの1つに入れる。
・今日のデータ監視社会はアル・ゴアが「ストーカー経済」と呼んだものを構成する
・フェイスブックは人を換金してとことん一方的なtosの結果として可能な限りに漏らしている山のような情報から直接的に利益を得ている
・ok cupidは利用者が提供した回答を何十というデータブローカーに送っている
・デジタル世界の根本的無理解から我々は自分のデジタル行動の長期的な影響を理解できていない
・国民のプライバシーを保護する唯一の方法は政府にそもそも情報を収集させないことだ
・私たちが巨大データブローカーの顧客でなく製品であることの問題点は私たちが自分のデータを把握しておらず自分の運命を掌握していないことだ
・データがあるところに金がある
・生産し保存されるデータが多いほど、喜んでそれを使う犯罪組織が増える
・フェイスブックは毎日６０万件以上のアカウントが危険にさらされていることを認めている
・中国の人民解放軍につながる組織がグーグルのパスワード管理システムのソースコードを盗んだ（中国はグーグル登録者のパスワードを覗ける）
・ファイアシープというファイアフォックスのプラグインは同じネットワークにいる他人のフェイスブックの投稿をダウンロードして乗っ取りアカウントを奪う
・合衆国では年間５０万人の子供が身元情報搾取の被害にあっている。子供は大人の５１倍も被害者になりやすい（信用履歴が白紙）
・my ex.com（元カレ元カノドットコム）は振られた側が元の交際相手の写真をひとまとめにしてシェアできるようにしている（７００ページにわたる裸の男女の写真がり不平の言葉が添えられる）
・モバイル電話は史上最も有数の不用心な装置なので簡単に追跡できるし簡単に盗聴できる（エフゲニー・モロゾフ）
・携帯はポケットのなかの泥棒、私たちの活動や位置を絶えず知らせる標識として機能する
・マカフィー社は４００万個の携帯電話マルウェアを特定していて前年比６１４％増加だった。
・携帯電話用マルウェアのうち９９％はアンドロイドOSを狙っている
・アンドロイド利用者が最新版のOSに更新すればセキュリティの脅威のうち７７％はほぼ消える（グーグルと提供企業がセキュリティー用アップデートを利用者レベルで広く入手できるようにしていないからだ）
・犯罪者が設営する携帯式携帯電話中継アンテナは産業スパイに役立つ（ターゲットは企業、空港、商談会等）
・米軍部隊がアパッチヘリの前での自撮り写真をフェイスブックにアップロードしたことにより、反乱軍は新配備のヘリを４機破壊した。
・レビューサイトのうち２５％はまったくのねつ造。
・ツイッターで４０００人のフォロワーは５ドルでできる。
・フェイスブックで１０万人のファンはソーシャルメディアコープでわずか１５００ドルで買える
・消費者の信用履歴のうち２５％に誤りがある。
・犯罪者は携帯電話マルウェアを使って携帯電話のすべての機能を支配することのできる「ルートキット」をインストールすることができる
・ロシア大統領であるプーチンは「見えない軍勢」を使って自分の有利になるコメントを１日に４万本も生み出しているといわれる
・プログラムを書くというノウハウを持っている人は先手を打てるので明瞭に有利
・技術的に面倒なことを他人にやってもらおうとする無知な大衆のための世界の形成を知っている人々が担っている
・ハードブリードは史上最大の脆弱性であり、秘密暗号鍵が突然他人が知りうるものとなったことを意味する
・画面が増えるほど問題が増える
・クライムウェアは犯罪行為を行うソフトウェアで脅迫（スケア）ウェア、身代金（ランサム）ウェアとも呼ばれる
・犯罪者集団はサイバー犯罪部門を設けて儲けが大きくリスクが低い利益を稼ごうとしている
・サイバー犯罪は国境がなく匿名性が高く、訴追リスクは１０００分の１パーセント未満かもしれない
・テクノロジーは犯罪を効率的にするので犯罪者はいつもテクノ製品のアーリーアダプターである。メキシコでの誘拐相手の調査にスマホが使われた例など。
・娼婦はairbnbで密会場所にアパートの部屋を賃借りする（娼婦は学生か観光客を装っている）
・資金洗浄にはウェスタンユニオンの口座が使われることが多い。
・システムに侵入するのは易しいが小切手を換金するかが難しい
・アウトローは絶えず適応し改革して障害を克服し市場の最新の要求を満たそうとしている。
・サイバー犯罪者は活動は小さくてもそれを大衆に対して何度も行うだけで巨大な利益を収穫できることを学習している
・マイクロ窃盗の大半は自動化できて反復可能で安定した収入の流れを生み、捕まるリスクも下がる
・フラッシュロブは見知らぬ人々が犯罪のために集まる
・シルクロード（というサイト）は悪と薬のイーベイ呼ばれる
・シルクロードはジ・オニオン・ルータ（ＴＯＲ）という専用の暗号と攪乱ソフトによってできる何枚もの秘密のベールの向こうに隠れている
・シルクロードで認められる支払形態はビットコインだけ
・ＴＯＲには独自のドメイン名があり、.onionで終わる
・シルクロードのアドレスはsilkroadvb5piz3r.onion
・ＴＯＲのソフトはwww.torproject.orgで無料でダウンロードできる
・ディープウェブとはパスワードで保護されていたり有料の壁の向こうにあったりアクセスに専用のソフトが必要だったりで検索エンジンが索引をつけられないネット上の情報資源のことをいう
