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海外で全く通じない10の代表的な和製英語

 2017/09/12 TOEIC 海外旅行 英単語
この記事は約 7 分で読めます。 14,906 Views

私たちが普段使っているカタカナ語の中には

英語っぽく聞こえますが、

実は海外では通じない和製英語がたくさんあります。

 

カタカナ語の中でも例えば

manager「管理者」をマネージャーと

カタカナ表記する場合は、

単に外国語を日本語読みに置き換えて

カタカナで表記しているだけなので、

発音を気にするだけで大丈夫です。

 

ところが、

和製英語は英語の単語をもとに

英語らしく作った言葉。

英語に存在しない言葉が多いので

残念ながら英会話で使うことができません。

 

この記事では、意外と知られていない

和製英語の単語を10個紹介しますので

是非英語の学習にお役立て下さい。

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サラリーマン


まず、和製英語として有名な

サラリーマン。

Salary manを直訳すると

「賃金男」という意味になってしまい、

海外の方には残念ながら、伝わりません。

 

サラリーマンを英語で言いたい場合、

office worker“もしくは”businessman“と言いましょう。

 

businessmanは「実業家」などの意味もありますが、

広義で「(一般の)会社員」の意味でも使われることがあるので

知っておくといいでしょう。

 

アルバイト


先ほどに続いて、仕事関係の和製英語です。

アルバイトは英語ではなくドイツ語に由来する言葉のArbeit

 

「仕事」という基礎的な意味を持っていますが、

英語のworkとは違い、work「労働」という意味以外にも

job「仕事」、task「務め」、duty「責務」などの

ニュアンスを広く含むのがこのArbeitです。

英語ではpart-time jobもしくはtemporary worker

と表現した方が良いでしょう。

 

ちなみに、part-timeの反対はfull-time

カタカナ語で言うところの「フルタイム」の意味とは違い、

非正規雇用に対して、「正規雇用」を示すことが多いので

注意しましょう。

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フリーター

フリーターは会社に縛られず、

まさにフリーに生きているというニュアンスが伝わりそうですが、

海外の方にはフリーターという表現では

残念ながら、伝わりません。

その働き方が規則的ではなく固定的でない働き方から

casual workerと呼ばれることがあります。

勤務時間が不規則で、雇用期間も特に定まっていない上では

「フリー」でもよさそうですが、

「カジュアル」なのですね。

ちなみにcasual worker

日本語の「日雇い労働者」の意味も持ちますので

併せて知っておくといいでしょう。

ノートパソコン


ノートの小さく、持ち歩けるパソコンという意味ですが、

海外では使いません。海外の方には残念ながら、伝わりません。

ノートパソコンを英語で言いたい場合、

noteではなく「laptop (computer)」と言いましょう。

ちなみにこの「lap」とは、膝のことです。

膝の上でできるパソコンだから「laptop 」です。

こちらの単語はTOEICに頻繁に出てきます。

知っておくといいでしょう。

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コンセント


これは勘違いする人が多い和製英語です。

コンセントと言うと海外の方には

残念ながら、伝わりません。

 

コンセントを英語で言いたい場合、

アメリカ英語の「office 」と言いましょう。

または、イギリス英語の「socket」でもいいです。

なぜコンセントというのかはいくつか説があるのですが、

concentric(plug)が由来とされています。

consent(コンセント)には「一致」や「同意」という

異なった意味なので注意しましょう。

伝えるのに自信がない時には

wall outletというと伝わりやすいでしょう。

 

ダンボール


ダンボールは日本語で「段ボール」とも書きますね。

これも海外の方には残念ながら、伝わりません。
ダンボールを英語で言いたい場合、

cardboard box」と言いましょう。
語源は「段」になった「ボール紙」だから

ダンボールと言うようになりました。
「ボール紙」とは、

藁パルプで作った板紙の事で、

英語で「板」を表す「board」が訛って

「ボール」となったといいます。

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ホッチキス


ホッチキスも外国人に言っても理解してもらえません言葉の一つです。

おそらくホッチキスといったところで、「Hot kiss」と空耳されることでしょう。

こちらはもともと、アメリカのホチキス製造会社のE.H.Hotchkissの製品を

日本の会社が「ホチキス」という商品名で販売したことから由来します。

 

ちょうど、アメリカ英語でティッシュを表す、Kleenexと同じく、

商品名が通称になったのですね。

 

ホッチキスを英語で言いたい場合、「stapler」と言いましょう。

TOEICにたまに登場します。

事務用品を表す英語表現「office supplies

と合わせて忘れないように覚えておきましょう。

 

ウインカー

ウインカーも海外の方には

残念ながら、伝わりません。

 

車のウインカーを英語で

表現したい時は

turn signal」と言いましょう。

 

もしくは、「blinker」でも通じます。

blinker」はどちらかというと

ウインカーに近い音なので、

こちらを覚えるといいかもしれませんね。

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ガソリンスタンド

 

ガソリンスタンドも和製英語です。

私も海外に住んでいるときに、

gasoline standと発音をかなり意識して

一生懸命伝えたのですが、

全く通じず途方にくれたものでした。

 

hotdog stand(ホットドッグ店)のように

standは「売る店」なので

gasoline standという具合に

和製英語は生まれたのですが、

 

ガソリンスタンドは

アメリカ英語ではgas 

outletイギリス英語ではpetrol station

とそれぞれ言います。

 

キーホルダー

最後に、英語っぽく聞こえる和製英語に

key holder(キーホルダー)」があります。

 

観光地のお土産コーナーでも

よく売っていますね。

 

実はこのkey holderという表現、

「鍵を入れる物」だと思われてしまいます。

 

英語で「キーホルダー」は

key chainkey ringなどと

表すので注意が必要です。

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まとめ

今回は海外で全く通じない

10つの代表的な和製英語を紹介しましたが、

いかがだったでしょうか?

 

知っているものもあったかとは思いますが、

別の言い方なども整理しておくと

より表現力が豊かになりますよ。

 

本日紹介したような

表現を音読しながら、

英語を上達する方法を

まとめましたので、

興味がある方は

こちらで無料授業も受けてみてくださいね。

>>>無料動画で他の表現も見る<<<

 

 

海外で全く通じない意外な和製英語たくさんありますね。

すでに知っているもの、

知らなかったもの色々あると思いますが、

参考にしていただけたら幸いです。

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ライター紹介 ライター一覧

加藤 なおし

加藤 なおし

塾や予備校で中学生や高校生に7年間英語を教えた後、
独立してインターネット塾「加藤塾」を運営。
amazonで英語学習法1位を記録した
「脳が勝手に記憶するユダヤ式英語勉強法」
の作者。

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