【無料】Googleの商品調査ツール「Shopping Insights」の使い方を解説
- 栗木彩乃
- 2017年10月30日
- ニュース
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株式会社ベーシック
ferret ライター
前職は千葉県にあるリサイクル関連の企業で法人営業とホームページの管理を担当。中小企業での経験を活かして、現場視点の記事を書いていきます。
Twitter:@kuriki_biz
世界で現在どのような商品がヒットしているのか知りたいと考えたことはありませんか?
特にネットショップ担当者の場合、iPhoneやNintendo Switchのようなヒット商品の動向をチェックすることで、自社で仕入れる商品の参考にもなるでしょう。
ですが、調べたい商品ごとに販売動向調査を依頼したり、有料のデータ分析
ツール
を使うと費用がかさんでしまいます。
そんな方は、 Google が提供している無料の調査 ツール 「Shopping Insights」を利用してみてはいかがでしょうか。
今回は Google が提供している調査 ツール 「Shopping Insights」の使い方を解説します。
Shopping Insights(ショッピングインサイト)とは

「Shopping Insights」とは、 Google が提供している無料の商品検索動向調査 ツール です。
7,000以上の商品の検索データを元に、アメリカ国内の商品の検索動向を確認できます。
どの地域で多く検索されているかを視覚化した
ヒートマップ
とともに、検索数や検索を行っている人のデータはグラフで表示されます。
また、データはCSVやJPEGなどの画像データとしてダウンロードできるので会議資料としても活用できるでしょう。
なお、現在提供されているShopping Insightsは英語のみ対応しているβ版であり、今後仕様や対象地域が変化する可能性もあるので注意してください。
Shopping Insightsの使い方

(1)特集記事:季節のイベントに合わせて発生する購買の変化などの特集
(2)人気商品:多く検索されており、人気があると推測できる商品
(3)トレンドの商品:急激に検索数が増えるなど、トレンドとなりつつある商品
Shopping Insightsの トップページ では、特集記事やトレンドの商品など、現在注目すべき商品の情報がダイジェストとして表示されています。まずはこちらの見方から解説していきましょう。
(1) 特集記事を確認する
特集記事を確認するには「FEATURED STORIES」のタブをクリックします。
上記のように、特定の商品にフォーカスした記事が一覧で表示されます。
ここでは、画面左上に表示されている「Most Popular Halloween Costumes(もっとも人気のあるハロウィン衣装)」を見てみましょう。
特集記事では上記のように記事の内容に合わせたShopping Insightsのデータが表示されます。
こちらのグラフをみると、コミックのキャラクターであり、2017年に映画化もされた「ワンダーウーマン」の衣装がユニコーンやハーレイ・クイン、ピエロのコスチュームを抜いて、もっとも検索されていることがわかります。
冒頭には簡単な説明文も加えられているので、そちらも合わせて参考にしてみてください。
(2)人気商品を確認する
特に多く検索されている人気商品を確認する際には「TOP PRODUCTS」のタブをクリックします。確認する年月を変更したい場合は、年月の表記にある「◀︎▶︎」の部分をクリックして操作してください。
「TOP PRODUCTS」では人気の商品が一覧で表示されます。
また、商品名の横には先月に比べて人気が上昇したのか下落したのか矢印で表記されています。商品名をクリックすると、以下のように詳細な商品情報画面に移動します。
(3)トレンドの商品を確認する
トレンドの商品を確認する場合、「TRENDING PRODUCTS」のタブをクリックしてください。以下のように、上昇傾向にある商品と下落傾向にある商品をそれぞれ確認できます。
実際に、画面右上の「mother's day gifts(母の日のギフト)」をクリックして詳細を見てみましょう。
上記のようにアメリカで5月にある「母の日」に合わせて、検索ボリュームが上昇し、6月にかけて下落しているのがわかります。