・ダークウェブ初の分散型検索エンジンgrams
・デジタル地下世界では、スコポラミン（自由意思が奪われる、攻撃的に無力化される薬品、被害者を制圧し記憶を消す、悪魔の息）の粉末もある
・世界中のカードの不正使用で毎年１１０億ドル以上が失われている
・合衆国は最大の被害国で世界中のカード不正の４７％を占める
・ダークコインはビットコインの後ろ暗い親戚で１コイン７５セントから７ドル近くまで跳ね上がった。
・マルウェア配布回路の１６％はアマゾンクラウンドに収容されている。
・アマゾンのクラウドサービスを賃借すればほとどの無線ＬＡＮの暗号キーはわずか６分で破ることができる（賃借料は１．６８ドル）
・ブガットはリンクトインの利用者数千万人に「アカウントを更新してください」というフィッシングメールを送るのに使われた。
・ブガットのトロイの木馬は相手のブラウザに４秒もかからずにマルウェアをインストールし次に銀行口座にログインしたときに金融情報を盗み出すのを待っている
・どのコンピュータ攻撃もまずシステムに侵入してマルウェアに感染させるところから始まる
・ＡＰＴは標的調査と高度な隠密性を組み合わせて使い数か月から数年にわたって狙ったコンピュータの指揮統制権を維持するもので利用が増えている
・消費者向けアンチウィルスソフトがＡＰＴを探知する可能性はゼロだ
・コンピュータがひどく遅くなった場合は進行中のサイバー攻撃にそれとは知らずに参加させられている可能性がある
・クリプトロッカーは被害者のコンピュータを全て暗号化してしまうトロイの木馬。２５万人、３０００万ドルの被害。
・オーストラリアではサメに音響発信タグをつけ、サメが海岸から８００メートル以内に近づけば海岸の受信機に電子信号を送る
・ＲＦＩＤは実質的にセキュリティ・暗号化・プライバシープロトコルを備えていない
・携帯ＲＦＩＤリーダーであなたの財布やポケットにある会社のカードに問い合わせすべてを持ち去ることができる
・電気代が尋常でなく高い顧客は室内でマリファナを栽培している可能性がある
・携帯電話の充電器によってウィルスに感染することがある（ジュースジャッキング）
・空港やホテル、ショッピングモールなどの公共設備で充電する場合は注意すべし
・中国製の消費者用商品にも注意
・組み込み電子機器は平均すると新車価格の５０％を占める（ハイブリッド車は８０％）
・自動運転車は「テロリストが爆薬を積み込み特定の目的地を狙う破壊的装置」として使える
・ＬＩＦＸという省エネスマート電球は照明に差し込まれると自宅のｗｉｆｉルータのパスワードを漏らしている
・コピー機にはほとんど全てコピーあるいはスキャンされた書類を全て保存するハードディスクが内蔵されている（リース、リユースでデータが流出しやすい）
・インターネット接続の室温調節器が図らずも内部のネットワークにバックドアを作って中国にあるアドレスと通信を行っていることが発見された
・眼鏡をかけている人は誰でもサイボーグだ（エフゲニー・モロゾフ）
・サイボーグ・・・サイバネティクス・オーガニズム
・グーグルグラスにＧＰＳ機能があるということは「犯罪株式会社」が使用者の正確な位置、ＡＴＭで暗証番号を入れているときなどを知ることができるということでもある
・生体認証は新しいシステムが実際にセキュリティのしっかりした形で実装されていないと成り立たない。絵に描いた餅になる。
・pitt pattは顔照合や社会保障番号に合致させるＤＡＲＰＡが提供する資金での研究事業として始まった
・name tag アプリなどの顔認識アプリは目の前の人物の顔をスキャンしてそれを公開されているネット上の記録数百万件と照合してその人の名前やＳＮＳのプロフィールなどの詳細情報を返してくる
・グーグルグラスはＡＲとして周囲の物理的対象の上に広告を置くことができる
・アマゾンはロボットに巨大な倉庫を巡行させ、商品をとってきては人間の梱包担当者に渡し、発送のロボットに渡す
・irobot社（ルンバ掃除機の）のパックポットは即席爆発装置を探知し処理するのを助ける
・ＵＡＶは合衆国本土で飛んでいるのが見られる
・消費者用ロボットの市場は産業用ロボの７倍の速さで伸びている
・アイロボットはお掃除用ロボや殺人ロボを作っている
・エドワードスノーデンはテレプレゼンスロボットを使ってＴＥＤ２０１４でプレゼンを行った。ロシアにある安全な秘密の場所から。
・ＡＰ通信などは何万本という記事をを自動的に書くロボットやアルゴリズムを使いつつある
・倫理のない人間はこの世に放たれた野獣である
・ＷＡＳＰ・・・ワイヤレス地域監視プラットフォーム（６０００ドルで作成可能）
・犯罪株式会社は刑務所に武器や麻薬を持ち込むのに飛行ロボを採用している
・空軍は敵地に侵入して撮影録音攻撃ができるロボット蜂の存在を明らかにした
・犯罪株式会社は軍事技術だったものをなんでも採用している
・３Ｄプリントは２０１８年までに世界中で年１０００億ドルの知的財産の損害をもたらすと予測している
・超高頻度の取引は計算と自動化された推論を手順に沿ってすすめ、市場の揺れに反応し、機械的に読めるニュースを解析して利益を最大限に押し上げる
（以上Ｐ４４４までのまとめ）

