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道北の稚内市で鹿が増えすぎて住宅街を平然と歩いています。
まるで奈良の鹿公園のようです。
鹿は見た目は可愛いですが害獣なんです。
稚内の街の中に鹿が
稚内市では、市街地にエゾシカが頻繁に出没し堂々と街の中を歩いています。
北海道でもなかなか見れない光景です。
市街地に出没するエゾシカに対して、猟銃を使えないため今まで手をこまねいていましたが、明日から麻酔薬を仕込んだ「吹き矢」で捕獲を実施するそうです。
稚内市は5月に猟銃による「緊急捕獲」を3年半ぶりに実施しましたが、鳥獣保護法で市街地での猟銃の使用は原則禁止されいるため、緊急捕獲後も相変わらず市街地ではエゾシカのふん害や食害が目立っていました。
でも「吹き矢」で捕獲なんて初めて聞きました。
吹き矢での捕獲方法
吹き矢での駆除は、吹き手がエゾシカに対し5メートル以内に近づき、麻酔注射を打ち込んで眠らせて捕獲するそうです。
まるで、アフリカのサバンナの狩人のようですね。
根室管内羅臼町では実績があるそうですが、稚内市では初めての試みです。
麻酔薬で捕獲したエゾシカは食用にできないため処分されます。
なんか「処分」するというのもかわいそうな気がしますが。( ̄▽ ̄;)
北海道では鹿の被害が深刻的
前にも何度か書きましたが、北海道の道には「鹿に注意」「動物飛び出し注意」などど書かれた看板が、山の中の道のいたる所にあります。
その鹿と自動車が衝突する事故は後を絶ちません。
さらに、鹿は畑を荒らす、糞を撒き散らすなど「害獣」として扱われています。
アライグマも出没するらしく、稚内市のHPには
「アライグマを目撃したら、農作物等に被害を受けたら・・・・」
という注意欄まであります。
さすがにアライグマは動物王国の北海道ならではですね。( ͡° ͜ʖ ͡°)
最後まで読んでいただきありがとうございます。
北海道にはついに雪が降りました。