オバマ前米大統領、地元で陪審員に?

2017.10.30 Mon posted at 10:53 JST

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(CNN) 8年間にわたり米大統領としての職務を全うしたバラク・オバマ氏だが、今度は別の形で市民の義務を果たすことになるかもしれない。それは、陪審員だ。

CNNの系列局WLSによれば、イリノイ州クック郡のティモシー・エバンズ裁判長は郡政委員会に対し、オバマ前大統領を来月イリノイ州に招集したことを伝えた。

WLSによれば、オバマ氏は陪審員の役目を果たすつもりだという。CNNは郡裁判長とオバマ氏の代理人に連絡を取ったが返事は得られなかった。

オバマ氏は首都ワシントンで生活しているが、自宅は依然としてイリノイ州シカゴに構えている。ハーバード・ロー・スクールで学位を取り、法律について教えた経験を持ち、大統領職を8年務めたオバマ氏は、陪審員候補としてはかなり適切といえそうだ。

陪審員候補としての通知を受け取った大統領経験者はオバマ氏だけではない。

2015年には、ジョージ・W・ブッシュ元大統領もダラスの裁判所に招集された。陪審員には選出されなかったものの、プロセスには参加し、他の候補者と写真を撮影もした。

クック郡の陪審員は1日当たり17.20ドル(約1950円)の手当てを受け取る。

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