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銀行大リストラの時代。加えて士業のリストラも必要だ

日経新聞ネット版によると3メガ銀行が3.2万人に上がる業務量の削減を目指すという。

「伝統的な商業銀行モデルはもはや構造不況化している。非連続的な変革が必要だ」と三菱東京UFJ銀行の三毛頭取は語る。

コンビニエンスストアの普及・インターネット技術の発展・ビックデータの活用なので伝統的銀行業務は大きく変わっている。

米国の大手銀行の進めるリストラに較べるとまだまだ日本の銀行のリストラなど可愛いというべきだろう。

だが技術革新で変わらなければいけないのは銀行だけではない。

ペーパーワークに携わる多くの仕事に削減の余地は多いと思う。

例えば確定申告のやり方だ。情報技術と個人番号制度を組み合わせると確定申告は飛躍的に簡単になる。

北欧では「記入済申告制度」という確定申告制度が普及している。

これは国税当局が雇用主や利子・配当支払い者が提供する個人の所得データを個人番号を利用することで、個人毎の集計し、「記入済」の確定申告書(案)を個人に送ってくるというものだ。受け取った個人は修正箇所があれば修正し、修正箇所がなければそのまま確定申告するという仕組みだ。

確定申告だけはなく我々の周りには、お役所関係のペーパーワークが多い。

最近では見かけなくなったが、以前は自動車運転免許センターの近くに「代書屋」が店を連ね、タイプ打ちで免許書申請用紙を作成していた。手書きの申請で問題はないはずだが、人はタイプ打ちを有難がるためこのような商売が成り立っていたのだろう。

現在では自動車の名義変更や不動産抵当権の解除など簡単な行政手続・登記手続は行政書士や司法書士の力を借りなくても自分でできることが増えている。しかし多少面倒なので「士業」に頼る人がまだまだ多い。

私はこれらの申請もITの力や個人番号制度の利用でもっと簡単に誰でもできる時代が来ると確信している。

そうなると社会的に不必要になるのは、銀行員だけなく士業の連中も同じである。

消費者一人一人が「出来ることは自分でやってみる」「窓口に出向かずインターネットで処理できるものは処理する」ということを徹底するとこの流れを加速することができるだろう。

そこで捻出される時間とお金を有効に使うことで我々はもっと豊かに暮らすことができるのである。

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