選手会加入支配下選手の平均年俸、昨年から114万円増の3826万円

2017年5月1日16時11分  スポーツ報知
  • 今季の球団別平均年俸

 日本プロ野球選手会は1日、選手会加入の支配下選手734人(3月31日現在)の今季の年俸調査結果(外国人選手、出来高払いは除く)を発表した。

 全選手の平均年俸は昨年から114万円増の3826万円。昨年から税抜き金額での調査を行っており、税込み金額と混在していた2011年(3931万円)を実質的に上回り、1980年の調査開始以来、最高額となった。

 球団別では、ソフトバンクが前年比53万円増の7013万円で、初めて1位になった昨年に続いて2年連続トップ。巨人は同256万円増の6043万円で昨年に続き2位だった。

 12位は6年連続でDeNA(2600万円)、25年ぶりにリーグ優勝した広島は同344万円減の2767万円で11位。好成績で年俸増の選手がいる一方で、球界最高年俸6億円(推定)の黒田博樹投手(42)が引退した影響で平均額がダウンしたと見られる。

 年俸1億円以上の選手は昨年より8人増えて72人。高額年俸の選手は増えたが、500万円未満の選手も18人増えて62人と上下の“格差”は広がっている。

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