こんにちは!カズです!
今回のテーマは、『【後輩教育に悩んでいるあなたへ】 ~後輩教育をやめてみたら?~』ということで書いてみます。
僕が入社して間もない頃、お客さん先に常駐して仕事していました。自分の会社からは僕とちょっとヤバ目の先輩のみ。
僕の関わる案件は、当然、炎上プロジェクト!その先輩は技術力は半端ないが、すぐにケンカする。相手が他社だろうが、お客さんであろうが御構い無し。お客さんが判断に悩んでいると、
『何を悩んでるんすか?人、物、金どれ?はい、おしまい!』
おい、先輩よ。質問して「おしまい!」はないでしょうよ…。とにかくユニークな先輩でした。(笑)きっと今後の記事にも登場してくることでしょう…。
◎ 稼働状況
炎上プロジェクトであるため、残業はヤバいことになってくる。毎日、8時半出社で帰るのは深夜タクシーとなり、会社的にも注意が入り始める。10年以上前の話なので、今程、残業に対して厳しくないものの、いい加減なんとかしなさい。となる訳です。
僕も注意されるが、なによりも先輩がターゲットになった。
上司:残業多過ぎだよ。
先輩:終わらないんだから、しかたないでしょ?
上司:カズくんだって多過ぎでしょ?ちゃんと指示出してるのか?
先輩:出してますよ!なぁ?
僕:まぁ、はい。。
上司:どんな指示を出してるんだ?
先輩:センター構築しておいて!って!
※住宅系の仕事で言えば、この家作っておいて!ってくらいのイメージです。
上司:・・・。
僕:(先輩よ。それは、世の中で丸投げって言うんですよ。。)
と、まあ、上司は何にも言えずに、話し合いは終わりました。
◎ 先輩の教育方針
この会話の後、先輩とこの事について話をする機会があったので、聞いてみました。
僕: こんな若造に丸投げして、不安じゃないんですか?
先輩:不安なんかないよ!
僕:なんで?
※ちなみにこの先輩にはちょいちょいタメ口が入ります。
理由は、いつかの機会に紹介します(笑)
先輩:なんかあったら、なんとかするから。
僕:マジっすか?
先輩:だからお前の好きなようにやれよ!ケツは拭くから!
僕:了解!好きにやります!
それ以降、好き勝手にやらせてもらいました!ここでは紹介できないようなトラブルもいっぱい起こして、めちゃくちゃに上司に怒られたこともありました。しかし、先輩が起こることはなかったです。
この教育方針ってなかなか出来ないですよね?だって1年目の後輩にすべてを託して、失敗したら自分が責任を取るって、そんな覚悟を持ってる人ってどれくらいいますかね?少なくても、僕には出来ないです。
でも、このおかげで自分で考えるようになりました。確かに手取り足取り教えてくれれば、間違わずに出来るし、間違ってもすぐに教えてくれるので大きなトラブルにはならない。
ですが、考えることをやめるでしょう。なぜなら考えるの先輩の仕事で、自分は実行するだけとなるからです。それでは成長は遅くなる。いろんな知識やスキルを先輩から盗む。その武器を持って戦う。負けることもあるかもしれませんが、戦いに挑む。その強さを先輩から学びました。
◎まとめ
先輩社員に伝えたいこと。それは、『後輩に任せる!』ってことです。『丸投げ』はよくないイメージがありますが、『丸投げ』をすることってすごい勇気だと思います。そしてすごい労働力がかかるのだと思います。
後輩の前を歩いて障害物をどかしてあげることよりも、後輩が歩く姿を後ろから見守ること
これがもっとも大切なことなのではないでしょうか?
ただし、失敗のケツはちゃんと持ってあげましょうね!そうしないと、ただの丸投げになってしまうので。(笑)
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