水っぽいカボチャの見分け方と、おいしく食べられるレシピを紹介します!
秋になると食べたくなるのが、さつまいもとカボチャ!
実は、カボチャは夏野菜なのですが、保存がきくことやハロウィンのイメージ、冬至に食べられることなどから、秋~冬においしく食べられる野菜として定着しているようです。 たまに、「調理してみたら水っぽかった!」なんていうことがありますよね。
今回は、そんな水っぽいカボチャを避けるための上手な選び方と、水っぽいものに当たってしまったときでもおいしく食べるためのお助けレシピをご紹介します。
水っぽいカボチャとホクホクのカボチャの見分け方
カボチャが水っぽいのは、完熟していなかったり、収穫後まもない場合。
十分に熟したカボチャを選ぶためのポイントをご紹介します。
■カット済みで売られているカボチャの場合
スーパーなどでは、半分や1/4にカットされて販売しているものがあります。この場合は、中身が見えるので、次の点をよく見て選びましょう。
・ | 緑色の皮部分と黄色い身の境界がくっきりしていること。 (にじんでいるものは水っぽい可能性が高い) |
・ | 種がふっくらとしていること。 (種が十分に膨らんでいないものは、熟していないため水っぽいことが多い) |
■1個まるごと売られているカボチャの場合
カット済みタイプのように中身が見えないため、表面の皮の様子を見て判断します。
切ってみたときにスパッと切れるカボチャも水っぽいことが多いです。
・ | 皮が硬くてツヤがなく、乾燥していること。 (逆に皮にツヤがあるものは熟していないため水っぽい) |
・ | ヘタの部分が乾燥してコルク状になっていること。 (ヘタが乾燥していないものは熟していないため水っぽい) |
それでも、水っぽいカボチャに当たってしまったら…?
「気をつけて選んだのに、水っぽかった…」
そんな場合もがっかりしないで!次にご紹介するレシピでおいしく食べましょう。
【水っぽいカボチャをホクホクに茹でる方法】
弱火で長時間茹でることで水分をしっかり飛ばしていきます。
1. | カボチャは3~4cm大に切る。 |
2. | 切ったカボチャを、皮を下にして鍋に敷き詰める。 |
3. | 鍋に水を1.5cm深さほど入れる。 |
4. | 蓋をして茹でる。最初は中火、沸騰後は弱火で約10分。途中で水がなくなった場合は足す。 |
5. | 10分後に蓋を取り、水が5mm以上ある場合は少し水を捨てる。 |
6. | 超弱火にし、鍋に残った水分を10~12分かけてゆっくり飛ばす。焦げやすいので、時々鍋を軽く揺するかしゃもじなどでかぼちゃを動かす。 |
7. | 火を消したら、鍋に入れたまましばらく置いておく。こうすることで、さらに水分が飛んでホクホクのかぼちゃに! |
水っぽいカボチャでおいしく作れるスープのレシピ
出典:cookpad
カボチャの水っぽさを逆手に取って、おいしいスープにしてみましょう。
【材料】4人分
・ | カボチャ…小さめの一玉 |
・ | 人参…半分 |
・ | 玉ねぎ…一個 |
・ | 豆乳または牛乳…お好みの量 |
【作り方】
1. | 玉ねぎを千切りにする。 |
2. | カボチャの皮の汚いところ、固そうなところを切り落としてから、一口サイズに切る。 |
3. | にんじんもカボチャと同じくらいの大きさに切る。 |
4. | 厚手の鍋に油を引き玉ねぎをよく炒める。油がまわったら蓋をして、焦げないように時々様子を見る。 |
5. | 玉ねぎがクタクタになったらカボチャと人参を入れて、さっと炒めて蓋をする。火は弱火のまま。 |
6. | 焦げないように時々かきまぜる。 |
7. | カボチャと人参が柔らかくなったら、火を止めてバーミックスなどで滑らかになるまで攪拌する。 |
8. | 弱火にかけながら、豆乳(牛乳)を好みの滑らかさになるまで加える。塩で味を整えて、沸騰する前に火を止める。 |