ありとあらゆるものがインターネットに接続される、いわゆるIoTの時代に向けて読んでおきたい1冊。
・ネットは大変便利だが、ネットに接続されることによる相応のリスクも知っておきましょう。
・完璧なセキュリティを持ったプログラムやサービスを作るのは不可能なので、もっと柔軟で親切なセキュリティの仕組みを作りましょう。
という主張の本。

個人的に「セキュリティの機能がうまく設計されていないと、人は単純にそれを使わなくなる」というフレーズがお気に入り。
どんなに高性能でも、表示されるメッセージが専門的すぎたり操作が複雑だと、使える人は限られちゃうでしょうね…
もっと直感的で感覚的に利用出来る設計が必要で、例えば人間の免疫系の仕組みがヒントになるんじゃないか、と著者は説きます。

内容はとても面白くすばらしいのですが、本書にはしおりになる紐が付いてない、それだけちょっと残念でした。

　技術の進歩は、目覚ましい。今日は、2016年５月22日であるが、全国17都府県のATM、約1400台で今月15日、偽造クレジットカードとみられるカードが一斉に使用され、総額約１４億４０００万円が不正に引き出される事件が話題になっていた。
この本は、これから先進国、後進国に限らず、ネット、スマホによるネットワークで起こるだろうと思われる犯罪について考察が述べられている。それに加え、近未来のネットワーク社会、IoT、人工知能と刺激的な話題が豊富に盛り込まれている。
　ITの専門家向けの本ではないが、一般の読者から専門家まで、読んで楽しめる。ページ数も600程度あり、とにかく、紙面一杯にいろいろ盛り込まれている。

今や空気や水のように、欠かせないものとなったサイバーテクノロジー。
そのマイナス面について、豊富な事例を幅広く紹介しています。
いずれの事例も、どこかで一度は読んだり聞いたりしたことがあるものでしたが、
網羅的にまとまっている1冊でした。

こうやってアマゾンにレビューを書くことも、自分が思ってもいないリスクがある、かもしれない。
勉強になりました。

Amazonでこれを見てる人は全員読むべき内容です。

ネットへの接し方が確実に変わります。