こういった季節に合わせの需要の変化や、新発売の商品の人気どうこうをつかむのに利用してみるといいでしょう。
Shopping Insightsで特定の商品を調査しよう
Shopping Insightsでは特定の商品の情報を調査できます。商品の詳細情報の見方まで詳しく説明していきましょう。
1.商品の名前を入力する
画面中央の検索ボックスから調べたい商品の名前を入力します。
Shopping Insightsで確認できる場合商品名が表示されるので、エンターキーを押してください。以下のように商品の詳細画面が表示されました。
2.期間・ デバイス ・表示方法を変更する
2-1.期間を設定する
画面右下の日付をクリックす流と上記のようにメニューが表示されます。
一番上の入力画面から「調べたい年月の最初の日to調べたい年月の最後の日」を自由に入力するか、選択肢の中から選んでクリックしましょう。
クリスマスや母の日といったイベントに合わせた期間も選択肢の中には含まれています。
2-2.データを抽出する デバイス を変更する
パソコンの形をしたアイコンをクリックすると、上記のようにデータを抽出する端末が表示されます。例えば、スマートフォン ユーザー だけの情報を見たい場合は「Mobile」をクリックしましょう。
2-3.表示方法を変更する
棒グラフのアイコンをクリックすると、上記のように「Volume」と「Interest」という2つの選択肢が表示されます。
「Volume」では検索ボリューム量に合わせて都市が色付けされるのに対して、「Interest」では平均値から見てより多くの検索を行っている都市に色付けがされます。
特に商品名を多く検索している都市を調べたい場合はInterestを使って調べるようにしましょう。
3.トップ都市を確認する
「Volume」に表示設定を行っておくと、特に検索ボリュームの多い都市が地図上に表示されます。
また、地図上のポイントにマウスをあてると、以下の通り、人気の程度が表示されます。
この場合、もっともソニーのウォークマンを検索しているのはニューヨークであり、次にロサンゼルス、シカゴと続いているのがわかるでしょう。
4.検索ボリュームの推移を確認する
ヒートマップ
の下に表示されているグラフからは、時系列ごとの検索ボリュームの変化を確認することができます。
また、画像のようにグラフの左下にある「▶︎」の再生ボタンをクリックすると検索ボリュームの推移とそれに合わせた
ヒートマップ
が自動で変化します。
商品のトレンドの移り変わりが一目でわかるので、どの地域から商品が流行して行ったのかのチェックに活用して見てください。
5.検索を行った ユーザー のデータを確認する
どういった ユーザー がその商品を検索したのか知りたい場合「View Demographic」というボタンをクリックしましょう。
上記のように、検索を行った ユーザー のデータが表示されます。
【確認できるデータ】
・年齢階層別のボリューム
・平均年齢
・性別
・世帯所得別のボリューム
・世帯所得の中央値
・世帯主か扶養者か
商品ごとの購買傾向を調査するのに参考にしてみてください。
6.データをダウンロードする
データをダウンロードする際は、画面右上のボタンをクリックしましょう。
以下のようにダウンロードできるデータが表示されます。
TimeLime:時系列ごとの検索ボリュームの変化を示したグラフをPNG形式でダウンロード
Device Comparison:検索した
ユーザー
利用している
デバイス
を示した円グラフをPNG形式でダウンロード
CS
V Data:時系列ごとの検索ボリュームの変化を数値として記載した
CS
Vファイルをダウンロード
上記のように3つのデータがダウンロードできるので、必要に応じてダウンロードしましょう。
まとめ
Google Shopping Insightsでは、人気の商品やトレンドの商品をチェックできるだけでなく、特定の商品を指定して調査も行えます。
商品名の検索ボリュームの推移や検索している人物の性別や年収といった情報まで取得できるので、ネットショップの方は販売計画や仕入れ数の参考になるでしょう。
ただし、Shopping Insightsで調べられる対象地域は2017年10月26日現在、アメリカに限られます。日本に先駆けてアメリカで販売される商品をチェックしたり、今後日本でも流行するかもしれない商品を調査したりといった戦略の参考にしてみるといいでしょう。
















